http://yaplog.jp/ume-chiki/archive/131#BlogEntryExtend
国立のマンション訴訟逆転判決のニュース、景観保護などという観点のかけらもない。ましてや個人の景観権など夢のまた夢、松下隆一氏が言い出した「環境権」も陽の目を見るまで30年近くもかかってしまった。
「景観」なんぞは「この国の文化」とは関係ないらしい。どこの都市も似たようなビル群ばかり、田舎は大型のショッピングセンターとパチンコ店ばかり、商店街は暗くひっそり・・・まったくそれは見事にワンパターンな日本の風景だ。
古い町並みを頑なに残した地方が今やはるかに元気があるというのも皮肉なものだ。
一方で、こんな記事
「フィアット500保護法」成立間近!?(レスポンス)
http://response.jp/issue/2004/1028/article65097_1.html
車にさえ文化を見出す姿勢とも思える記事、法制化して守ろうというのだ。確かに生活に密着した車も今や景観を形作る大切な要素でもある。
「文化」だけをとっても今やこの有様だ(昔はすばらしい文化があったことを前提で言っている)。
そんな国を愛せといわれても困るのだ。「内なる愛国心」をもって苦言を呈している。
はたまた、一方で
MH.Squareさんでのエントリー〜恥を知らない人たち
http://www.officemh.com/archives/000166.html
香田さんの実家や市役所に中傷の電話・メール 邦人人質(朝日新聞)
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20041028/K0002803090015.html
やはりというか、まったくもって幼稚で卑屈な嫌がらせの話には事欠かない。これもひとつの「文化喪失」がなせる業か。