2005年09月16日

[キャファ通信]私はビンボーサイクリスト

さて、先の記事で「(小泉与党が大勝した選挙結果の背景には)かなり多くの国民のなかに、どこかで増税も必要じゃないかという気持ちもあったと感じている」と語った谷垣禎一財務相もサイクリストである。その筋では良く知られる「東叡社」の自転車を愛用しておられるらしい。

そんな折、スポーツサイクル専門店「アトリエ・ド・キャファhttp://www.kijafa.com/」が発信しているメールマガジン「キャファ通信」にとても嬉しくなる記事があった。
当然のことながら同じサイクリストである・・・。
ほのぼのとしつつも力強く生きてこられた気概が感じられるこんな生き方をぜひしたいものだ。

########## 私はビンボーサイクリスト ##########

七月の十日から、山形県は庄内に行っていましたが、一昨日、川崎へ帰って
きましたました。こちらはまだまだ暑いですね〜。留守中に貯まりに貯まっ
たメールをチェックし、返事を書き、「キャファ通信」のバックナンバーを
読んだり大忙しです。郵便局に留め置きしておいた郵便物も取りに行かなけ
ればなりません。

申し遅れましたが、私は1937年生まれの年金生活9年目、ヘッポコサイク
リストです。レースはやってません。サイクリング歴50年とは云っても、
定年前の30年ほどブランクがありますし、ご贔屓の選手は「フェデリコ・
バーモンテス」というのですからお話しになりません。

学歴も無く、マジメに労働運動をやったこともあってか、一生を現場のヒラ
で過ごしました。順調に昇進した同期と比べると厚生年金、企業年金合わせ
て月額7万円位低いでしょう。でも、私は「飲む、打つ、買う」は一切やり
ませんし煙草も吸いません。車も携帯電話も持っておりません。移動手段は
自転車と徒歩。ものは考えよう、これだけでも7万円くらいのアドバンテー
ジはあるのではないでしょうか。庄内では、十数キロ離れたスーパーに買い
物に行くときは、リカンベントでトレーラーを牽いて行きます。

庄内の家では、十数年前にテレビのアンテナが壊れてから、あまりテレビは
見ておりません。弟が録画して送ってくれる「ツール」や「ジロ」などを見
ておりました。パソコンとも無縁です。郵便と電話が通信手段です。


庄内の家は、廻りがメロン畑で、相変わらずメロン農家のSさんが、ドッサ
リとメロンを置いて行くので、毎日メロンのお尻を押しては、熟したものか
ら食べるのですが、一日一人1箇をノルマにしても食べるのが追いつかず、
間に合わないものは、果肉部分だけをサイコロ状に切って冷蔵庫で保管とい
う始末。贅沢なもので、メロンはもうたくさん、昔からの瓜(うり)を食べ
てホッとしたりしています。

春には、知人にサクランボを作っているのがいることが分かり、食すことが
できました。8月15日からは、今や全国区になった「白山だだちゃ」が白山
の農協の駐車場で直売されるので、朝早くからファントム(リカンベントで
す)でトレーラーを牽いて行き、行列に並びました。値段は普通の枝豆の2
〜3倍しますが、旨くて止められない。味、香りが強烈で、かなり先からで
も茹でていることが分かります。

なにしろ旨いものが多いので、いくら自転車に乗っても痩せません。レース
をやるわけでもなし、マッ、イイカ!です。

いつもならもう少し向こうに居るのですが、小泉さんのお陰で、投票のため
11日に帰る破目となりました。11日の特急「いなほ4号」に乗りましたと
ころ、架線事故で「越後寒川」という無人駅で降ろされまして、なにしろ辺
鄙なところですから村上からの代替バスが駅まで来れませんで、さんざん待
たされた揚げ句、バスの来る国道まで歩かされまして、予定より4時間ほど
遅れて家に着きました。

へびのあし;竹下さんが首相になったとき、両手を拡げて「もっとこうしな
いとね(もっと所得格差を拡げないとね)」と云ったそうですが、その後は
お金持ちと庶民の格差が開く一方で、今回の小泉さんの圧勝で、ますますそ
の傾向は強まるでしょう。今でさえ、先進六カ国のなかで、アメリカと並ん
で日本は所得格差が断トツで大きいのに---。今に私のような年金生活者は
暮らせなくなるでしょう。そのような政治を選んだのが民意ならば、私も日
本人として逃れるわけにはいきません。私の寿命が尽きるのと、暮らせなく
なるののどっちが早いか、でも、私は逃げきれても、妻は10才年下だから
どうなるんだろう。

庄内に行った当初は青々としていた田んぼも一面黄金色となり、櫛引町で早
くも稲刈りが始まりました。公式には「平年並」と発表されておりますが、
衆目の一致するところ豊作です。米価への影響を心配しての発表でしょう。
余談ですが、帰る二日前、湯野浜温泉→羽黒町・松ヶ岡→桜ケ丘→川代温泉
→月山高原牧場→瀬場→清川→酒田→湯野浜温泉と走りました。瀬場→清川
間の立谷沢川沿いでは、蕎麦が花盛りで奇麗でしたが、このうちの何割か
は、転作奨励金が目当てですから、収穫されることなく終わりますこれを
「捨て蕎麦」と云いますが、他にも「地力増進稲」といって、田植えが終
わってから減反を勧められ、これも収穫されることなく漉き込まれてしまう
ものがあります。なにか悲しいですね。以前、お隣の山大の元教授の桑原さ
んたちが捨て蕎麦を収穫させてもらって、蕎麦を打って食べたそうですが、
複雑な心境だと話しておられました。

今年は、大山の犬祭り、鶴岡の天神祭、黒川能、羽黒の八朔祭、新庄祭な
ど、また、銀山温泉、肱折温泉などの温泉、鳥海山の由利高原などなど沢山
の楽しみがありました。なかでも、新庄祭は250年の記念祭で素晴らしいも
のでした。あの決して大きいとは云えないまちで、22台もの見事な山車と
お囃子、奴振りなど、よくこれだけのことが出来るものだと驚きました。歴
史の凄さを見ました。来年は山五十川の山戸能、歌舞伎を是非見たいと思っ
ています。お金をかけないでも、これだけの楽しみがあるのですから、庄内
の素晴らしさを実感しています。

私自身は、相も変わらず進歩のないサイクリングです。現在ロードレーサー
7、リカンベント3くらいの比率で乗ってますが、若いころのようなわけに
はいかず、ロードレーサーのポジションを少し変更しました。

ハンドルバーを少し幅が広くリーチ、ドロップの小さなものに、ハンドルス
テムも替えました。クランクをコンパクトドライブの160ミリに、歯数も
48と36にしました。更にハンドルバーを少し上げ、サドル位置を少し後に
しました。山間部を走ることが多いので、この方が良さそうです。大人しい
ポジションになりました。まだ少し試行錯誤が続きそうです。

背が低く、手足が短いという全く自転車向きでない体形(女性にもモテな
い)で自転車を趣味としてしまったことを後悔してはいませんが、いろいろ
と不都合はあります。手足の長い人が羨ましい。以下、脚が長くてお金のあ
る人は笑ってください。

年金生活では、新しい自転車など及びもつきませんが、この体形では、どう
せロクな自転車は作れませんから、新しい自転車に大金を投じない口実には
なります。ナ〜ニ、アンクティルだってバーモンテスだってジェミニアーニ
だって、いまの私たちより粗末な自転車で、あんな素晴らしい走りをしたん
だ、と自らを慰めています。へびのあし;古い自転車は、部品の調達に苦労
します。

足はスコブル付きのバンビロで、いろいろ探してもらいましたが専用の靴は
履けず、ウォーキングシューズにト−クリップ・ストラップです。頭は絶壁
で幅が広く、ピッタリのヘルメットがありません。当たるところをハンマー
で叩いて凹まし、なんとか被っています。このあいだ、イタリア製の素敵な
ゴーグルを買う決心をしまして、お金を握りしめてお店へ行きましたが、い
ざ装着してみると鼻が低くてデメキンときてますから、レンズが睫毛に当た
るどころか瞼(まぶた)に当たる始末、結局買いませんで、キャンドゥーで
買った100円のサングラスを愛用しています。レーシングジャージ、レーシ
ングパンツはユニクロのボデーテックとやらで代用です。夏用品のバーゲン
価格でどちらも500円で買えました。グローブは、酒田のスポーツ用品店の
バーゲンセールで、これも500円のゲートボール用で代用です。野球のバッ
ティング用のグローブも使っています。左右で750円!。私みたいのが多い
と、自転車屋さんは大変ですね。

私のミスで、デジカメで撮った今年の庄内の写真を全て失ってしまいまし
た。なかには自転車メーカーが見たら「使わせてください」と云われるのが
確実の素晴らしい写真もあったのに残念です(ウソ)。

だんだん「ご長寿クイズ」になってきたようです。ボケないようにに精進が
必要ですね。でも、気まぐれで三日坊主、行き当たりバッタリ、迷子になる
のが楽しいというサイクリングが好きときているので----。

ではまた。

キャファ通信
http://www.kijafa.com



posted by PPFV at 01:02| Comment(0) | TrackBack(1) | 自転車のことなんぞ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今度は増税宣言〜早くみんな気づけ(その2)苦笑

小泉政権 早くも増税宣言
選挙で“増税なし”言いながら 財務相“定率減税全廃・消費税は増”(しんぶん赤旗2005/9/15)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-09-15/2005091501_01_1.html

 総選挙(十一日投票)中は郵政民営化一本やりで、「『サラリーマン増税』を行うとの政府税調の考え方はとらない」(自民党の政権公約)と増税隠しに終始した自民、公明の小泉与党。ところが、選挙が終わるや小泉内閣はサラリーマン増税となる定率減税(個人所得税・住民税)の全廃など増税の具体化に走り出しました。これには有権者から「公約違反じゃないか」「だまされた」など怒りの声があがっています。

posted by PPFV at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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