2005年01月31日

[天木直人・メディア裏読み]どこまで殺せば気が済むのか

天木直人メディア裏読み
どこまで殺せば気が済むのか ◆◇
http://amaki.cocolog-nifty.com/amaki/2005/01/1300521.html
iraq.jpg

 日曜日(30日)の夕暮れどき、東京へ向かう横浜駅の構内で、暇つぶしにニューズウィー
ク日本版(2月2日号)を買い求めて列車のなかでパラパラトと頁をめくった。最後のほうに
さしかかったところで手が止まった。目が釘付けになったのだ。暗闇のなかで明かりに浮か
んだ幼い女の子がしゃがみ込んで泣いている。大きな口をあけて大声で(もちろんその声
は紙面からは聞こえてこないのだが)泣いている。あたりは血だらけで、その女の子の手や
顔は血にまみれている。隣には米軍兵と思われる男のブーツが映っている。
 「突然の悪夢」と題された短い写真説明にはこう書いてある。

  1月18日、イラク北部のタルアファル。パトロール中の米兵の銃撃を受けて父親と母親
が殺され、泣き叫ぶ少女。
  その記事はこう書かれていた。
 ・・・国民議会選挙を前に緊迫度を増すイラク・・・夕暮れが近づいた時、1台の車が走っ
てきた。米兵はいつものように車内を調べるために手振りで車を停止させようとした。車が
止まらなかったため、米兵は威嚇射撃をした。車はそれでも止まらなかった。数秒後、米兵
が車に銃弾を浴びせかけた。車はそのまま交差点に突っ込んだ後、ようやく止まった。米
兵が近づくと、車内からは子供の泣き叫ぶ声が聞こえてきた。後部座席に5人の子供が乗
っており、運転していた父親と、助手席にいた母親は息絶えていた。車から連れ出された少
女は「なぜ私たちを撃ったの?武器は持っていないのに!ただ家に帰る途中だったの
に!」と泣き叫んだ・・・。

 私はもう一度写真を見つめた。少女の血まみれになった泣き顔を凝視した。涙がとどめな
く流れてきた。人目をはばからず泣いた。なぜこんなことが許されるのか。イラクの国民議
会選挙を成功させる事がこの子の涙より重要とでもいうのか。
 学生の頃、ドフトエフスキーの「罪と罰」を読んで感動した場面を思い出した。主人公のラ
スコリニコフが「幼い子の頬の涙を防ぐ事ができないなら、神なんて存在しない」と叫ぶ場
面だ。
 ブッシュのイラク占領を憎む気持ちを今ほど強く感じたことは無い。この写真をブッシュの
娘に見せてやりたい。二期目の大統領就任式の前夜、数名のボディーガードを引き連れて
一晩で40万円も使って飲み明かし、就任式に大あくびをしていたブッシュの娘に、一瞬にし
て両親を奪われ、一人ぼっちで残された幼い命の悲しさと悔しさを見せてやりたいのだ。

http://www.amaki.info/
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特別番組「NHKの再生をめざして」〜やっぱり変わるつもりないだろ

NHK、特別番組で改革説明 会長、顧問問題含め謝罪(asahi.com)
http://www.asahi.com/culture/update/0129/004.html

この番組見ましたけど、「視聴者との対話の場を大事にし・・・」だそうで、それに伴うクダラン企画案でお茶を濁すあたり、変わる意志がないこと改めて確認しました。
視聴者との対話?そんな問題ではないのです。これではまるで視聴者の理解が足りないとでも言いたげ。視聴者との対話など必要ないです。あなた方の問題なのだから。
終わり間際に橋本会長が「諸外国では受信料徴収に関して強制ではないことを言うと驚かれる(という話だったと思う)」などという話をするに至っては、もう空いた口が塞がりませんでした。
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2005年01月29日

ARITA nanakura

chair.jpg

国際的なインダストリアルデザイナーである喜多俊之氏の作品の中でも、ちょっと気になる「器」です。

ARITA nanakura
有田焼と喜多俊之のコラボレーション

有田焼の7つの窯元と国際的に活躍するデザイナー喜多俊之氏のコラボレーションによって、新しく生まれ変わった
新世代の有田焼「ARITA nanakura HANA」ヨーロッパの三つ星レストランで愛用されています
http://heartring.client.jp/kitchen_tool/arita-nanakura.html

Good Design Award
http://www.g-mark.org/search/Detail?id=28768&lang=ja

stile LIFE
http://www.stilelife.jp/

(株)メトロポリタンギャラリー Design Dictionary
http://www.metropolitan.co.jp/designers/de_kita.asp

喜多俊之氏オフィシャルサイト
http://www.toshiyukikita.com/index2.html

喜多俊之氏代表作 ウィンクチェア
1981年のサローネで絶賛を浴びた多芸な椅子
http://www.japandesign.ne.jp/episode/010509/

人間と芸術/喜多俊之氏
http://info.linkclub.or.jp/nl/2003_1_2/art/
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2005年01月28日

NHKはエイエンに不変です・・か?

海老沢前会長、NHK顧問に 放送総局長は理事が代行(asahi.com)
http://www.asahi.com/culture/update/0127/001.html
NHK海老沢氏、辞任後に全職員へ激励メール (asahi.com)
http://www.asahi.com/culture/update/0126/003.html

このニュース見て、腹抱えて笑ってしまったが、期待通りの「顧問就任」で大激爆。
しかし、これくらい傑作なことやってくれて、ようやく一日4000件程度の批判(電話が殺到しているらしい)に育つんですね。
逆に言えば、ほんのちょっと上手くやれば大した批判も出ないのじゃないかな。
誠に心優しい国民です。

NHKはエイエンに不変です。
したがって、私の受信料支払拒否もエイエンに続くことになります。

海老沢氏『顧問』でNHK改革は 反省見せず力温存(東京新聞/特報)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050128/mng_____tokuho__000.shtml
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2005年01月20日

イカサマがばれても白々しく戦争は続き犠牲者は絶えない

イラクの米兵、子供たちの眼前で両親を殺害、泣き叫ぶ子供の写真6枚付き BBC19日(アラブの声ML)

 米軍は18日イラク北部のタルアフル近くのバリケードで民間人の車両に発砲、運転手と助手席の妻が殉教(死亡)、後部座席に座っていた5人の子供の一人が負傷した。

 占領軍はこの犯罪行為を、「停車するよう指示したのに運転手が停止しなかったから」と弁明した。軍スポークスマンは「事件は遺憾であった」との声明を出した。
http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=7358

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/



殺された両親の気持ち、悲惨な体験を強いられた子どもたちの気持ちを、自分の身に置き換えて想像すると思わず身震いする。
恐怖と悲しみとそして怒り。もし仮にそのような体験をさせられた子どもたちが「テロリストになる」と表明したとして、誰が非難できるのか。
先日の高遠菜穂子さんの講演を思い出した。
イラクでは・・・
「空に向けて発砲するのは祝砲を意味する(フセインが群衆の前でやってましたね)」
「相手に向けて手のひらを見せるしぐさは制止の合図とは理解されない。好意的にさえ受け取られる」
・・・米兵が手を振りながら祝砲を上げている・・・
小さな誤解が大きな悲劇を生む。

しかし、この悲劇にさらに怒りを増幅させるのは、イラク戦争の大義である「大量破壊兵器」など嘘っぱちだったということだ。「大量破壊兵器の危機」を声高に主張していた連中は「口をぬぐって黙ってないで」いただきたい。デマカセでイカサマヤローの戦争で多くの命が失われている。そのことに大いに加担したのだから。
米軍は速やかに撤退すべし。
私たちは「正義の戦争などあるもんか!クソったれ!」ということを、またひとつ学んだことになる。

関連してこんな記事もある。
ライス次期米国務長官指名公聴会 イラク戦 なぜ誤り認めない 野党議員が厳しく批判(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-20/07_01.html
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2005年01月18日

NHKのことは今に始まったことではない。

「上層部は腐っている」NHKプロデューサーがコメント(Asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0117/031.html

「このできごとの解明をNHKが独自に行うのは不可能。第三者機関で徹底的に調査し、真相究明すべきです」との長井チーフプロデューサーの提言はまさにそのとおりだと思います。
NHKに自浄作用などあるとは思えません。
「NHK受信料拒否の論理」本多勝一著
そんな古典(笑)「何をいまさら」なんていう声も聞こえてきそうですが、30年以上も前に様々な問題について指摘受けておきながらこの有様ですから、「何をいまさら」など言ってる場合ではありません。
ちなみにNHKは国営放送ではありませんので念のため。
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2005年01月17日

[しんぶん赤旗]マスメディア時評/抑圧側に身を置く「読売」「産経」

マスメディア時評 抑圧側に身を置く「読売」「産経」(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-16/02_02.html

非常に興味深い記事なので全文転載します。あしからず。
太字は転載者による。

 従軍慰安婦問題を取り上げたNHK番組にたいし、安倍晋三官房副長官(=当時、現自民党幹事長代理)や中川昭一衆院議員(現経済産業相)が介入し、大幅に改ざんさせたとされる問題は、政府・与党の幹部が言論を抑圧した大問題として、批判が広がっています。

 安倍・中川両氏やNHKは否定にかかっていますが、これまでの言明によっても、放送前に両氏が番組の内容を非難し、「放送中止」まで口にして圧力を加えた事実は否定できません。ことが検閲を禁じた憲法や「何人からも干渉されない」と定めた放送法に反することは明白です。

被害者と加害者取り違える

 各新聞の社説でも、この問題をいち早く報じた「朝日」が十三日付で「NHK 政治家への抵抗力を持て」と主張したのをはじめ、「日経」(十四日付)が「公共放送の独立性を貫け」、「毎日」(十五日付)が「政治に弱い体質が問題だ」と、あいついで取り上げているのは当然でしょう。

 「東京」は十三日付社説で、「放送番組介入 憲法のイロハを無視」と主張しています。安倍・中川両氏の責任を真正面から批判しているのが特徴です。

 ところが「読売」は十五日付社説で「不可解な『制作現場の自由』論」と、番組を制作した側に矛先を向け、「産経」に至っては同日付で「NHK慰安婦番組 内容自体も検証すべきだ」と主張したうえ、一面トップで番組の内容を非難する記事を載せています。

 いま問題になっているのは、番組が放送される前に、政府・与党の幹部がその中身を問題にして圧力を加え、制作現場の意に反して番組を改ざんさせたことです。その問題を取り上げるのに、介入したとされる安倍・中川両氏や圧力に屈したNHK幹部ではなく、制作現場や番組内容を問題にするというのは、文字通り被害者と加害者を取り違えるものであり、番組を抑圧した側に身を置くものといわなければなりません。

 実際安倍氏は、放送前日に、NHKの放送総局長に会い意見をいったことを認めつつ、番組が「ひどい内容」と聞いていたからなどと、みずからの行為の正当化を図っています。制作現場や番組内容に矛先を向ける「読売」や「産経」の立場は、これとうりふたつです。

 この点では、「政治家が事前に内容を知り、政治的圧力を加えていたとすれば、憲法で禁じる検閲に通じる行為」(「日経」)、「番組に問題があると言うなら、放送後、オープンな場で批判する機会はいくらでもあるはずだし、最終的には番組を評価するのは視聴者」(「毎日」)といった指摘が、はるかに正論でしょう。

歴史の改ざんにつながる

 重大なのは、制作現場や番組内容に矛先を向ける「読売」や「産経」が、何を問題にしているかです。

 「読売」は、番組が取り上げた「女性国際戦犯法廷」が昭和天皇に有罪を言い渡したことをあげ、そうした「法廷」の趣旨に沿った番組が問題だと主張します。「産経」も、女性国際戦犯法廷が慰安婦を「戦時性暴力」の犠牲者ととらえ、昭和天皇などを裁いたことをあげ、一面トップの記事では「強制連行 事実扱い」などと非難しています。

 底がすけて見えるとは、まさにこのことでしょう。「読売」や「産経」が問題にしているのは、歴史の事実として従軍慰安婦問題をとりあげ、旧日本軍の関与や昭和天皇の戦争責任を明らかにすることそのものです。それはNHKに圧力を加えたとされる安倍氏らの言動とも合致しており、NHKの番組改ざんによって、従軍慰安婦問題の責任が日本国と昭和天皇にあるとした「法廷」の判決部分が全面的にカットされたことにも示されています。

 従軍慰安婦問題では、政府が一九九三年に発表した見解でも旧日本軍の関与を認め、国際的に「お詫(わ)びと反省の気持ち」を明らかにしています。それを否定するような番組の改ざんは、まさに歴史そのものを改ざんしようとするものであり、国際的にも批判を免れません。

 本来、権力による言論抑圧は、言論の自由を守るジャーナリズムであれば、立場の違いはどうあれ、声をそろえて批判すべき問題です。それを放棄しただけでなく歴史の改ざんにまで手を貸そうとしている「読売」や「産経」の姿は、これらの新聞がもはや言論機関ではなく、言論抑圧の機関になりさがったことを示しています。

 (宮坂一男)

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2005年01月16日

[アラブの声]日本は何故自国の利益に反して盲目的に米国に従うのか イラク人政治研究家の疑問

日本は何故自国の利益に反して盲目的に米国に従うのか イラク人政治研究家の疑問(アラブの声ML)
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/317

15日付のバスラ・ネットはイラク人政治研究家カイス・ムハンマド・ヌーリー博士の投稿を掲載した。 第二次世界世界大戦後の日本の歴代政権は、国際政治において、特に第三世界への援助という方法を採用し、同時に戦後の平和憲法に基づき、同盟国アメリカの諸戦争に参加しなかった。この政策は日本がアラブ市場、とりわけ東アラブに進出する鍵となった。 米国が1990年8月2日にイラクに侵攻する準備を始めるまで、このような状況が続いた。この歴史的な日は、日本の外交政策の重大な岐路となった。1991年の侵略戦争を日本は支持し、約90億ドルを提供した。  オランダやポーランドなど米国の同盟国が、今年の前半にイラクからの撤兵を希望する旨を表明しているにも拘わらず、またサマーワの日本の基地が抵抗勢力の攻撃を受け、日本兵が死の危険に直面しているのに、日本政府は他の諸国のように撤退の期限すら設定しようとしない理由は何故か? 日本政府が考えていることは以下のいずれか以外にはなかろう。 一つは、経済援助政策の代わりに、日本の帝国主義的、侵略的介入の様相を持つ軍事役割を復活させようとしていることだ。 考えられる別の理由は、同盟国アメリカが日本の利益なぞ考慮せず、日本が帝国主義的なパートナーとなり、同盟国を悲惨な軍事的冒険に引きずり込もうとする米国の計画の実行部隊に組み込むよう日本に圧力を加えていることだ。 いずれにしても、日本と地域の利益にはマイナスとなることは間違いない。古代より現在まで日本の歴史には、アラブ人との敵対行為は無いのに、何故日本政府は自国の死活的な利益に反して、アラブに敵対的な立場に立とうとするのか? 多数の米国の同盟国ですら米国に「ノー」と言っているのに、何故日本は自国の将来を犠牲にしてまで、盲目的に「御意」と言い続けるのか? イラク人は、そしてすべてのアラブ人も同様に、日本が撤兵という理性に適った発表をすることを待ち望んでいる。今日の誤った政治行動が、明日における立場や権利の主張を規定しよう。民衆は忘れはしないものだ。http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0105/nori_150105.htm
**** 執筆者は雑誌「政治研究」の編集長で、「知恵の館」の元館長。同館は1991年にアラブ世界とイラクの諸問題を研究するためにイラク人のエリート学者を結集して設立された学術機関だが、米占領軍によって閉鎖、破壊された。破壊写真は下記URL.に。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/46671230-9935-43EC-9538-A4C06E4875F7.htm
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/


太字は引用者による
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2005年01月15日

[阿修羅]日本人はこの法案がいかに危険かを知らない トニー・ラズロ(ジャーナリスト)

「週刊現代・臨時増刊号」 2003.05.02
 断固拒否!「個人情報保護法」の正体暴く より

日本人はこの法案がいかに危険かを知らない トニー・ラズロ(ジャーナリスト)−(阿修羅戦争板)
http://www.asyura2.com/0411/war65/msg/1077.html
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[しんぶん赤旗]番組改ざん問題 放送3日後に「放送やめろ」? NHKの奇怪な否定

番組改ざん問題 放送3日後に「放送やめろ」? NHKの奇怪な否定(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-14/02_01.html

まったく奇怪だ(笑)。「一昨昨日の放送をやめろ!」と言ったわけですね。そういうやつには「一昨日来やがれ」と言ってやりたい。

朝日もその点については言及している。

中川氏「事前やりとりない」 番組問題(Asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0114/001.html

告発者である長井氏への支援の輪が広がることを願う。

番組はこう改ざんされた NHKデスクの証言から(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-14/03_01.html
NHKの長井プロデユーサーは真の勇者だ(天木直人・メディア裏読み)
http://amaki.cocolog-nifty.com/amaki/2005/01/1140511.html

そして恥さらしなニュースは世界に配信される。政府にはこれ以上恥の上塗りにならぬような対応を望む。

従軍慰安婦番組改ざん ロイター通信が世界に配信
日本の「次期首相候補」が戦争責任問う番組に介入(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-14/01_03.html
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[しんぶん赤旗]ビラ弾圧事件起訴で各紙 朝日「司法適切か」 東京「行過ぎ捜査」

ビラ弾圧事件起訴で各紙 朝日「司法適切か」 東京「行過ぎ捜査」(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-13/15_02.html

一部引用

 同日付の「朝日」は、「司法のチェック 適切か」の見出しで解説記事を掲載。「ポストには日常的に多数のチラシが投函される。まして、今回のビラは公党のもので、起訴された男性にとっては政治的表現活動の一つだった」と指摘。東京・立川市の官舎にビラ配布して起訴され、東京地裁八王子支部が無罪判決を出した事件にふれながら「支部判決を踏まえると、今回の逮捕・起訴の正当性にも疑問が生じる」とのべています。
 さらに、同記事は「ビラに政党名と電話番号がかかれている。逃亡や証拠隠滅の恐れがどれほどあったのか」と勾留を認めた裁判所の姿勢にも疑問を示し、「マンションでのビラ配布を強制捜査の対象とすることに、司法のチェック機能がほとんど働いていないのではないか」と結んでいます。


朝日新聞は、先日の最低社説から一転して、至極当然の見解。しかし、マスコミ以外!では当初から指摘されていたこと。単なる反復に過ぎない。

ひとまず、男性は保釈された。これから新たな闘いが始まるのだろうが、私なりにできる支援をしていきたいと思う。

政党ビラ配布で起訴の男性、保釈に 東京地裁が決定(Asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0114/040.html
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2005年01月13日

[アラブの声ML]国連前高官:ブッシュは世界一の独裁者 国連は米国の道具

国連前高官:ブッシュは世界一の独裁者 国連は米国の道具
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/307

 国連事務総長のデニス・ホリデイ前補佐官は、ジョージ・ブッシュ米国大統領を、イラクやパレスチナ、アフガニスタンでの犯罪行為に関与した世界で最大の独裁者と評した。

 ホリデイは「今日国連は米国の目的を達成するための道具に成り果てた。よって、米国の覇権の手を伸ばすための道具としての国連の役割を、世界は拒絶しなくてはならない」

 5日朝にエジプト報道者組合が組織したシンポジウムの席上ホリデイは語り続けた。「米国は自国の利益が脅かされないようにするために自国のシステムを中東に強制しようとしている。また米国が主張するような民主主義ではなく、石油を初めとするアラブの天然資源を消耗し尽くすために覇権を押し付けている」

 ホリデイは、米国のアラブ世界への覇権押し付けを、アメリカからの津波になぞらえた。また「米国によるイラク侵略とその結果は、国連憲章や捕虜の取り扱いを定めたジュネーブ条約の明白な違反である」と述べた。

 「イラク抵抗勢力は、自国を解放するための正当な権利を行使している。国連憲章は、占領下における個人の正当防衛権を謳っている」
http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0105/omami_120105.htm
****
子供でも分かる極当たり前のことを語れる日本の政治家、外交官、メディアはどれほど居るのだろうか?
****

アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/



《参考サイト》
デニス・ホリデイ(デニス・J・ハリデイ)氏の経歴についてはこちらが参考になる。
http://www.icti-e.com/tokyo-syogen.html

こちらのサイト「アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名運動http://www.jca.apc.org/stopUSwar/
」に氏へのインタビュー記事
これが「解放」か! これが「自由」か!深刻かつ重大な人道的危機を生み出した米英のイラク侵略
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Iraq/humanitarian_crisis.htm

国連イラク査察 戦争の犠牲者は国民と警告 反戦訴え、続々イラク入り(2003/1/31共同ニュース)
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq/news/0131-170.html

ヤパーナ社会フォーラム
http://japana.org/start.html
アメリカの危険な冒険 安濃一樹
http://japana.org/peace/japana/reckless_adventure.html

上記より一部引用

1998年、国連の事務総長補佐だったデニス・ハリデイ氏が経済制裁に抗議して辞任している。彼はイラクで人道支援コーディネーターを務めていた。後任のハンス・フォン・スポネック氏も同じように辞任した。イラクの実情と国連の活動に最も詳しい二人が相次いで辞任したのは、先進諸国の偽善を告発するためである。民族の虐殺という人道に反する巨大な犯罪が、経済制裁によって行われていると彼らは断言する。

経済制裁の即時停止を訴えて、今も彼らは世界をまわっている。しかし、アメリカや日本だけでなく世界の主流メディアは二人の活動をまったくと言っていいほど報道しない。

アメリカとイギリス・フランスが強要した経済制裁を、日本をふくむ先進諸国が追認した。国連が科した制裁は、湾岸戦争で破壊されたインフラの復旧を妨げ、イラク経済の崩壊を確実にするための戦略である。イラク市民の犠牲者数は、これまで世界が目にした大量破壊兵器による死者総数をはるかに超えた。

こうして疲弊しきったイラク社会にアメリカは戦争をしかけ、さらに殺戮(さつりく)を繰り返そうとしている。



私たちは本当のことを知らされていないということを認識すべきである。
朝鮮民主主義人民共和国のことを笑っている場合ではないのである。
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2005年01月12日

葛飾ビラ弾圧起訴に思う不感症ジャーナリズム

ビラ配布弾圧
不当逮捕の男性起訴
東京地検 表現の自由侵す暴挙(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-12/01_02.html

関連記事はブログ虎視牛歩さんのエントリー
「東京地検、葛飾のビラ配布男性を起訴」で丹念に拾われており詳しい。
http://blog.livedoor.jp/devlin/archives/12195850.html

警視庁、東京地検の愚かさはもう言うまでもない。
「表現の自由」が侵されている(いやもはや赤狩りと言っても良い)現状に「不感症」なジャーナリズムが勢ぞろい。
不感症ジャーナリズムのおかげですっかり不感症になった日本国民か・・・。

A「共産党だからしようがない」
B「いや、今回の件は断じて許すことはできません。まあ共産党を支持するものではありませんが・・・」
C「ホモセクシュアルに対する差別は許さない!まあ僕はホモではないけれど・・・」

どれも五十歩百歩だ。

断じて今回のような暴挙を許してはいけない。
何故、共産党か。
国が自在に事を運ぶにはもっとも邪魔な存在だからだ。
言い換えれば国の暴走に歯止めをかける最も重要な役割を担っていることの証でもあるのではないか。
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Macの気になる製品二点

ことデザインに関してはマックの右に出るものなし。「好みの問題」などという次元の問題ではなくてACアダプタなど細部にいたるデザインの秀逸さは歴然だと・・・決め付けている。
とはいえ妻さんはMacだけど私はWindowsユーザ。次期PowerBookG5?の登場を期待していたりもする。
そんな中、気になる新製品が発表された。今までに無い価格設定も意欲的だ。

Mac mini
http://www.apple.com/jp/macmini/

iPod shuffle
http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/
車のCDチェンジャー壊れたのでこれもありかなと思ったり。
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2005年01月11日

[しんぶん赤旗]ビラ配布弾圧事件 妻の訴え

「自由を守ること」とは本当に大変なことなんだなあとつくづく思う。心からがんばって欲しいと思う。
マスコミはじめ、多くの人はその「大変さ」にうっすら気づいているのか・・・「自由が失われている」とは考えたくないらしい。

ビラ配布弾圧事件 妻の訴え
自由守る真剣なたたかい
夫婦で同じ方向見つめ(しんぶん赤旗 1/9)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-09/14_02.html

以下、記事より。

 日本共産党の「都議会報告」「葛飾区議団だより」をマンションで配布していた男性が不当逮捕された事件で、「マンションビラ配布弾圧事件を許さない会」が七日、東京・葛飾区内で真相報告会を開き、不当逮捕された男性の妻が寄せたメッセージが読み上げられ参加者の感動を呼びました。メッセージを紹介します。

  夫が不当逮捕され、十五日がすぎました。この間、みなさんの寒いなかでの亀有警察署や地検での抗議行動に大きく励まされています。ありがとうございます。

 私自身もこの緊張感のなか、ずいぶん変わりました。当初は、家宅捜索や新聞ニュースの報道の影響で人の目も気になり、外に買い物に出るのもためらったり、何をどうしていいか分からず、周りのアドバイスに支えられながら一日一日をしのいでいました。夫や家族を守るのに必死だったように思います。

 しかし、今は少し違います。守るべきものが自分を超えたもっと大きなものへと変わっていきました。夫はすでに、この弾圧が個人を超えた事件であり、今後の歴史の流れを左右する重大な問題であることを認識し、自らその渦中に身を置き闘っています。私たち夫婦は今までになく真剣に向き合い、同じ方向を見つめています。

 今回の夫の行動は何一つ悪いことをしていないということが明らかですし、むしろ、ビラを通じ、区民に必要な情報をお知らせしようとしている善意の行為です。その行為が「住居侵入罪」ということで逮捕されるという異常な今の日本社会の現状を、一人でも多くの人に知ってもらいたい気持ちです。

 とはいえ、今、夫の留守を守ることで精一杯の私にできることは限られています。みなさんの輪の中に入って一緒に行動することはできません。しかし、私自身も少しずつですが友人知人にこの現実を知ってもらい、早期釈放、不起訴への支援を呼びかけ始めたところです。

 子どもたちにはつらい思いをさせてしまいましたが、幸い二人とも元気です。大晦日は三人でお父さんに手紙を書き、つい先日父親から子どもたちに返事の手紙が届けられました。

 この言論の自由、民主主義を守る闘いは、私たち家族にとってはしんどい闘いですが、この事実に怒りと恐怖を感じるすべてのみなさんを味方につけ、支えられながら乗り切っていきたいと思います。頑張りますのでよろしくお願いします。


以下、関連記事

ビラ配布弾圧事件
憲法研究者が声明
“民主主義の根幹崩す”(しんぶん赤旗 1/11)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-11/14_01.html

東京・葛飾の事件
表現の自由の優越性 裁判も認めたのに
ビラ配布逮捕  この不当(しんぶん赤旗 1/8)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-08/03_01.html

東京・葛飾 ビラ配布弾圧事件 報告集会
「党派超え断固たたかう」
無所属区議、市民が激励(しんぶん赤旗 1/8)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-08/15_01.html

ビラ弾圧事件
市民団体が緊急集会
東京・葛飾 一政党の問題でない=iしんぶん赤旗 1/7)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-07/01_03.html

東京・葛飾区ビラ配布弾圧
勾留延長に抗議
「許さない会」宣伝 「人権無視だ」(しんぶん赤旗 1/5)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-01-05/15_03.html

「どうせ共産党でしょ」(インターネット新聞JANJAN)
http://www.janjan.jp/media/0501/0412292153/1.php

ビラ入れへの弾圧をするな!(東京都立川市議会議員 大沢ゆたかのホームページ)
http://homepage2.nifty.com/osawa-yutaka/heiwa-iraku-04.12.26katusika.kougi.htm
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2005年01月01日

[しんぶん赤旗]ビラ配布不当逮捕 「朝日」社説に違和感あり

kouheiさんのブログ「読売新聞の社説はどうなの・・」からトラックバックいただくまで知りませんでしたが、朝日の社説には怒りすら覚えます。

「たかがビラまきではすまされない。表現の自由を警察権力で押さえつける行為」
http://love.ap.teacup.com/kouhei/86.html

ビラ配布不当逮捕 「朝日」社説に違和感あり(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2004-12-30/15_01.html

(参考)
■ビラ――配る作法、受け取る度量(朝日新聞社説12月29日付)
http://www.asahi.com/paper/editorial20041229.html
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