2006年09月15日

植草一秀教授の痴漢行為疑惑に思う

「ほれ見ろ、やれ見ろ」と世間は騒がしい。
各紙チェックしてみたが該当記事はあまり見つけられなかった。
以下、東京新聞と産経新聞の記事だが、

痴漢で植草教授を逮捕 「覚えていない」(東京新聞2006/9/14)
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006091401001264.html

とまあ普通の記事だ
さて産経だが実に嬉しそうに読み取れるのは気のせいか。
掲載されている植草氏の写真も目を剥いて見ようによってはちょっと異様に見える雰囲気の写真を選ぶところなど、悪意に満ち満ちている。

植草教授、今度は女子高生に痴漢 酔って「覚えてない」(産経新聞2006/9/14)
http://www.sankei.co.jp/news/060914/sha019.htm

植草教授、痴漢は「警察のでっち上げ」 容疑否認(産経新聞2006/9/15)
http://www.sankei.co.jp/news/060915/sha019.htm

 また、電車に乗ったのは「家に帰るつもりだった」と供述。同署が、自宅がある港区白金台とは反対方向に向かう下り電車だったことを追及すると、「間違えたんでしょう」と話しているという。


この記述もそうだ。他では拝見できなかった記述だが、独自取材なのか?「容疑を否認している」との記述に続いて、いかにも稚拙な言い訳と思わせる供述を紹介し彼の「精神状態(あるいは人格)が普通でない」ことを印象付ける。やはり悪意に満ち満ちている。

以下、2つの仮説を考える。

仮に彼の容疑が「ホンモノ」だとする。
だとすれば、正直どうでもいい事件である。もちろん痴漢行為を決して容認するものではないが、かといってこんな事件にエントリー立てるほどの暇はない。
容疑は単なる「東京都迷惑条例違反」である。
被害者は基本的に「女子高生」ただひとりだ。
「痴漢にあった者の気持ちを考えてみろ」とか「今まで支援してきた人たちの気持ちを踏みにじった」などという話しは別次元の話である。

では彼の容疑が「ニセモノ」だとしたらどうか。
被害者は「植草氏」ただひとりだろうか?

わが国の多くのメディアは今回の容疑を「ホンモノ」として騒ぎ立てる。

<2006/9/21 18:25追記>
TBいただきましたが北国からのTBはどうもうまくいかないようです。
こちらにリンクさせていただきます。

くだらないニュース(謙遜と謙譲の音楽)
http://ch.kitaguni.tv/u/10670/%bb%a8%c3%cc/0000393764.html
posted by PPFV at 21:27| パリ 🌁| Comment(10) | TrackBack(5) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする