2006年05月16日

毎度毎度「同じ手口」に引っかかってはならない

“平成の治安維持法”共謀罪が招く「窒息社会」(サンデー毎日2006/5/21号)
http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/tokusyuu/news/20060510-211033.html
以下の文言がすべてを物語ります。直近では「国旗国歌法案」での答弁が記憶に新しいですね。「オレオレ詐欺」にだまされるお年寄りをばかにはできますか・・・?毎度毎度「同じ手口」に引っかかってはならないのです。

「一般人が対象になることはまったくない。アルカイダや暴力団など、犯罪を実行するための組織だけが対象」(杉浦法相の国会答弁)
 だが81年前、治安維持法案を説明した若槻礼次郎内相も同じことを言った。
「最も国家社会に害毒のある者を取締らうと云ふのであります。(中略)思想の上に於て何等抵触することの無い事柄と信じて居ります」

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2006年05月11日

[チェチェンニュース]チェチェン、ロシア、日本 − 共謀罪強行採決の前夜に

チェチェン、ロシア、日本 − 共謀罪強行採決の前夜に
http://chechennews.org/chn/0609.htm

 かなり嫌らしいいくつかの未来のひとつに、5年後の僕がいる可能性は高い。だからなのだ。考え直したいのは。遠いチェチェンのことを考えている場合じゃない−−いやそれはちがう、チェチェン、ロシア、日本、アメリカ、どの場所でもよく似たことが起こっているということを、あまり書かずにいた。ロシアは日本のごく近い未来なのに・・・。僕の周りには、ずっとこのことを訴えている人たちが、たしかにいたと思う。


 時代は変わる。いま否定されようとしている理想、平和や人権、個人の尊重や平等、軍備の放棄、そういうものを、誰もがもう一度胸の中に膨らませるときは必ず来るはずだ。60年前の8月に戦争が終わった時に人々が抱いた安堵や、憲法が定められたときの真新しい気持ちを想像してみると、きっとそうだと思う。もっとひどい時代があったのに、それでも自由が大切なのだと、とても多くの人が知っているという事実が、夜と明るい昼間を貫くもののありかを教えてくれているような気がする。まだ、これからだ。

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[JCJふらっしゅ]憲法関連世論調査(2)朝日新聞

憲法関連世論調査(2)朝日新聞(JCJふらっしゅ2006/5/10)
http://blog.mag2.com/m/log/0000102032/107255244?page=1#107255244

Y記者の「ニュースの検証
□■憲法関連世論調査(2)朝日新聞

朝日新聞 日本国憲法についての全国世論調査
 憲法9条「変える」43%、「変えぬ」42% 世論調査(5/3)
http://www.asahi.com/politics/update/0503/002.html

 記事の要旨は次のとおり。
<日本国憲法全体をみて>
1 「改正する必要がある」55%(05年前回調査の56%と同水準)
  理由:「日本の社会を大きく変えたいから」(うち38%)
     「それほどではない」(うち57%)
2 「改正する必要はない」32%(前回33%)

<9条改正を巡って>
1 変えない:1項(戦争の放棄)、2項(戦力の不保持)とも「変えない」42%
2 変える:
  「1項、2項とも」変える18%
  「1項だけ」変える    9%
  「2項だけ」変える   16%
             計43%

 朝日新聞が同社の憲法世論調査について紙面で報じたのは5月3日のこと。調査は、全国の有権者から選挙人名簿で3000人を選び(層化無作為2段抽出法)、4月15、16日の両日、学生調査員が個別面接で実施した。有効回答1730人、有効回答率58%、回答者内訳女性53%、男性47%。

 私は実は、この日の世論調査の記事をリアルタイムでは読まなかった。
 ネット上での「憲法9条「変える」43%、「変えぬ」42%」の見出し、紙面(12版10面)上段の見出し「改憲 にじむ現実志向」「若年層に目立つ改憲派」といった文言に、「ああ、また朝日の悪いくせが出た」と感じたためである。

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2006年05月10日

経済同友会 今後の日中関係への提言

靖国参拝の中止求める 日中関係懸念、首相拒否(東京新聞2006/5/9)
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006050901005877.html

 小泉首相は同日夜、官邸で記者団に対し「財界の人から商売のことを考え(参拝に)行ってくれるなとの声もたくさんあるが、それと政治は別だとはっきりお断りしている」と、提言を拒否する姿勢を示した。


「商売と政治は別」ということですが、この発言「商売上は問題あり」ということを言外に認めてしまっています。
もちろん「靖国」の問題は経済的側面だけでは到底片付けられません。しかしながら、百歩いや千歩譲って「ただただ経済的側面だけ」を見ても大いに問題があるということがおおっぴらになり、ここにきて遅まきながら経済同友会自らがそのことについて提言をしてきたということについては多少の評価はできます。いっそ「○○総研」もしくは「○○総合研究所」あたりに「首相の靖国参拝による経済損失試算」などを作成してもらえればより説得力を得ることができるでしょう。
しかしながら、このことはあくまで百歩譲って「経済的側面だけ」見た場合の話であって、問題の本質の一部に過ぎません。経済同友会の提言にはその問題の本質に一歩踏み込んだ一文もありその点については大いに評価したいと思います。

5ページ
歴史への反省をもとにした戦後の平和国家への転換とその実績について、中国等アジア諸国に少しでも疑義を抱かせる言動を取ることは、他でもない戦後の日本の否定に繋がりかねず、日本の国益にとっても決してプラスにはならないことを自戒すべきである。


5ページ
更に、中国政府が進める「歴史教育」「愛国教育」については、それが客観・公平に行われるよう希望するとともに、日本においても、近現代史の教育を充実させ、若者に過去の戦争という事実を正視させる努力が必要である。


今後の日中関係への提言−日中両国政府へのメッセージ−(経済同友会 提言・意見書)
http://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2006/060509a.html
(PDF文書)
http://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2006/pdf/060509.pdf
posted by PPFV at 16:32| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[JCJふらっしゅ]憲法関連世論調査(1)読売新聞

JCJふらっしゅに「憲法関連世論調査」というタイムリーな記事

憲法関連世論調査(1)読売新聞(JCJふらっしゅ2006/5/9)
http://blog.mag2.com/m/log/0000102032/107251920?page=1#107251920

Y記者の「ニュースの検証」
□■憲法関連世論調査(1)読売新聞

 米国が事実をゆがめてイラク戦争に踏み切り、泥沼状態に陥っていることや、日本政府が国民の大反対を押し切ってイラクに自衛隊を強硬派遣したことなども影響しているのだろうか。それに便乗するかたちで米国が打ち出した「米軍再編」とそれに伴う「3兆円」もの資金負担を日本政府が安請け合いしようとしていることなども関係しているのだろうか。

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posted by PPFV at 12:11| パリ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月09日

「糞虫」思い立って調べてみました

糞虫-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B3%9E%E8%99%AB
「フンコロガシ」も「糞虫(ふんちゅう)」の一種なんですね。

『生態系における糞虫のもう一つの大きな役割は、種子分散である。哺乳類の糞に含まれる植物の種子は糞虫によって地中に埋められることで、発芽率が上昇する。』


「大きな役割は、種子分散」いいですね〜そして新しい芽が出てくれば。是非そうありたいものです。
posted by PPFV at 19:38| パリ ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メディアは、権力と共犯関係であってはならない

ブログ***milou***に興味深い記事がありました。
「古傷に塩をぬりつけるな」と題する朝鮮日報の社説です。
http://milou.seesaa.net/article/17444876.html
「社説」−「古傷に塩をぬりつけるな」 朝鮮日報社説 2006/5/1
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/%82%8a-2006/09/0609j0501-00001.htm

 「朝日新聞がおかしい」。こんな声をよく聞く。9.11事件後、米軍のアフガンへの一方的な空爆を肯定する社説を書いて、戦争を防ぐどころか戦争を追認してきた。

 そんな同紙が新シリーズ「新戦略を求めて」(4月23日付)をスタートさせた。筆者の論説主幹・若宮啓文氏の親米ぶりが際立つ記事だ。

 「日本が今後も米国との同盟を軸にすべきなのは疑いない。自由経済の中心であり、いざとなれば身を賭して民主主義を守る米国である」−。いまどき、こんなことを恥ずかしげもなく書くか! ブッシュやラムズフェルドのでたらめな定義でどれほど多くの人々が殺されたか。「文明対野蛮」の戦争によって、虫けらのように駆逐された人々の無念、怒りを想像してみるがよい。。


さて「朝日」に反論できるでしょうか。「産経」との下らぬ社説論争などやっている暇があったらこの苦言に答えよ!と思いますね。『いまどき、こんなことを恥ずかしげもなく書くか!』と社説らしからぬ激しい言葉ですが、残念ながら全くその通りです。過ちを鋭く指摘してくれる友人を大切にしなくてはいけません。

メディアは、権力と共犯関係であってはならない。


「朝日」はこの言葉を肝に銘じるべきです。「ジャーナリスト宣言」だとか「言葉は無力だ」などと暢気なことを言っている場合ではないのです。この言葉を「社是」にしてもいいくらいです。

「朝日」に関連して「撫順の奇蹟を受け継ぐML」に以下の投稿がありました。
Yahooにアカウントを持っていないと見ることができないようなので、全文引用します。
http://groups.yahoo.co.jp/group/uketugu/message/7191
一応リベラルを標榜する新聞社のこの恣意的な情報操作(としか思えない)は、保守系新聞のそれよりもはるかに罪深いといえます。

From: "Ryuzaburo Noda"
Date: 2006年5月8日(月) 午後2時21分
Subject: 朝日新聞社に質問書

岡山の野田です。重複お許しください。

 朝日新聞社の憲法9条改正に関する世論調査(5月3日掲載)に関し、
同社に下記の質問書(5月7日付)を、憲法9条 変える?変えない?
全国意見投票事務局の名で郵送しました。
      http://tohyou.exblog.jp/ 

                  質問書

 私たちは去る4月29日から5月3日の間、全国33都道府県の
72市・町・区において憲法9条改定の賛否を問う街頭シール
投票を実施し、以下の結果を得ました。               

    憲法9条を変えることに
         賛成   3270(12%) 
         反対  21652(77%) 
        わからない 3247(11%) 合計 28169票     
  
 この結果は5月3日付貴紙に掲載された貴社世論調査の結果とは著しくかけはなれたものとなっています。このような違いが生じた主な理由は両者の調査方法の違いにあります。貴社の調査方法には重大な疑問があります。それを以下に記載しますので、来る5月20日までに文書でご回答くださいますようお願いいたします。

                 記

 貴社の世論調査では、憲法9条の改正について

      1、2項とも変えない   42%
      1項だけを変える      9%
      2項だけを変える     16%  
      1、2項とも変える    18%
       その他・答えない    15%  

であったとして、最初の42%と2,3,4番目の合計43%(=9+16+18)を較べ、9条の「変更」と「維持」は横並びとされています。このことについて以下のとおり質問いたします。

(1)いま9条改正が大きな問題となっていますが、その核心は9条2項の改正にあることは貴社もご存知のとおりです。9条改正問題とは即9条2項改正問題であると言って過言ではありません。そうだとすれば上記の「1項だけを変え」2項を変えないとする9%は、本来ならば9条改正というよりもむしろ9条護持と見なされるべき数字です。
  ところが、貴社の調査ではこれを9条「変更」とカウントし、あたかも9条改正派であるかのような錯覚を与えています。このようなまぎらわしい調査方法は問題だと考えますが、いかがですか。

(2)(1)で指摘した事情を考慮すれば、「1項だけを変える」とする9%を9条の「変更」に数え、9条「変更」「維持」横並びなどと大見出しで紙面に書くのは、読者をミスリードするものであると考えますが、いかがですか。

(3)私たちは、まず憲法9条を変えることに対する賛否を聞くことからはじめました。そして次にその理由を尋ねるのが、最も自然な、そして最も民意を汲み上げることのできる調査方法であると考えますが、いかがですか。

(4)(1)で述べたとおり、憲法9条に関する貴社の調査方法には重大な疑義があります。今後行う際は調査方法を改善すべきだと考えますが、いかがですか。   
 
                               以上


文中のリンクhttp://tohyou.exblog.jp/ が見れなくなっているのが気にかかります。
「憲法9条 変える?変えない?全国意見投票」の興味深い結果が網羅されていたのですが。

《追記》2006/5/9 19:40
上記リンク、今現在見ることができますね。大メディアの世論調査といかにかけ離れた結果か・・・注目すべき結果です。
posted by PPFV at 18:34| パリ ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月02日

これは使える!「反日blog監視アンテナ」

見慣れぬところから来訪者がおいでになると思ったら
こちらでした↓

反日blog監視アンテナ
http://i-know.jp/hannichi/

私は「廃人」に分類されてました(笑)
まあ確かにそうかもしれない(爆)
しかし他に「廃人」と分類されている人を見ると・・・、まあいかに考えが違っているとはいえ、あまりに杜撰で読みが甘いカテゴライズにはがっかりしてしまいます。
でも熱意を持って集められたリンク集はイイすね。ありがたいことに今まで知らなかった良質なブログをたくさん知ることができました。これは使えます。今後とも新たな反日(笑)ブログをどんどん発掘していただきたいですね。

posted by PPFV at 20:32| パリ ☁| Comment(6) | TrackBack(1) | 妄言たわごと集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[東京新聞特報]『共謀罪』 与党修正案を検証する

『共謀罪』 与党修正案を検証する(東京新聞特報2006/5/2)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060502/mng_____tokuho__000.shtml
posted by PPFV at 20:15| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月01日

[はんのき日記]朝日社説は誤るな!共謀罪はダメ!!

朝日社説は誤るな!共謀罪はダメ!!(はんのき日記 PART2 2006/5/1)
http://blogs.yahoo.co.jp/ff6988m/33318654.html

国会審議の過程で、いくら良さ気なことを口頭で説明したとしても、それが法案に明記されない限り、信じてはいけないのです!

私達は「国旗・国歌法」で、このことはいやというほど、身にしみて!わかっているはずです(国会審議であれほど『強制はしない』と答弁したにもかかわらず・・・)。
朝日は、また、その轍(てつ)を踏もうというのでしょうか??


《参考》
共謀罪 乱用の余地を残すな(朝日新聞社説2006/4/28)
http://www.asahi.com/paper/editorial20060428.html#syasetu1

さらに遡れば先の侵略戦争においてほぼすべてのメディアがこぞって支持をした・・・その轍をも踏もうとしているとも言えます。
まさに暗然とせざるを得ませんが、当時と違うのはこうしたブログというメディアを通じて市井の人の声が聞こえること、これは明るい材料です。

ご紹介したブログのコメント(これも必見)で紹介されている民主党参議院議員のブログはこちら

民主党参議院議員ふじすえ健三公式ウェブサイト
http://www.fujisue.net/archives/2006/04/post_1292.html

話によると、政府・与党は、明日、採決をする方向で動いているようです。
また、細かいところを勉強して、藤末としての考えを掲載するようにします。


いやはや。
posted by PPFV at 20:47| パリ 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする