2006年04月04日

なんと産経社説を取り上げます!

【主張】高校教科書 領土の明記は評価したい(産経新聞社説2006/4/3)
http://www.sankei.co.jp/news/060403/morning/editoria.htm

自分の勉強不足を晒すようで恥ずかしいのですが、産経新聞の社説から教えてもらいました。教科書検定で「進歩」しているところもあるんですね(^^

 一方、南京事件の犠牲者数について「二十万人以上とする説が有力」とする記述が検定をパスしたことは、極めて問題である。文科省はこの記述を許容した理由について、故洞富雄元早大教授ら五人の学者が「二十万人」説を唱えているとしている。いずれも“大虐殺派”の学者グループである。

 だが、最近の実証的な研究により、中国が宣伝する「三十万人虐殺」だけでなく、日本の大虐殺派が主張する「十万−二十万人虐殺」説も、ほとんど否定されている。文科省はこうした新しい研究にも目を向けるべきだ。

 沖縄戦で旧日本軍の命令で住民が集団自決を強いられたとする誤った記述には、今回も検定意見が付かなかった。NHKの教育テレビで放映され、問題になった「女性国際戦犯法廷」は、昭和天皇を弁護人抜きで一方的に裁いた政治集会に過ぎないが、来春からの教科書に初めて登場する。


(2006/4/5補足追記)
子どもと教科書全国ネット21より
【談話】2005年度高校教科書の検定結果について
http://www.ne.jp/asahi/kyokasho/net21/danwa20060329.htm

4.南京大虐殺の犠牲者数については、最近まで20万人、あるいは10数万人と具体的数字をあげた記述に対して検定意見が付されなかったところであるが、今回、他の説もある旨記述するよう要求されている。これは歴史の改ざんをねらう右翼勢力の政治的圧力に屈して、2002年に文部科学省が検定基準を「より公正でバランスのとれたものとする」と称して改定したことに起因するものである。この点でも、アジア侵略の事実をあいまいにし、あわよくば隠蔽しようとしている政府の責任は免れない。



posted by PPFV at 21:25| パリ | Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[しんぶん赤旗]主張:共謀罪 いきつくところは思想の処罰

主張:共謀罪 いきつくところは思想の処罰(しんぶん赤旗2006/4/4)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-04-04/2006040402_01_0.html

 法案は、二〇〇〇年に締結された、国際的な組織犯罪を防止するための国際連合条約に日本が加入する国内法整備だとされています。国際的な組織犯罪に効果的に対処するために、一定の犯罪行為を“抑止すべき犯罪”と定めることは必要でしょう。しかし、国境を越える犯罪の抑止という目的から、対象とする犯罪は「越境性」をもつことを要件とするなど限定的にすべきです。

 ところが政府が提出した法案は、四年以上の懲役・禁固の刑が定められているすべての犯罪を対象にしました。対象は六百を超え、消費税法違反など、「越境性」があるとはいえない犯罪も多数含まれます。事実上、刑法上の重罪すべてについて共謀の罪を新設することになります。条約の趣旨からも逸脱して、捜査当局にとって、最も使い勝手のいい法規を新設することになります。


 政府は、共謀罪の対象は組織的犯罪集団に限定され、一般市民団体や普通の会社、労働組合は対象にならないと弁解しています。

 ところが国会審議で法務省は、「最初は正当な団体として発足しても、途中から組織的犯罪集団と認定される場合もある」と答えました。「組織的犯罪集団」に変質したかどうかを決めるのは警察です。結局、警察の恣意(しい)的な判断で乱用されることに、なんの歯止めもありません。

 日本の刑法は犯罪行為を罰するのが原則です。殺人や窃盗などの重大犯罪に限って未遂罪、予備罪を処罰することもありますが、例外中の例外です。共謀罪が設けられれば、当事者だけが知る「共謀」を処罰するため、盗聴の拡大、協力者(スパイ)の使用、自首すれば刑を減免して密告を奨励するなど、無法な捜査が横行するおそれもあります。

 市民の思想や言論・表現の自由が侵されるだけでなく、息が詰まるような監視社会が生まれることになります。文字通り自由に物言えぬ国であり、そんな社会は、国民のだれも望んでいません。

posted by PPFV at 21:17| パリ | Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。