2005年01月16日

[アラブの声]日本は何故自国の利益に反して盲目的に米国に従うのか イラク人政治研究家の疑問

日本は何故自国の利益に反して盲目的に米国に従うのか イラク人政治研究家の疑問(アラブの声ML)
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/317

15日付のバスラ・ネットはイラク人政治研究家カイス・ムハンマド・ヌーリー博士の投稿を掲載した。 第二次世界世界大戦後の日本の歴代政権は、国際政治において、特に第三世界への援助という方法を採用し、同時に戦後の平和憲法に基づき、同盟国アメリカの諸戦争に参加しなかった。この政策は日本がアラブ市場、とりわけ東アラブに進出する鍵となった。 米国が1990年8月2日にイラクに侵攻する準備を始めるまで、このような状況が続いた。この歴史的な日は、日本の外交政策の重大な岐路となった。1991年の侵略戦争を日本は支持し、約90億ドルを提供した。  オランダやポーランドなど米国の同盟国が、今年の前半にイラクからの撤兵を希望する旨を表明しているにも拘わらず、またサマーワの日本の基地が抵抗勢力の攻撃を受け、日本兵が死の危険に直面しているのに、日本政府は他の諸国のように撤退の期限すら設定しようとしない理由は何故か? 日本政府が考えていることは以下のいずれか以外にはなかろう。 一つは、経済援助政策の代わりに、日本の帝国主義的、侵略的介入の様相を持つ軍事役割を復活させようとしていることだ。 考えられる別の理由は、同盟国アメリカが日本の利益なぞ考慮せず、日本が帝国主義的なパートナーとなり、同盟国を悲惨な軍事的冒険に引きずり込もうとする米国の計画の実行部隊に組み込むよう日本に圧力を加えていることだ。 いずれにしても、日本と地域の利益にはマイナスとなることは間違いない。古代より現在まで日本の歴史には、アラブ人との敵対行為は無いのに、何故日本政府は自国の死活的な利益に反して、アラブに敵対的な立場に立とうとするのか? 多数の米国の同盟国ですら米国に「ノー」と言っているのに、何故日本は自国の将来を犠牲にしてまで、盲目的に「御意」と言い続けるのか? イラク人は、そしてすべてのアラブ人も同様に、日本が撤兵という理性に適った発表をすることを待ち望んでいる。今日の誤った政治行動が、明日における立場や権利の主張を規定しよう。民衆は忘れはしないものだ。http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0105/nori_150105.htm
**** 執筆者は雑誌「政治研究」の編集長で、「知恵の館」の元館長。同館は1991年にアラブ世界とイラクの諸問題を研究するためにイラク人のエリート学者を結集して設立された学術機関だが、米占領軍によって閉鎖、破壊された。破壊写真は下記URL.に。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/46671230-9935-43EC-9538-A4C06E4875F7.htm
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/


太字は引用者による
posted by PPFV at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。