2005年05月18日

[天木直人メディアを創る]ある読者へのお答え

ある読者へのお答え(天木直人メディアを創る2005/5/18)
http://amaki.cc/bn/Fx.exe?Parm=ns0040!NSWhats&Init=CALL&SYSKEY=0025
おおいにうなずかされる。時間は無駄にしたくないものだ。
《一部抜粋》

読者の一人から次のようなコメントを頂きました。最近の私の書いたものを読んでいると、自分の考え方と同じ考え方をする人とそうでない人とを単純に区別し、自分と異なる考え方をする人について激しく批判する傾向が強まっている、それはいただけない、とするものです。
おそらく同様の思いを抱いている読者もおられる事でしょう。しかしそのような方は、私が何故一人でHPをつくって書き続けているかの趣旨を理解されていない方だと思います。ここで改めて私の考えを述べさせていただきます。
私が、返り血を浴びることを覚悟の上で、全人格を投影して「メディアを創る」を書き続けているのは、勿論明確な目的意識があります。それは権力者や強者に対する批判です。一般の人や弱者がどのような不正や間違いを犯そうとも、あるいはどの様な考え方をしようともそれは私の関与するところではありません。私も彼らと同じように間違いを犯す人間であり、また彼らも私と同じように表現の自由、行動の自由があるからです。すなわち彼らと私は国民、市民、一般人という立場でまったく同等であるわけです。
しかし権力者、為政者、強者の場合はそうではありません。彼らの言動が我々国民の生活や運命に多大の影響を与える以上、そして強者であるがゆえにそうでない者に対して絶対的に優位に立っている以上、彼らの言動は、本質的に、常に批判的な立場から監視されなければならないのです。それが権力を持っているもの、強い立場にあるものが甘受しなければならない、最低限の対価です。
世の中には、いじめられたり不当な扱いを受けても、それを怒りに変えて表したり、行動をとりたくても取れない人、取る手段を持つことの出来ない人が大勢いると思います。なき寝入りしてしまう人が大勢いると思います。私は少なくとも抵抗する気力はある。発言し表現する意思がある。私が自分の能力の限りを尽くして書き続けるこのHPの発信が、そのような声なき声を代弁できるものであるとすれば、私が毎日書き続ける意味がある。そう思って書いています。何時まで書き続けていくことが出来るかわかりませんが、支援してくれる読者がいる限り書き続けたいと思っています。

posted by PPFV at 20:50| 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[朝日新聞社]説靖国参拝 孔子が嘆いていないか

靖国参拝 孔子が嘆いていないか(朝日新聞社説2005/5/18)
http://www.asahi.com/paper/editorial20050518.html

久しぶりに良い社説だと思いましたので一部抜粋します。
もっとも個人的にはA級戦犯分祀で片がつく問題だとは思いません。分祀できたとして正々堂々首相の靖国参拝ができるかといえば否、根源的な問題があります。

首相の今回の発言はこうした機運に冷や水を浴びせるものだ。「罪を憎んで人を憎まず」は、被害を受けた側が加害者をゆるす時に使う言葉だろう。あまりにも思慮を欠いた発言だ。

首相の参拝は、いくつもの裁判で政教分離を定めた憲法に照らして疑義が指摘されてもいる。外国に「干渉」されるまでもなく、そもそもおかしいのだ。

首相の言葉は威勢がいい。しかし参拝を続けることで失われる国益については何も語っていない。

 「過(あやま)って改めざる、是(これ)を過ちと謂(い)う」。孔子はこういっている。



小泉首相の靖国参拝続行発言を批判し辞任を求める声明

                     市民の意見30の会・東京
                     
 小泉純一郎首相は5月16日、衆議院予算委員会で中国や韓国が中止を求め
 ている靖国神社参拝について以下のように語りました。

 どの国でも戦没者への追悼を行う気持ちを持っている。どのような追悼の仕
 方がいいかは他の国が干渉すべきではない。東条英機氏のA級戦犯の話がた
 びたび国会でも論じられるが、「罪を憎んで人を憎まず」は中国の孔子の言
 葉だ。私は一個人のために靖国を参拝しているのではない。戦没者全般に敬
 意と感謝の誠をささげるのがけしからんというのは、いまだに理由が分から
 ない。いつ行くかは適切に判断する。

 この発言は耳を疑うような暴言です。かつて日本によって筆舌に尽くしがた
 い惨禍をこうむった近隣の諸国がなぜ小泉首相の靖国参拝を批判し続けてき
 たのか、その理由は鮮明です。村山政権の時代に首相談話という形で表明さ
 れた、日本の侵略と植民地支配についての「痛切な反省と心からのおわび」
 がまったく口先だけのものであることを小泉首相の度重なる靖国参拝が証明
 したからです。にもかかわらず小泉首相は「いまだに理由が分からない」と
 完全に開き直りました。あまつさえわざわざ「罪を憎んで人を憎まず」とい
 う言葉が孔子の言葉であるとのべて反撃したのですが、これは戦争犯罪を問
 題にすること自体がおかしいと述べたに等しいことです。まして正当な根拠
 のある批判を「干渉」と切り捨てる態度は傲慢な独善と言わざるを得ません。
 昨年4月の福岡地裁判決は首相の靖国参拝を明確に違憲としましたが、司法
 の判断も馬耳東風です。
 先に中国で起きた日本への抗議行動もそのもともとの原因は小泉首相の靖国
 参拝であり、韓国政府の厳しい批判を含め、日本とアジア近隣諸国との関係
 は今や未曾有の危機的状況にあります。小泉首相が批判に応え靖国参拝の中
 止を表明するのは当然のことでした。

 上記の小泉首相の発言は日本と近隣諸国との緊張をますます激化させるもの
 です。東アジアと世界の平和を心から希求する私たちは、もはや小泉氏が首
 相の座に留まることに耐えられません。私たちは小泉首相の即時辞任を求め
 ます。全閣僚がもう二度と靖国参拝を行なわないことを日本政府が世界に向
 けて公約することを求めます。

  2005年5月18日

posted by PPFV at 20:36| ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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