2005年07月11日

[JANJAN]北京の抗日戦争記念館で見た意外なもの

北京の抗日戦争記念館で見た意外なもの(JANJAN2005/7/10)
http://www.janjan.jp/world/0507/0507079310/1.php?PHPSESSID=8cd40e2e45733cc6139dd55f5a8dae40

「意外なもの」との見解に早速コメントがついている。「宣伝戦は基本中の基本」なのだそうだ。
それはそうなのかもしれないが、本質はそのような話ではない。
宣伝ビラの説明には、『中国在住日本人反戦同盟江蘇省中部支部が印刷した「無意味な戦争の犠牲者になるな」という宣伝ビラ』とある。
仮に「中国側による宣伝ビラ」だとして、それを「日本人による宣伝ビラ」と騙り展示する意味がどこにあるのか。そのような「良心的な日本人」がいたということを知らしめる必要が何故あるのか。
戦争のテクニカルな論評も結構だが、もっと他に想像すべきことは多いのではないか。

記者はこの展示を「意外なもの」と論評した。かのコメントを寄せた2氏は「意外でも何でもない」と先の理由を挙げた。しかしそれでは展示した理由は全く説明がつかない。記者の「意外なもの」との見解には私も異論があるが、その立場は2氏とは完璧に異なる。

記者が「意外なもの」と感じた原因はこの文章である。
>確かに日本の報道にあるように南京虐殺や731部隊などの展示物があり、反日感情を高めるものがあったのも事実ですが、

「反日感情を高めるための記念館」に「良心的な日本人の宣伝ビラ」が展示されていたから「意外だった」のである。
南京虐殺や731部隊の展示物を「事実の展示」と見ずに「反日感情を高めるもの」と見たことがそもそもの誤りだったのである。
抗日戦争記念館・・・「抗日」の「日」とは「国家としての日本」(ましてや日本国民なんかではさらさらない)ではなく「軍国日本(あるいは今なお息づくその亡霊政治家を含む)」なのである。
したがってそれに抗する「日本人による宣伝ビラ」は「抗日の同志」として展示されるのは全くもって当然であり、何の論理矛盾もない。抗日戦争記念館が「単なる反日感情」をあおる施設ではないことの証明でもある。
posted by PPFV at 20:23| Comment(2) | TrackBack(1) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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