で、タンクの凹み直して自家塗装にて塗り変えました。ちなみに色はシトロエンC2に使われているベールアブサン・・・ベールは緑、アブサンとはあのお酒の「アブサン」いわゆる薬草酒です。妻さんからは早くも「青虫号」とありがたい名前を頂戴しました。その他ぼちぼち手が入っていますが、できれば追々ご紹介します。シートはスポンジも含め随分へたってます。これはどちらかにお願いせねばと思っているところです。
今のところはひとまずこんな感じ↓に仕上がってますというところで。
◇反面教師にして
▽スポーツライターの玉木正之さんの話 ただただあきれ返っている。渡辺氏は新聞を売るために巨人を利用しているだけで、こうしたやり方は今のスポーツ界では成り立たない。チームの人気をなくさせた張本人と言え、そんな人物を会長に復帰させる読売新聞社は哀れだ。「たかが選手が」と発言するような渡辺氏を反面教師とし、野球界全体が良い方向に向かってほしい。
【先日、イギリス滞在中の山口二郎さんからもEU憲法否決の背
景についてメールをいただいた。ありがたい!
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竹山様
ご無沙汰しています。イギリスにいるのもあと一週間足らずと
なり、名残惜しいところです。選挙やローマ法王の死去、EU憲
法といろいろ出来事があり、退屈しませんでした。
EU憲法に関して、attacの声明を紹介していましたが、私はこ
れに大いに異論があるので、メールしました。
まず、フランス人、オランダ人がノーといったのは、EUの急速
な東方拡大に対する反感も大きな原因です。つまり、旧共産圏
で、スラブ系の国民が先進国クラブであるEUに仲間入りするこ
とへの反感がかなりあることを無視してはなりません。
つまり、ナショナリズムを無視しては、今回の事態は語れない
ということです。
▼もう1つは、新自由主義との関連です。EU憲法の問題は、ヨ
ーロッパの社会民主主義にとっても深刻な課題です。
グローバル化の中で、資本主義に妥協しつつ、何とか社会的価
値を守ろうとするというのがEU憲法のねらいだと私は理解して
いますが、おっしゃる通りその妥協の部分を重大視して、全体
の枠組みを壊すというのがフランスやオランダの反応です。
ドイツでシュレーダー政権の改革路線に労組や市民が猛反発し
ているのも、同じ流れです。欧州社民の前途は険しいといわざ
るを得ませんね。
▼この点は、ブレア政権の福祉国家改革に対する評価とも密接
に関連しています。こちらの新聞には、グローバル資本主義の
中で社会的価値を守るためには、微温的であってもニューレー
バー、EU憲法的路線しかないのだという論評もありました。
しかし、伝統的労組や最近の反グローバリズムの運動には、そ
うした政治的論議は受け入れられないようですね。
▼また、こうしたニューレーバー的な政策路線を推進する主体
が、非民主的な手法を使う、アカウンタビリティがないといっ
た反発を招いていることも事実で、政策転換がうまくいかない
理由となっています。
私は、もちろん社会的ヨーロッパを支持しますが、これをまる
ごと維持することは無理だと思っています。
グローバル資本主義とどこで折り合いをつけるかが政策論議と
いうものであり、そうした政策論議をすべてテクノクラート的
と拒絶することには反対です。
ともあれ、EU憲法に対する国民の拒絶は、単に新自由主義に対
する市民の意思表示だと捉えられない現象だということです。
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「伝統的労組や最近の反グローバリズムの運動には、そうした
政治的論議は受け入れられないようですね」という問いかけは
重い。
attacの声明をきっかけに、EU憲法の是非、を通じてヨーロ
ッパ事情についてのコメントがたくさんくるとは思ってなかっ
た。ヨーロッパを鏡にして、見えてくるニッポンもある。どし
どしご意見歓迎である。
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