http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-06-04/02_01_0.html
《一部抜粋》
志位氏は、『靖国神社 遊就館図録』の冒頭に、太平洋戦争について「我国の自存自衛の為…自由で平等な世界を達成するため、避け得なかった戦ひ」だとする靖国神社宮司のあいさつが掲載されていることを紹介。こういう歴史観、戦争観をもった神社だと知っているのかと質問しました。
これにたいして、小泉首相は「承知している」と答弁。志位氏は、侵略戦争を「自存自衛」と正当化する戦争観を持つ神社であることを知ったうえで参拝していることの重大性を指摘し、政府の公式の立場と両立するのかとたずねました。
小泉首相は、四月のアジア・アフリカ首脳会議で、一九九五年の「村山首相談話」を踏襲して、日本が行った「植民地支配と侵略」について「痛切なる反省と心からのお詫(わ)び」を表明しています。この「反省」が「心からの」ものなら、日本が行った侵略戦争を「自存自衛」―アジア解放のための正しい戦争だったという靖国神社の戦争観とは両立しようがありません。
《参考》
靖国神社遊就館ホームページ
http://www.yasukuni.jp/~yusyukan/
靖国参拝 遺族におこたえしたい(朝日新聞社説2005/6/5)
http://www.asahi.com/paper/editorial20050605.html
靖国参拝問題 国益のためにやめる勇気を(毎日新聞社説2005/6/5)
http://www.mainichi-msn.co.jp/column/shasetsu/news/20050605k0000m070113000c.html
A級戦犯の分祠問題 東条元首相の孫は「応じていない」(朝日新聞2005/6/5)
http://www.asahi.com/politics/update/0605/003.html