2004年07月19日

北御門二郎さん訃報

訃報:北御門二郎さん 91歳 死去=トルストイ翻訳家(毎日新聞)

熊本県水上村在住の農業者/トルストイ翻訳家/反戦思想家である北御門二郎さんがなくなられました。ご冥福をお祈りします。

絶対非暴力を貫かれた生き方を尊敬します。

北御門さんご家族のサイト
「幸せな生き方」をされてきたことがうかがえます。

そして、北御門さん訳初の文庫「文読む月日/トルストイ」

そして反戦の意思を持つものにとってより現実味を帯びてきた
兵役拒否(青弓社ライブラリー)佐々木陽子編著

北御門さんの著書「ある徴兵拒否者の歩み」の紹介文にこう書かれています。

この本を15年ぶりに復刊するにあたり、特に若い人たちに読んでいただきたく筆を執りました。
もう今から60年前になります。すぐる太平洋戦争の折り、国を挙げて戦争に熱するさなか、私はやむにやまれぬ気持ちで戦争を「否(いや)」といい、「人を殺すくらいなら殺される方を選ぼう」と徴兵を拒否しました。トルストイにめぐり逢ってのことです。
きっと軍法会議にかけられて、銃殺刑か縛り首になろうと死を覚悟していた私は、幸か不幸か、狂人として扱われ、生き長らえました。
「人は何のために生きるのでしょうか」
そのことは人間一生のそして永遠の問題ですが、少なくとも、人は人を殺すために生まれてきたのではないはずです。
どうか、若い皆さんをはじめ、この本を読んでいただける読者の皆さんが、私の体験と思いをつづったこの一冊に、生きていく上での何かを感じていただけるならば、どんなに嬉しいことでしょう。
posted by PPFV at 02:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

参院選の争点(のはず)だったこと

参院選沖縄選挙区は唯一野党連合によって野党が勝利しましたが、沖縄タイムスの政策対決(1)〜(10)として特集が組まれていました。素人の私でも両者の政策の違いが良くわかるとてもわかりやすい解説です。沖縄に限った争点ではありません。全国基本的に共通する争点だったはずです。
「何となく安心だから・・」とか「色々しがらみがあって・・」とか「他党はイメージ悪い・・」とかで「自民党(あるいは与党)にいれた」っていう方は特にご一読お勧めします。

沖縄タイムス参議院選挙特集

政策対決
(1) 経済・自立に向けて
(2) 雇用対策・失業率改善へ
(3) 憲法・改正は是か非か
(4) 安全保障・自衛隊の派遣
(5) 基地・負担軽減と跡利用
(6) 15年問題・海上ヘリ基地建設
(7) 自治・分権に向けて
(8) 教育・教基法改正
(9) 福祉・安心の年金へ
(10) 北朝鮮・問題の解決法
両候補の政策総括
posted by PPFV at 01:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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