http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-04-14/02_03.html
日中両国政府が、今回の事態の根本にある歴史問題――日本の過去の侵略戦争と植民地支配にたいして、これを肯定・美化する動きが日本の一部支配層のなかにおこっているという問題と、大使館や在留邦人・企業などの安全を確保するという問題とを、区別して対応することが大切だ。
まさに多くのマスメディアに欠けている視点はこの点です。この視点なくして多くは「安全確保」のことを語るところに冷静さの欠如を感じるのです。暴力行為が非難されるべきは当然のこととして、その点はすでに多くのメディアによって十分過ぎるほど語られているところです。そうなればこのようなブログで重ねてそのような指摘をすることは塵ほどの意味もなく、語るべきはもう一方の視点であり、それが私が思うところのバランスでもあります。