2004年07月11日

ナベツネはこの国の縮図

巨人の渡邊オーナーの発言が(いつものように)物議をかもしています。
いつものことで、選挙前にそんな場合じゃないよ・・・と思う反面、常々このプロ野球機構あるいはその中心人物である「ナベツネじいさん」の存在・発言が、この国の政治ひいては社会の縮図を見る思いがあって、その不愉快度も増幅されるわけです。

このあたりは・・・
What's New & Occasional Diary
での記事に、「プロ野球=自民党=読売新聞」的なるもの
としてアップされています。まさにその通りとうなずくことしきり。

また、スポーツを知らない権力者にスポーツが支配される不幸(玉木正之氏コラム)
という興味深い記事。
(まがりなりにも)ジャーナリズムである新聞社のトップたる発言としては常々驚くべきものありますが、このコラムのタイトル「スポーツ」を「ジャーナリズム」と読み替えてもそのまま当てはまります。

しかし、ここでひとつの疑問が生じる。はたして渡邉恒雄氏は、日本のプロ野球界(スポーツ界)で、それほどまでに畏怖しなければならないほどの「権力」を、ほんとうに有しているのだろうか?

 そして、ポスト工業化社会である先進諸国が、スポーツをふくむ文化産業の発展に力を注ぎ、それを経済発展と雇用問題の核とも考えていることを思うと、日本で最も人気のある野球という文化を私物化し、その発展を妨げ、自社の利益のみを追求している渡邉恒雄氏は、日本スポーツ界の癌という以上に、「亡国の徒」ともいえるのである。
 もっとも、スポーツという文化に、それほどまでの価値のあることに気づいていない人物がまだまだ多い日本社会が、渡邉恒雄氏の言動を、おもしろおかしいものとして容認していることこそ問題というべきなのだろうが。


引用したこの文章も色々示唆に富んでいます。スポーツ(プロ野球)の話なのだろうけれど、それだけにとどまらない。「ジミントー」だとか「政治」だとか「アメリカ」だとかそんなキーワードがちらちらします。

それに関連して、
OONOさんのブログ これでいいのか?での記事

社風?6/21

まあ、好意的に解釈すれば、社長と論説委員のものの考え方が極めて似通っている意思疎通の優れた会社と言えるのでしょう。ついでに言うと、我が家にいらっしゃる読売関係者の方の、こちらの断りすら許さないような一方的なしゃべりも、この社長の談話や論説委員氏に通じるものがあります。グループ全体の意思統一が優れていると言えるのかもしれません。

まさしく「おもしろおかしいもの」として容認している弊害が、スポーツのみならず、最大部数誇る(中身は別として)大新聞社の論説(ひいては世論形成)に影響していることを思うと、やはり大いに問題。巨人ファンの方にはちょっとまじめに考えて欲しいです。まあ体制に擦り寄ることで心の安寧を求める方が多くいらっしゃることは認識していますが。
しかしこういう「右よりな人」の発言失言に、どうしてこんなにもこの日本の世論は寛容なんでしょうね。同じように「左よりな人」がこんな発言(ありえなさそうですが)したらとことん叩かれること必至、タダじゃ済まなさそうですが。

「プロ野球(巨人)=自民党=読売新聞」的なるものへの嫌悪として、またそれへの対抗勢力への期待の象徴としてうちの妻さんの記事
「頑張れ阪神タイガース」
みたいな意見が出てくるのかなあと思うのですが、深読みですか?(笑)
球団中唯一、読売巨人軍と「軍」が付くっていうのも無関係ではないのかな。
posted by PPFV at 01:47| Comment(4) | TrackBack(3) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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