先の田中氏の記事に関して町山氏が批判(付いているコメントもまあ辛辣というか)、それに対して数学屋のメガネさんが反論されています。的確な読解力と冷静な反論に感心しておりました。
断っておきますが私はマイケル・ムーア氏に対して批判的ではありませんし、むしろ応援しております。本も買って読んでるし・・。
私が当初この記事を目に留め、田中氏の分析に「ふむ」と思ったのは、この一連のムーア氏の活躍に不自然なものを感じていたからです。普通なら何らかの圧力あってもおかしくないよなあと。ちょっとうまく行き過ぎていると。
思えばアメリカにおける政局に大きな変化をもたらすような大スクープだとか、戦争の発端になった事件が嘘だったとか(最近もあったけど)、それがアメリカのジャーナリズムの健全性を象徴しているようにも見えるのですが、どうも事が終わった後(もしくは用済みになりつつある時)っていうのが多くないですか、昔から。
誠に論理的ではないですが、何となく経験上(^^;;
で、田中氏の記事にも説得力感じましたし、数学屋のメガネさんの記事にも納得した次第。