http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20061023k0000m010115000c.html
自民党の中川昭一政調会長は毎日新聞のインタビューで、教員免許の更新制度に関連して「日教組の一部活動家は(教育基本法改正反対の)デモで騒音をまき散らしている」としたうえで「下品なやり方では生徒たちに先生と呼ばれる資格はない。免許はく奪だ」と述べ、教員の組合活動を強く批判した。
今国会の最重要課題である教育基本法改正案の審議が25日にも再開することを念頭に、成立阻止を掲げる野党や日教組をけん制したものとみられる。こうした姿勢に対して、野党側は「教育を政争の具にしようとしている」(民主党の松本剛明政調会長)と反発しており、激しい論戦が展開されそうだ。
早くも禁断症状が出て、「教員免許更新制度」の本来の目的(日教組つぶし)を吐露してしまった模様。
問題は「デモの騒音?」「下品なやり方?」か?
「オマエは悪い政治家だ!」と言われて「オマエって言うな!」と怒ってるようなもんだ。
「そっちかいっ!」というツッコミが聞こえてきそうだ。
怒るなら「悪い政治家とはなんだ!」だろう(言えないだろうけど)。
それじゃ「アナタ」と言えば納得するのかね。
今回の中川発言中、該当する酔っ払いの言動パターン
1.余計なことをしゃべってしまう。
2.妙にズレたところで怒る。
子どものことなどお構いなしに「国」や「教育委員会」の命令にただただ付き従う教師には「先生」と呼ばれる資格があるとでもいうのか。
教育現場に限らず働く者が抱える問題、その原因の多くは労働組合の弱体化にこそあるのではないかと思っている私にとっては、中川氏の批判は全くの的外れ、いいがかりとしか思えない。