http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006090401000346.html
【ベルリン4日共同】4日発売のドイツ有力週刊誌シュピーゲルは、小泉純一郎首相による靖国神社参拝に関する記事を掲載。この中で安倍晋三官房長官が歴史家による東京裁判研究が必要との立場を取っており、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を「神話」と呼んだイランのアハマディネジャド大統領と「歴史修正志向の点で似ている」と指摘した。
同誌は「専門家によるホロコースト研究が必要だ」との大統領発言との類似性を挙げ、安倍氏も靖国参拝を好み、中国や韓国に対する侵略を厳しく批判することを拒否しているとした。
さらに、戦時体制を産業政策面から支えた安倍氏の祖父、岸信介元首相を「アルベルト・シュペーア(ナチスの軍需相)」になぞらえ、こうした家系が安倍氏の思考に影響したようだと指摘した。
昨日のエントリーでの仏リベラシオンに続き、今度は独シュピーゲルでの端的な指摘。
まあ思想信条の自由は保障されていることになっているから安倍氏を支持する向きがあってもいいでしょう。しかし安倍氏のこうした資質、思考を大いに危ぶむ声があふれていることも事実。にもかかわらず、このような端的な指摘が国内のマスメディアから聞こえてこないのはどうしたことか。
いっそこの日本の危険な兆候を世界のメディアに向けて発信すべき時ではないかとさえ思えてくる。
安倍氏に関してはこちら面白い記事↓
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2006/09/post_e670.html