2004年12月31日

紅白歌合戦でちょっとびっくり

紅白歌合戦、いつもは見ないのですが、何気なく見ていたら「さだまさし」氏登場。「遙かなるクリスマス」なる歌、聴いているうちにその歌詞にちょっとびっくりしました。
間接的な表現ながら明らかに「自衛隊イラク派兵」「ブッシュ政権への追従姿勢」を批判する内容で、NHKが出演(曲の変更などを求めなかった?)を認めた真意をちょっと測りかねています。さだまさし氏のことはあまり存じ上げませんが今後の成り行きにちょっと注目です。
ひとまずは、本年は皆様お世話になりました。どうぞ良いお年を。

(参考)
JBOOK商品詳細:書籍:遥かなるクリスマス
http://www.jbook.co.jp/product.asp?product=2532955
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2004年12月29日

[転載]反戦ビラ配り判決 手放し賞賛するな

ブログ「虎視牛歩」さんhttp://blog.livedoor.jp/devlin/で紹介されていたエントリーです。
非常に重要な問題だと思いましたので全文転載させていただきます。
こちら元記事↓
http://blog.livedoor.jp/devlin/archives/11333912.html

《これより転載》
No. 1395 # 平井克彦 2004/12/25 (土) 15:47:37
以下の文章は救援連絡センターの機関紙『救援』2005年1月号の連載コラム「ガサシリーズ - 心がまえ」の原稿として入稿したもの。控訴されたため、重要性に鑑み、ここにも掲載します(こちらには参考ページつき)。この記事を広く転載して下さるよう希望します。
== == == == == ==
反戦ビラ配り判決 手放し賞賛するな
== == == == == ==
自衛隊イラク派遣反対ビラ配布をめぐる立川テント村メンバーに対する刑事裁判は無罪、やれやれである。高く評価するむきがとても多いけれども、それほど賞賛されるべきだろうか。判決を読む限り、確かに被告側に対しよく配慮されている部分も読みとれ、弁護士の内田雅敏さんのコメント「裁判所は良識、勇気で応えた」も伝えられた。しかし果たしてそう言い切れるのか。
弁護側弁論要旨によれば「ビラ投函に伴うポストまでの平穏な立入行為が住居侵入罪とされた例は、戦後ない」。これは憲法学者の奥平康弘さんの証言から来ている。つまりこれまでビラ配布でポストまで平穏に立ち入ったことで住居侵入で起訴された例は皆無、商業的宣伝ビラの配布を含めビラ配布で起訴された例は一度もなかった、ということだ。警察が住居侵入で令状逮捕し、検察が起訴したこと自体、これまでの一線を踏み越えている。ちなみに防衛庁が自衛隊員募集の宣伝ビラを戸別配布した例も弁護側は述べた。
さて、判決理由の「被告人らの各立ち入り行為は住居侵入罪の構成要件に該当」するとした認定はどうなるのか。ここで商業的宣伝ビラの配布を含め、ビラ配布一般がすべて住居侵入に該当すると認定したことになる。判決理由の「ビラの投函自体は、憲法二一条一項の保障する政治的表現活動の一態様であり、民主主義社会の根幹を成す」を逆から読めば、それ以外の目的のビラ配布による逮捕・起訴を容認したにひとしい。この判断もこれまでの一線を踏み越えている。
従って、判決は、社会通念として認められている戸別ビラ配布一般を許容すべきだったのである。だから判決はやはり弁護側が主張する公訴棄却にすべきだったのではないか。「(公訴棄却は)公訴の提起自体が職務犯罪を横成するような極限的なものに限られる」などという屁理屈を到底認めることはできない。
なぜか。これからの弾圧手法として、ビラ配布した事実だけで住居侵入容疑の逮捕・接見禁止・長期勾留・起訴する道を開いたからだ。「検察官の職務犯罪を構成するような極限的な訴追裁量権の逸脱」さえなければ起訴してよろしい、とする判決理由は強く糾弾されるべきだ。控訴審ではこのあたりをさらに補強してくる可能性もあるから、注意を喚起しておきたい(この稿は無条件転載可)。
ガサ子ちゃん倶楽部
平井克彦
《転載ここまで》
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2004年12月28日

葛飾ビラ配布不当逮捕の続報

葛飾ビラ配布不当逮捕に関する続報です。残念ながら他のメディアでは続報を見つけることはできませんでした。ご存知の方ご教示ください。

即時釈放、不起訴を 葛飾ビラ弾圧 支援団体が宣伝(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2004-12-28/15_02.html

立川ビラ弾圧救援会が声明
 声明は、東京地裁八王子支部が、表現の自由は「民主主義の根幹」にかかわるもので、手厚く保障されなければならないとの見地から無罪判決を言い渡した矢先の事件だと指摘。「今回の弾圧は、日本共産党に対する弾圧というにとどまらず、裁判所の判断すら無視した、自由な社会と民主主義に対する警察の攻撃」として、「東京地検は、警察の暴走を抑制し、公訴の提起を行うな」と求めています。


まさしく「民主主義の根幹にかかわること」「自由な社会と民主主義に対する警察の攻撃(挑戦)」との指摘に共感します。思想信条の違いを超え反対の声を上げなければと思います。

前回の反戦ビラ弾圧の件もからめていくつか情報を拾ってみました。

日本ジャーナリスト会議 声明・アピール
http://www.jcj.gr.jp/statemnt.htm

我々のチラシ撒きの自由のために 亀有警察署へ抗議を(Alternative Mailing Lists's Archiveより)
http://www1.jca.apc.org/aml/200412/42345.html

反戦ビラ弾圧救援会・福岡
http://tokyo.cool.ne.jp/kunitachi/kyouiku/tento.htm
↓こちらでは「自衛隊官舎にテント村が配布したビラ」の画像を見ることができます。
http://www.okidentt.com/tento/tentomura.html
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2004年12月27日

「茶色の朝」は刻々と近づいている

「茶色の朝」が結構大手を振って近づいています。

住居侵入容疑:共産党のビラ配り逮捕 東京・葛飾(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20041226k0000m040075000c.html
共産党のビラ配り、住居侵入の疑いで逮捕 東京・葛飾(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1226/001.html
共産党支援者がビラ配り、住居侵入で逮捕 東京・葛飾(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/041225/sha052.htm
マンション内でビラ配布、57歳男を逮捕(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041225ic24.htm

▼CLick for Anti War 最新メモ
http://d.hatena.ne.jp/claw/comment?date=20041226
こちらでも言及されていますが、まさしくマスコミの有様は惨憺たる状況です。先の反戦ビラ判決における「憲法に照らして問題あり」との見解などほとんど無視しているとしか思えません。もっとも批判をよそに検察は「控訴」してますから、私たちから見ればはなはだ頼りない「司法」もやはり彼らにとっては鬱陶しいものらしい。三権分立ならぬ実質「立法+行政」「司法」の二権分立、権力監視の砦でもある「司法」を無力化するためにあらゆる手段に出ているとも取れます。また世論はその事態に気づかない(もしくは気づいていながら気づかないふり?)、今度はあなたの番です。
単純に考えて、「ビラを配る」という行為が逮捕につながるという出来事そのものが異常な事態なのです。
「だから言わんこっちゃない」などという無意味なことは言いたくもない。マスコミについて言えば、かつて、ことが終わってしまったあとで「過去のあやまちが云々・・・」などという言葉で反省もしてきました。ところが、今、十分予想できかつ回避できうることに対して十分な手立てが打てないのは「反省」が本物でなかったからなのでしょうか。
逮捕の経緯は下記に詳しい。

ビラ配布の男性を不当逮捕 「官舎無罪判決」直後に 東京・葛飾 立ち会い認めず家宅捜索(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-12-25/15_01.html

逮捕の経過として特に注目すべきは以下の部分ですね。通報したのはどなたでしょうか?

 Aさんは「都議会報告」や「区議団だより」などを七階建てマンションに配布中、部屋から出てきた男に「何をまいているのか、迷惑だからやめろ」と呼び止められました。「正当な政治活動ですが、あなたが入れてほしくないのなら、入れませんので何号室ですか」といって部屋の番号を確認しようとしたところ、男はいきなり携帯電話で警察に「PC(パトカーのこと)で来い」「ガラ(身柄のこと)はおさえた」「警備課につなげ」などと警察用語を使って連絡しました。Aさんはやってきた警察官とともに亀有署に行ったところ「住居不法侵入」容疑で逮捕されました。


支援団体 釈放、不起訴を要求(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-12-26/15_02.html

ついでに、亀有署殿、冗談はマンガの上だけにして欲しい(もっともマンガの方は多少人間的なところがあるのでそれ以下か)
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2004年12月24日

[天木直人・メディア裏読み]田原総一郎氏の聞き捨てならない発言

田原総一郎氏の聞き捨てならない発言(天木直人・マスメディアの裏を読む)
http://amaki.cocolog-nifty.com/amaki/2004/12/post.html

22日夜の筑紫哲也のニュース番組で筑紫哲也氏と田原総一郎氏、桜井よしこ氏、鳥越俊太郎氏の三人の討論があった。その中で北朝鮮の拉致問題に議題が及んだ時、田原総一郎氏が聞き捨てならない発言をした。外務省の幹部から直接に聞いた話だと、自分の情報力を誇示しながら、「横田めぐみさんの遺骨と言って渡されたものを外務省は本物と思っていた。その旨小泉首相に伝えて小泉首相もそう思っていた。だからそれが偽者と分かった時に外務官僚も小泉首相も腰を抜かさんばかりに驚いた。北朝鮮側も偽者とは思っていなかった。金正日も知らなかった。北朝鮮側も困っている。これで拉致問題は見通しが立たなくなった」などということを、興奮気味にしゃべり続けたのだ。しかも「外務省の幹部から直接聞いた」と何度も繰り返した。これに呼応するかのように桜井よしこも「私も聞いた」などとしゃべっていた。隣の鳥越俊太郎氏は自分のところにはそういう話は無かったといわんばかりに黙っていた。

これが事実とすれば日本のメディアの一部と官僚の結託による大変な背信行為が日本では行われているということだ。メディアと外務官僚が結託して世論を欺いているということだ。そもそも外務省幹部が、拉致家族や国民をさしおいて、特定のマスコミ関係者に情報を流す事自体、どんでもないことだ。それよりも、権力側の不正をチェックする立場にあるメディアの一部が、情報ほしさに裏で権力側と誼を重ねているということがこれではっきりした。テレビに出ている何人かのコメンテーターの中にも外務省幹部との付き合いを私に口にする者もいる。実務者会議から帰ってきたばかりの藪中局長が一部の記者と酒を飲みながら裏話を話していたということも聞いた。官僚は一部のメディアに意図的に情報の一部を流す。卑しい根性の御用ジャーナリストは、官僚との密接な関係を保って安易に情報を取ろうとする。こんな関係から報道がつくられては、国民はたまったものではない。


http://www.amaki.info/

23日、大平直也さん、高遠菜穂子さん、天木直人さんの講演(イラクピースキャンペーン)を聴きにいってきました。すばらしい講演でした。幸運にもそれぞれ皆さんと少しばかりですがお話しすることもできました。この件は改めてエントリーします。
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2004年12月23日

モスル米軍基地攻撃 その後記事2題

イラク北部 基地内攻撃に衝撃 米国内で軍撤退求める声も(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-12-23/01_03.html

解説 イラク米軍基地攻撃 力による押さえ込み破たん 軍事作戦で治安悪化(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-12-23/07_01.html
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仏拉致記者解放「国家の名において彼らをみんなで迎えようじゃありませんか」

「米国と一線」、仏政府は安堵 拉致の2記者解放(朝日新聞)
http://www.asahi.com/international/update/1222/005.html

ラファラン首相の発言「国家の名において彼らをみんなで迎えようじゃありませんか」

仏首相、身代金否定 イラクの仏記者解放で(朝日新聞)
http://www.asahi.com/international/update/1223/003.html

シラク大統領の発言「政府関係者、国内外の宗教関係者、国民にお礼を言いたい。2人は表現の自由のために命を危険にさらした。フランスはあらゆる形のテロと対決し、人権と自由を守る」

「自己責任」なんて言葉はどこにも聞こえてこない。

以下、読売産経はあっさりとした扱い。

イラクで人質の仏記者解放(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041222id01.htm
フランス人記者2人を解放 イラクで8月に拉致 (産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/041222/kok003.htm
仏記者2人、4カ月ぶり解放 イラクで保護、出国へ(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/041222/kok039.htm
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2004年12月22日

[アラブの声ML]モスル米軍基地襲撃は爆薬満載の12トントラックの特攻で、米兵百人以上殺害か

モスル米軍基地襲撃は爆薬満載の12トントラックの特攻で、米兵百人以上殺害か
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/258

 21日付のイスラム・メモが報じた。

 本紙通信員が目撃者から聞いたところによると、イラク警察の制服を着た特攻戦士が運転する爆発物を満載したベンツ製12トントラックが、モスルの米軍基地の二重の障壁を突破、朝食を摂っている最中の米兵の食堂に接近した。食堂は150席以上で、他にもインターネット用のホールがある娯楽用スペースや、国際通信などの広間がある。

 イラク人やレバノン人の通訳たちは、「娯楽スペースに居た者のほかに、食堂に居たアメリカ人は160人を下ることは無い。この建物には庭が付属しており、そのため死者数が倍増した」と説明した。

 目撃者が語る事件の顛末はこうだ。トラック運転手は時速約120キロで食堂のガラスの正面から内部に突っ込み爆発、炎の海と成り完全に破壊された。激しい爆発のため、四肢が400メートル以上にまで飛び散った。複数のブルドーザーが6時間連続で瓦礫の山から遺体を引き上げた。チヌーク・ヘリが2時間近く死者を運び続けた。あるイラク人将校は、まるで小型核爆弾のようだったと語った。

 犯行声明を出したアンサール・スンナは、実行者は24歳のモスル住民で新婚1ヶ月だという。

 被害を過少に伝えたい米国防総省は、米軍とイラク国家警備隊員、請負業者を含めて、死者24人、負傷者60人以上と発表した。
http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDnews=52584
****
ロケット弾攻撃では無いようだ。

食堂で食事する米兵と、爆発後の混乱、外を警備する米兵の写真多数
http://www.alchahed.net/moss211204.htm

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/



米基地攻撃22人死亡 イラク・モスル(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20041222/mng_____kok_____001.shtml
モスルの米基地で爆発、22人死亡 自爆攻撃の可能性も(朝日新聞)
http://www.asahi.com/international/update/1221/007.html

すべては取り上げませんが、各紙同様の報道。
このアラブの声MLで紹介されている攻撃の状況を伝える写真を見る限り食堂は多くの人たちで賑わっていて(豪華に盛られた果物を見ての感慨はひとまず置いておくとして)国防総省および各紙が伝える被害状況はにわかに信じがたい。
実行者が新婚一ヶ月24歳の若者というのも何とも切ないが、一緒に犠牲になった米軍兵士もおそらく多くは市井の若者だ。
犠牲にならない者がその実情を隠そうとする。

そして、実行者である若者の結婚式にもあのような果物が供されたのだろうか・・・と少し気になったりもする。
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2004年12月21日

著作権について

先の記事につきましては、皆様、色々とコメント、アドバイスいただきまことにありがとうございます。心より感謝申し上げます。

仕事でばたばたしつつ、合間に色々考えておりました。著作権に関するご指摘はごもっともと思いつつも、何か釈然としないままウダウダと。
しかしそんなことしてても仕方がないので、まずは新聞社ほか主だったところに転載、リンクに関する見解の質問メールをお送りしました。2箇所ほど返信あり、うち天木直人氏の記事については転載OKとのことでしたので記事復活しています。
「アラブの声ML」「チェチェン情報」については転載可との明記ありますので、やはり復活しました。他、確認取れ次第順次復活する予定です。

新聞社からはまだ1箇所しか返信もらっておりませんが、転載、リンクともにご遠慮下さいとのこと、日本新聞協会編集委員会の型どおりの見解に沿ったものでまったくもって釈然としません。
他の新聞社もおそらく同じような返答かと思います。でそうなると、俄然著作権に関し興味も湧いてくるというもので、milouさんから先の記事にTBいただいたサイトはじめ、
(こちらは先に申し上げた「釈然としない思い」の原因のひとつを的確に表現されていると感じました)
「リンクに許可は不要です」
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/compedu/?%A5%EA%A5%F3%A5%AF%A4%CB%B5%F6%B2%C4%A4%CF%C9%D4%CD%D7%A4%C7%A4%B9
のようなサイトなど、非常に参考になっています。

ひとまず、新聞社の記事にかんしては、リンクという方法で書き直しつつ順次復活したいと思います。
(しかし、このリンクとて新聞社自身は「ご遠慮下さい」と言っているし・・・でもどうも返答のメール読んでいると「ホンネ」と「タテマエ」というか、何か「そんなこと聞いてくるなよ、こう答えるしかないじゃないの」みたいなニュアンスに聞こえてくるのは気のせいでしょうか)

しかし、出典を明示した転載がダメというのも腑に落ちない。引用は良いとのことですが、場合によっては原文そのままの転載よりも引用のほうが本来の記事の主旨を歪めてしまうこともあるのではないかと思うのですが・・・。

まずは、お礼かたがた、進捗のご報告です。
posted by PPFV at 02:45| Comment(2) | TrackBack(3) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月18日

当面おやすみします

先のエントリーで下記のようなコメントもらいました。
当面やめます。
目的は「すばらしい記事を紹介したい」というただそれだけだったのですが
やはり法は守らねばなりません「著作権法」といえども。

国の最高法規である「憲法」は言わずもがな。

・突っ込まれない良い方策が見つかるか
・時間に余裕ができるか
・某都知事のように居直ることができるか(爆)

すればまたアップしたいと思いますが、当分未定です。

ひとまずはこのようなところにおいでいただいた皆様には心より感謝申し上げます。

===========================================================================================

新聞社の記事からなど、他HPからの転載を多数されておられますが、転載の許可は取られていますか?。
新聞赤旗、東京新聞については、確認しましたが「無断転載不許可」と明記されています。
記事の全文を転載し、それに対するコメントは転載した文章よりも短いものも多く見られますので、著作権法に定める引用にも当たらない記事も多くみられます。
いかに正しそうな言説とて、「法」を逸脱して説かれたのでは説得力に欠けるのではないでしょうか。
Posted by るっつ at 2004年12月17日 20:50

ご指摘ごもっとも。
命がけで憲法破ると言っている某都知事もいることなので大丈夫かと思ってました(爆)
方策考えます。
それとせめて身元ぐらい明らかにしてください。ネトウヨと見分けがつかないので。
Posted by PPFV at 2004年12月17日 21:28

素早いレス有難うございます。
不快な指摘にも関わらず誠実に対処していただき、一安心です。
怒られたらどうしようかと、ヒヤヒヤものでした。
身元と言われますとメアドやHPの事でしょうか?
HPは開いていません。
メアドは例えフリーメールであっても一般に開かれた場所には書き込まないことにしております。
BBSなどにメアドを書き込むと、必ずと言っていいほど不愉快な内容のメールが舞い込みますので。
論争をするわけではなく、事実を指摘するだけならこれで構わないと思ったのですが、ご不快な思いをされたのなら申し訳ありません。
もしも私がネトウヨだとしても、著作権に反した転載方法である事実は変化しませんので、私の心情はこの件に関係ないとは思いますが。
Posted by るっつ at 2004年12月17日 22:53
posted by PPFV at 11:24| Comment(15) | TrackBack(1) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月17日

転載[アラブの声]米国車がイラクを侵略 イラク人愛国者・政治活動家が日本人に告ぐ

米国車がイラクを侵略 イラク人愛国者・政治活動家が日本人に告ぐ(アラブの声)
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/246

 著名サイト、バスラ・ネットはイラク人愛国者で政治活動家のゼイド・アーラジー氏の「日本人に告ぐ」と題する投稿文を16日に掲載した。

 日本人は多くの長所を持っている民族であることを私は知っている。これらの性質の中には、客を歓待する精神や占領に対する抵抗心などイラク人の特質とも共通のものがある。

続きを読む
posted by PPFV at 19:17| Comment(3) | TrackBack(0) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

転載[天木直人・メディア裏読み]反戦ビラ無罪判決に思う

◇◆ 反戦ビラ無罪判決に思う ◆◇
http://amaki.cocolog-nifty.com/amaki/2004/12/1217.html
 

16日、東京地裁八王子支部は、防衛庁官舎の新聞受けに反戦ビラを入れた市民団体の3被告全員に無罪の判決を言い渡した。この件について敢えて次の二点を指摘しておきたい。

 17日の朝日新聞は一面トップでこれを報じた。毎日新聞も大きくとりあげたが読売、日経などは社会面などで小さく扱い、産経に至っては報じなかった(私が見落としたのかもしれないが)。このことから明らかな事は、特定の新聞ばかりを読んでいては判断を間違うということだ。色々な新聞を読んでその違いを比較し、どちらの姿勢が正しいのか判断する力を養うべきだ。そして新聞社の方針や記者の視点、筆力を評価する眼力を持つことだ。立派な記者もいれば驚くほど拙劣な記者もいる。金を払って購読する我々読者こそ最強のメディア批評家であるべきなのだ。

 もう一つはこの判決だけで本件を終わらせてはいけないという事だ。この判決だけでは3被告が受けた精神的、肉体的、社会的苦痛が回復されたことにはならない。彼らは一ヶ月以上の捜査の末に逮捕され、さらには75日間も長期拘留された。被告の陳述によると、捜査員の捜査態度は殆ど犯罪的行為に近い。「運動を止めて立川から出て行け」と命じ、「二重人格のしたたか女」、「寄生虫」、「浮浪児」などと侮辱的言葉を吐いたという(17日朝日新聞)。このような言動が何ら問題視されずに放置されていいのか。

「主張が認められなかったのには不満がある」(宇井稔・東京地検八王子支部長)などとのんきなコメントをしている国家権力側に対し、市民側は損害賠償、名誉毀損、権力の乱用などで逆提訴し、何かにつけて市民社会を萎縮させる公安警察の捜査のあり方を問題にしなければならない。市民も攻勢に転じてよいのだ。



http://www.amaki.info/
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ビラ配り無罪判決は当然

ビラ配りの3人に無罪 逮捕「憲法に照らし疑問」 東京地裁八王子支部(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20041216/fls_____detail__030.shtml
    
至極当然な判決。喜ばしいことではあるが、「ごくあたりまえの判断」を喜ばなければならない現実があるともいえる。
「憲法に照らし疑問」などという暢気な話ではなくて、これは「憲法を無視した不当逮捕」なのだ。

■ビラ配り無罪――郵便受けの民主主義(朝日新聞/社説)
http://www.asahi.com/paper/editorial20041217.html

概ね同意するが、やはり「不当逮捕」であることへの追求の姿勢はあまり感じられないように思う。
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石原都知事〜人の発言には厳しいね

TBS社員4人を書類送検 石原都知事の名誉棄損容疑(asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/1214/038.html

普段の発言から私はてっきり「日韓合併の歴史を百%正当化するつもり」というのが彼の認識だと思っていた。
単に本心を代弁してくれただけなんじゃないか?(苦笑)
それにしても「人に厳しく己に優しい」すんばらしい政治姿勢だ。
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2004年12月16日

反戦運動に新しい風

無防備地域宣言 自治体に戦争非協力迫る 草の根反戦 新しい風(東京新聞/特報)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20041216/mng_____tokuho__000.shtml
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2004年12月14日

転載[ビルトッテンからのレター]アメリカは「金権主義」

アメリカは「金権主義」 (ビルトッテンからのレター)2004年12月13日
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/rinen/totten/ow_text.php?A=1&B=668

 ブッシュが再選された11月のアメリカ大統領選挙について、光学読み取り式投票機を使った地区では民主党員が圧倒的に多いのにブッシュ大統領(共和党)が勝利したり、実際に投票した人数の6倍以上の票をブッシュ氏が得票しているなどの奇妙な現象が起きていたという記事がいくつかのメディアに掲載された。今回の大統領選挙が2000年に引き続き不正選挙なのではという話は選挙が始まるかなり前から言われてきたことであり、ブッシュ再選が決まってからは読者の方からすぐに「明らかに不正が行われたようだがどう思うか」といったメールをいくつかいただいている。

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2004年12月13日

「当事者」でないことが冷静な判断を助ける

隣国への脅威 軍国主義の検討欠く〜独紙報道(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-12-12/02_02.html

本来なら、この国のマスコミが指摘すべきことだろう。
「当事者ではないからだ」という批判も聞こえてきそうだが、たしかに「当事者」ではない。
地方の問題には突っ込めないが中央の問題には鋭い突っ込みを見せる地方紙、一方、中央の問題には突っ込めないが地方の問題には時に鋭い突っ込みを見せる全国紙、往々にして見られる状況だが、それはいわば「当事者」ではないからだ。
「当事者」ではないからといって決して無視はできない、むしろ注意深く耳を傾けるべきなのだ。そこには冷静な判断がある。
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2004年12月11日

石原知事は「命がけで憲法破る」んだそうです

東京で細菌テロ起きたら…石原知事『命がけで憲法破る』(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20041209/mng_____sya_____011.shtml

[参考]
日本国憲法 第九十九条【憲法尊重擁護の義務】
 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
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「戦わされる側」と「戦わせる側」の対話

イラク米兵 不満爆発 国防長官 クウェートで2000人と対話(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20041209/eve_____kok_____000.shtml

不満を募らせ詰め寄る米兵の抗議に「落ち着いてくれ。私は老人だ」とは・・・。
「戦わされる側」と「戦わせる側」とのコントラストが鮮明になる象徴的な場面だ。
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2004年12月10日

転載[メタノイア]ひとりひとりのいのち、ひとりひとりの人生/佐高 信

−約2年前(2002年11月)の記事です。

ひとりひとりのいのち、ひとりひとりの人生/佐高 信(評論家) メタノイア No.160より
http://www.osaka.catholic.jp/sinapis/overseas/tokimeta/m02/m0212.html

 きょうのテーマは「ひとりひとりのいのち、ひとりひとりの人生」てすが、そのために何が必要なのか。アメリカは今、明らかに弱肉強食の政策を遂行し、一人ひとりのいのちを大事にしない。そのブッシュにもう少しちゃんとものを言え、と小泉さんに言いたい。アメリカは日本の不良債権処理を急ぐように注文をつけているが、日本はアメリカの国債を政府をはじめ、各銀行、各生命保険、各損害保険も買っている。その額は 300兆円にもなるが、売り飛ばしたら大変なことになる。昨年末、ある大手銀行が経営が苦しくなって米国債を売ろうとした。日本銀行が「いくらでも貸すから」と言ってあわてて止めた。暴力団アメリカ組への上納金みたいなものだから、売ることができない。それでも、ブッシュからいろんなことを言われたら、「日本もちゃんと協力してますよ」となぜ言えないのか。経済問題はお互いの関係なんです。アメリカから言われっぱなしということはありえない。ところが、マスコミには米国債の話が出てこない。
 小泉さんは銀行に弱い。小泉さんは「大蔵族」で育ってきて、イコール「銀行族」ですから、銀行にきわめて甘い。竹中にいろんなことを指示していますが、竹中というのはダメな人です。何にも分かっていない。権力が好きでうろちょろするだけです。政策担当者は信頼感が一番大事なんです。ある銀行の頭取は「この医者にかかってなら、死んでもしょうがないという医者がいる。竹中という人はまったく正反対で、この医者にかかってだけは死にたくないという人なんです」と言っていた。人間としての信頼感がゼロですね。私の兄貴分の高杉良さんがこういうことを言っていました。「1月1日に日本に居ないと住民税を払う必要がないが、竹中という人は8年間連続で税金逃れをやっている」と。だから、私はサンデー毎日に「これでは、野村サッチー以下である。サッチーがかわいそうに見えてくる」と書いた。サッチーが知っていたら、当然やったでしょう。知らないから捕まった。自分が痛みを逃れる人間が、他人に痛みを押しつけるとは何事かと思う。こういう人間に私は「痛みを負え」と言われたくない。

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