この記事の分析、基本的には賛成です。特に「何かが変わった経験も、多分ない」という下りは、確かにそうだろうなあと思います。回りで「投票行っても変わらない」という声を聞くたびに「変わったことを経験したことがないんだなあ」という思いが常によぎりますから。ある意味、幸せかつ不満のない生活を送られてるのでしょうが、運が悪いとその不利益をモロに受けてしまうこともあるわけで・・・、そうなってやっと気づくということもあるわけです。
じゃなくても、冷静に自分の生活振り返ってみると、病院の窓口で支払うお金がやたら増えたなあ〜とか、何となく感じてる方もおられるでしょう。何となく感じてる程度だから、やはり幸せなんでしょうが、年金生活で病院通いのお年寄りには切実です。
これなどは選挙に行かなかったことで変わった(悪くなった)ことですね、おそらく。
消費税。仮に年収手取り500万としましょう。我が家なんぞ貯蓄に回ることはほとんどありませんから、文字通り消費されることになるわけで、支払ってる消費税はおおざっぱに25万円です。いきなり年間25万円の税負担増ですから、これは大いなる変化です(やはり悪い方の)。
ましてや、消費税導入時は福祉目的だったはずなのに、現状どうもそうじゃないみたい。
これも選挙に行かなかったことで変わった(悪くなった)ことですね、おそらく。
こう考えると、「選挙行っても変わらない」ではなくて「選挙行かないと悪くなる」ようですよ。
そもそも「選挙行って変えよう」としていないのですから「変わらない」のは必然といえば必然。ましてやここ最近の動きを見てると、金ふんだくられるだけでは済まない〜まことに住みにくいような世の中作りがされているようで、このまま信任されればますますエスカレートすることは間違いないでしょう(悪い方に)。
「選挙に行って変える」ということは、とりもなおさず(現与党以外に投票する)ということです。
えっ?どこも似たり寄ったりって?
少しばかり各党の政策主張を覗いてみてください。
反戦選挙プロジェクト
そしてとにかく少しでも「マシ」と思われる「ベツ」なところに投票しましょう。
「変えなければ」「変わりません」。