すでにエントリーもいくつかありました。What's New & Occasional DiaryさんとM.H.SquareさんにTBさせていただきました。
米軍、現場検証なしに機体撤去作業始める ヘリ墜落(朝日新聞)
What's New & Occasional Diary
こんなフザケたことがいつまで続くのか―米軍ヘリ墜落事故
M.H.Square.
米軍ヘリ沖縄国際大学墜落事件:これは有事法制発動のシミュレーションだ
このような理不尽なことが沖縄ではもう何度となく繰り返されてきました。
大学のキャンパスでさえもこのような危険にさらされていることはもちろん大きな問題です。
そしてそれに追い討ちをかけるごとく、そのことに対して何もできない警察、何もやらない政府。
まさに治外法権そのもの。
子どもの「愛国心教育」などに熱心になる前に、アメリカの言われるがまま、なすがままという
「平和ボケ」ならぬ「植民地ボケ」とでも言えそうな、政府自らの「非愛国的」態度を改めるべきでしょう。
「知ろうともしない」 首相視察を望む 県内から厳しい批判(琉球新報)
首相の事故対応・危機感も情熱もないのか (琉球新報社説)
常々、「危機管理」を声高に叫びながら、一歩間違えれば大惨事という事態に、この無反応ぶりです。
政府の考える「危機管理」というものがいかに空疎なもの(あるいは偽物)であるかを如実に物語るものだと思います。
今回の出来事をはじめとして、弱者を切り捨てる数々の政策や、決して国民の方を向いていないこのような姿勢を
しっかり見つめた上で、この国の良識そして力量を考える必要があります。
国民の権利を著しく制限した有事関連7法案、改憲、そして武力の使用が許されたとき、武力はどのように使われるのでしょうか。
武力をもって「国民の命を守る」「平和が守られる」などということは、当分この国ではあり得ない。
それは、こういう出来事の積み重ねによって得られた私なりの今現在の結論です。