2004年07月24日

選択肢のなさ

私が住むところに限らず、いわゆる地方と呼ばれているところの商店街はもう何年も前からほぼ壊滅的状況です。代わりにあるのは広大な駐車場を備えたショッピングモールと呼ばれる大規模店舗。
私が住むところも20km圏内に10店舗近くはあるのではないでしょうか。それも新しく出来ては消え、そして新しく出来る。新しい店が出来ると期待もします。でも、結局どの店舗も大して代わり映えしない。そう、どこも一緒なのです。選択肢がない。商店街には、色んなこだわりを持った専門店があったものです。

そんなことを考えていると、2大政党制のことに思い至りました。結局、同じ構図なんじゃないかと。一見華やかだけれども私たちにとって何の選択肢でもない。
確かに、護憲か改憲かの単純な二者択一ではない、確かに強硬改憲派と穏健改憲派(と言っていいのかな)の違いはあります。しかし、本質的に財界寄りの保守2大政党ということに変わりはなく、そのどちらを選ぶかに、国民にとってどれほどの意味があるんだろうかと思ってしまいます。2大政党制による政権交代など、国民にとって何の意味もなく、財界にとっても『良い意味で』何の意味もないのですね。

2大政党制の危険 ビル・トッテン
posted by PPFV at 23:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする