2007年07月31日

民主党の今後の動きを注視する

「自公暴走阻止のために民主に票を集中させよ!」と散々呼びかけておきながら、共産議席減を見るや「ほら凋落傾向だ」だの「自然消滅を待つばかり」だの一体何だんねん・・・と言いたいところだが(私は党員でもなんでもないので決して党の正式見解ではありません、念のためって当たり前か)、それはさて置き、これだけの二大政党制キャンペーンの中にありながら選挙区では票を減らしたものの比例区では前回参院選から得票を伸ばしているのだから健闘したんじゃなかろうか。社民党にしても票を減らしたのもこの状況を考えれば無理はないかもしれない。
多くの票が自公から離れ民主へ集中したわけだが、さてさてその民意の核はどこにあるのだろうか。いわゆる市民派あるいは護憲派といわれる方々が期待するところの民意とはどうも乖離があるような気がする。とりあえずは自公の暴走にストップをかけることができたのは良かったかもしれないが(民主に票を集中せよ!の論拠はまさにここがツボだったんだからして)、手放しに喜ぶのは早計だ。今後の民主党の在りよう如何では、民意はまたまたどうにでも転ぶ。どうにでもと言っても「民主もダメか・・じゃ今度は社共だ」と行くような民意とは考えにくいので、必然的に「じゃやっぱし自民」ということになりかねない。そうならぬためにも民主党には、まず手始めにこのあたりは頑張って欲しい・・・。

小沢代表、テロ特措法改正に反対表明 役員会に姿見せる(朝日新聞2007/7/31)
http://www.asahi.com/politics/update/0731/TKY200707310179.html

インド洋に展開する米艦隊を自衛隊が後方支援するためのテロ対策特別措置法改正案への対応について「今まで我々が主張した通りだ。反対したのに、賛成というわけはない」と政府案に反対する考えを表明した。


ん、頼もしい。「自民大連立」なんてまさかね!と思いたくなる頼もしさだ。いやそう思いたい。

さくらパパ デビューでいきなり大暴走(デイリースポーツ2007/7/31)
http://news.livedoor.com/article/detail/3251124/

おい、ブーメランはやめれ。

今後の民主党の動き・・・しっかり見極める必要がありそうだ。
posted by PPFV at 21:01| パリ ☀| Comment(2) | TrackBack(7) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月30日

[JCJふらっしゅ]安倍首相 歴史的敗北にも「続投」表明の愚

◎◎Y記者の「ニュースの検証」(JCJふらっしゅ2007/7/30)
  安倍首相 歴史的敗北にも「続投」表明の愚
http://blog.mag2.com/m/log/0000102032/108809386.html

□■安倍首相 歴史的敗北にも「続投」表明の愚

 安倍自公連立与党は1人区6勝23敗。獲得全議席数でも、与党46:野党75。
 完全なる与党の敗北である。安倍政権に対して、国民が退場のレッドカードを突きつけたのである。

 しかし安倍首相は29日夜、「政権を維持して改革を続行することで国民への政権公約を果していく」(ロイター通信、以下同)と、続投の意思を表明した。衆院の解散・総選挙については、「現時点で考えていない」とした。

 自らの責任の取り方について、「総理大臣としての責任の果し方は、就任した際に約束したことを実行に移すことだ。景気回復をしっかり果し、年金問題も解決していく」と述べて、政権を維持し続けることが、責任を果たすことだと語り、連立のパートナーである公明党も儀礼か本心か、即座にこれに乗る姿勢を示した。

 一方で自民党の中川秀直氏は幹事長辞任を表明、青木幹雄自民党参院議員会長も会長辞任の意向を表明した。
 安倍首相は「挙党体制で結果を出していくことが大切だ」「厳しく国民の声を受けとめ、やるべきことをやっていく。納得していただける対応をしたい」と語り、政権の存続と自民党の引き締め、自公連立体制の強化の意思を打ち出したわけだが、これが結果に見合った発言といえるだろうか。

 この歴史的ともいえる自民党の敗退を、まだ正しく認識できないでいるのだろう。
 小泉政権時からさらにはっきりしてきた自民党の基盤の崩壊だけでなく、その基盤の担い手であるはずの人々が安倍政権の大日本帝国回帰路線を、自民党の政策としてふさわしくないと、断罪したのである。その点を、民主党内部の改憲賛成派もとらえ損なうようなことがあってはならない。

 今回の民主党の地すべり的大勝利は、民主党のありようそのものへの全面的な支持といいきることはできないからだ。安倍政権の閣僚たちの連続した不祥事や逸脱した言動、そしてそれにまったく対処できない無能ぶりを露呈した安倍首相。

 敵失だけでここまでの差はつかないだろう。

 貧困・格差・年金・憲法・戦争、そして議会制民主主義総体の危機を招いた小泉―安倍自公連立政権のあまりにみじめな姿に、有権者はあきれかえり、与党対野党の全面対決の構図を期待した。民主党は自民党の保守地盤を食い破る戦略をとり、野党内の生存競争を脱し、小沢代表は野党軍を率いる軍将のように受けとめられ、一方のリーダーである安倍氏を、リーダーとしての存在感において決定的な差をつけるに至っていた。

 民主=60、自民=37、公明=9、共産=3、社民=2、国民新党=2、新党日本=1、無所属・その他=7。
 民主党は参院で第一党の座を確保した。あの前原体制の時代とは雲泥の差である。民主党は同じ党内でのその違いを深く認識して今後の方向を定めていく必要がある。それができなければ、参院第一党の座を基盤に、衆院第一党へとジャンプすることはできなくなる。

 これだけの自民敗北をもたらした民意は、昨夜民放の番組などで頻繁に口にされた「お灸」どころの話ではない。選挙民個々の厳しい判断だけで、ここまで劇的な結末は出てこない。昨年の教育基本法、そしてテロ特措法、イラク特措法、国民投票法と、小泉時代の郵政総選挙で獲得した巨大議席数を背景に繰り広げた強行採決。

 そこにはきめ細かな工夫も、創造的な施策も、なんら見出せず、一本調子に強行するだけ。日本社会がこのような政権を安易に受け入れると思い込むほうがどうかしている。自民党支持者の四人に一人が民主党に入れた。昨夜の選挙結果に接して、支持政党を自民党から民主党へと転換する決意を固めた人々もきっと多く出ているだろう。非正規雇用にあえぐ若者たちも、自らの一票が大逆転劇に結びつき、民主主義社会の可能性を肌で感じ取ったことだろう。

 民主党よ、年金をたのむ。ワーキングプアをたのむ。介護をたのむ。生活保護をたのむ。平和をたのむ。民主主義をたのむ―。民主党の大勝利は、確実に安倍自公政権の息の根を止めようとする民意のすさまじさが反映したものといえるだろう。「ノーモア・アベ」の声は、あらゆる要求、あらゆる情熱、あらゆる希望と結びついて、自公政権の退場を、確実に実現する道、そこへ確実につながる選択をした。

 その意味で、今回の選挙の勝利者は民主党ではなく、国民である。そして今回の選挙の勝利者は、小泉自公連立政権の無軌道な政策に組せず、反対してきた野党である。私にはそう思えてならない。民主党はそれに匹敵するほどのたくましさも、たのもしさも、まだ国民と共有していないからである。

 ブッシュ米政権のイラク戦争をいち早く支持し、自衛隊をイラクに送り込んだ小泉自公連立政権に与さなかったすべての野党、議会制民主主義をふみじり続けた小泉自公連立政権に与さなかったすべての野党、国民を貧困と格差とワーキングプアの地獄へと突き落として、自分たちだけはのうのうと生き残ろうとしてきた小泉―安倍自公連立政権に与さず、たたかったすべての野党こそが、近い将来の国会を二分する与党と野党であらねばならない。

 国家主義を振りかざし、改憲論をぶちまけ、戦争と貧困の時代を招きよせ、意味なき競争をあおり、言論・表現を管理統制し、権威主義の楼閣を築き上げようとしてきた自公連立体制は、ここに終焉のときを迎えたのである。

 改革の担い手は、プレスリー踊りの小泉氏でもなく、二枚舌の安倍氏でもない。
 改革の担い手は、国民である。今回の選挙の結果は、その前兆でしかない。まだ狼煙(のろし)があがったにすぎないのではないか。政治とは「お上」のやる仕事であった時代が長く続いてきた。

 お上にうまく支配させてやれば、商売も将来もうまくいくような時代は、とうに終わっている。しかし、それに政治の変革がおいつかなかった。じわじわと自民党は退潮に追い込まれ、公明党と連立しなければ政権はもたない時代が続いてきた。それでも思い上がりと勘違いを脱することのできなかった安倍首相は、道を後ろ向きに突進したのである。

 力で民意を支配することはできない。屈服させることもできない。それを望む気持ちそのものが、もはや現代に求められる政治家とは異質といえる。首相などもってのほかである。口だけで「厳しく国民の声を受けとめ、やるべきことをやっていく。納得していただける対応をしたい」と語っても、考えているのは自分のことだけ、自民党の世襲体制の維持だけ、人は自分のために額に汗して働け、では、首相失格なのは当然なのだ。

 国民は見抜いている。改革の担い手は、国民である。自民党がぐうの音も出ないほど、まず民主党を勝たせた。それが民意だろう。国民の手による改革は、これからはじまるのだ。そう思いたい。

 民主党が与党を果たすことになるとした場合、野党の勢力はどうだろうか。
 今回、自公46に対して、15。これが民主党以外の野党・その他の勢力である。自公から公明党を引くと、37対15。公明党の7を足すと、37対22。

 まだまだ自民党は多すぎる。現状の自民党の姿からいって、もっと少なくなければ政治のバランスがとれないのだ。政治の不安定を解消することができないのである。
 ブッシュ政権同様、安倍政権のレームダック化もどんどん進行することになる。次の時代。戦争から始まった21世紀を、全地球市民の共生の時代へと導く使命を、私たちははからずも共有している。

 世界から時代遅れといわれない国会、世界から信頼と尊敬をもらえるような政権を築くには、次の衆院選において、いまの野党陣営総体として、大勝利を果たす必要がある。いまの野党だけで国会を与野党二分できるほどの勢力を築き上げていく必要があるように思う。自民党の権謀術数にはまっているような暇などない。

 いまの自公政権のままでは、日本の政治の時代対応は遅れるばかり、逆に、世界をミスリードする存在として広く記憶されかねないのである。

 安倍内閣は国民の審判を率直に受け入れ、即座に退陣すべきである。
 有権者は、自らが日本の改革の主体者であることを自覚し、次の選挙でも、さらに人の命と生活を軽視してきた自公両党を厳しく戒め、自らをみつめなおすための時間と機会を、しっかりと与えねばならないと思うのだ。

posted by PPFV at 17:58| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(3) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月28日

いつもは真実を伝えない「マスゴミ」じゃなかったっけ

いつもは真実を伝えないはずの「マスゴミ」だったはずだが、何故かその「マスゴミ」の「二大政党制キャンペーン祭り」に異議を唱えないリベラリストの何と多いことか。異議どころか完全に乗っかっちゃってるんだもんね〜。
以下、ネット上で冷静に異議を唱える数少ない方々(PPFV調べ、PPFVの調査能力はかなりお粗末なので他にご存知の方はご教示ください)。

政党「コミ戦」に乗るメディア(花・髪切と思考の浮游空間2007/7/16)
http://blog.goo.ne.jp/longicorn/e/74856d8a4a2be035e60d976d005ef67f

データの罠 世論はこうしてつくられる(花のニッパチ、心のままにII 2007/7/26)
http://www.orangeback.net/?p=258

つくられる世論(今日の出来事2007/7/28)
http://lin-fc3.dyndns.org/top/cgi/archives/2007/07/post_75.html

posted by PPFV at 23:01| パリ ☁| Comment(2) | TrackBack(4) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月27日

「よりマシ」じゃなくて「より良い」投票行動のために

新自由主義的自民党政権に心底怒りを感じる方に。真正面から痛打を喰らわす投票行動のために。決して近視眼的投票行動で怒りの痛打を空振り(ヘタするとカウンターもあるかもよ)に終わらせないために。
怒りの投票行動の前にちょっと頭を冷やして読んで欲しいエントリーだ。

「自民党に勝てばいい論」に欠落しているもの(これでいいのか?2007/7/27)
http://korede.iinoka.net/archives/2007/07/post_39.html
《一部抜粋》しますが是非全文お読みください。

 かつての「非自民内閣」の実績、および現在の民主党の実績を考えれば、「自民党政権から民主党政権」というのが、「よりまし」などという安易な言葉で語れるものではない、という事が分かります。加えて言うと、そのような「自民党が失政を繰り返して国民の不満が高まった際に、その『受け皿』を民主党が担う」という事が、どのような勢力にとって望ましいのか、というのも考えて見ると面白いかと思っています。


posted by PPFV at 16:42| パリ ☀| Comment(4) | TrackBack(4) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月26日

自民?民主?どっちでもいいだろ。ええい両方推薦しちゃえ!

京都府知事、京都市長は、どちらに投票???(JANJAN 2007/7/24)
http://www.news.janjan.jp/election/0707/0707229563/1.php

驚くこともなかろう。要するにどちらでもいいのである。どちらでも不都合はないのである。
笑ってしまうが正直といえば正直、節操がないといえば節操がない。
民主が自民の対立軸になりえないひとつの証左でもある。
しかしこんな事が京都で行われてるとはね、かつて「革新の府」と呼ばれた土地柄である。京都府民もずいぶんと舐められたものである。が、今回の選挙結果はどうか・・・実は期待している。
posted by PPFV at 17:28| パリ | Comment(2) | TrackBack(2) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月25日

人のふんどしは履き心地悪いもの

07年7月:参院選と政局の行方(YamaguchiJiro.com2007/7/23)
http://yamaguchijiro.com/?eid=590
《一部引用》

 しかし、小沢代表のもとで、構造改革の負の側面を批判し、生活優先路線を取って、ここまで自民党を追い詰めたことは、正しい選択であった。かくなる上は、小沢を首相候補に押し立て、党が一致結束して政権交代まで突っ走るしか、道はないのではないか。


もはや民主党圧勝を信じて疑わない様子だが、はたして結果は如何に。本当に「構造改革の負の側面を批判し、生活優先路線を取って」の圧勝ならばそれもよかろうと思う。しかし自民党を追い詰めた要因が民主党のそんな態度にあるとは、どう頭ひっくり返しても思えない。一貫してそう主張してきたのは日本共産党である。自民党に対する国民の不満そして批判を見て、その衣を身にまとったに過ぎない。まさに「人のふんどしで相撲を取る」とはこのことだ。用が済めば早々に脱ぎ捨てるのがオチ。何といっても人のふんどしは気持ち悪いものだろうからね。

先日、紹介した下記エントリー。その後も大変有意なコメントがつけられている。是非ご覧ください。
このような有意なコメントを引き出してくれた点についてだけは山口二郎氏に感謝。

07年7月:言いたい:’07参院選/4 共産党へ=山口二郎さん(YamaguchiJiro.com2007/7/17)
http://yamaguchijiro.com/?eid=586
posted by PPFV at 20:20| パリ ☀| Comment(0) | TrackBack(3) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月24日

「悪政NOの民意」を吸い取る民主党

阿修羅にて紹介されていた。

3年前も・・・民主党躍進(土佐のまつりごと)
http://asyura2.com/07/senkyo39/msg/315.html
http://wajin.air-nifty.com/jcp/2007/07/3_2209.html

 3年前の参院選のことである。「自民大敗、民主党躍進」という活字が踊った。残念ながら、二大政党キャンペーンの中で 日本共産党は議席を減らした。その結果はどうであったか。暴走がひどくなつた・・・ 民主党は、財界よりの「現実的」方針を連発した。消費税アップの法案を提出、扶養控除などの廃止の法案を提出、介護保険の改悪を自公とともに賛成、憲法提言で9条を変えることを発表。「愛国心の涵養」という、右派から自民党案よりも支持された教育基本法改悪案を提案・・・ 
 しかし、「自己責任」が大手を振ってした流れから「格差と貧困」が問題になるように流れが変わり、市場原理主義とウルトラ右翼的思想の両面を持つ安倍政権への批判が起こっていることは、前向きの変化だ。
 自民の過半数維持は難しい状況。では、野党の中に筋金をいれるにはどうするか。そのことを多くの人に理解していただきたい。


まったくその通りだ。
「政権交代真理教」の方々の幻想をそれと認識してもらうには、いっそ民主党に勝ってもらって、その結果を目の当たりにしてもらうしかないかとも思っていたのだが、よくよく考えてみれば、民主党の果たす役割が何であるかは3年前にすでに思い知らされてるんじゃん。普段「喉もと過ぎれば熱さを忘れる」と日本選挙民を憂えるリベラリストの方々もすっかりそれを体現してしまっているところが悲しい。だまされてもついていく?まさに「真理教」たる所以か。
紹介したエントリー中で言及されている「前向きの変化」も決して民主党によって引き起こされたものではない。ひとえに自民党のデタラメそして不甲斐なさと日本共産党による追求によるものではないのか。
そしてまた「前向きな変化」によって生まれたはずの「悪政NOの民意」を民主党が吸い取るのだね。
こんなものに「寄生」されては育つものも育たない。
posted by PPFV at 16:04| パリ ☔| Comment(2) | TrackBack(12) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月23日

[しんぶん赤旗]テレ朝系サンプロ 志位委員長語る

テレ朝系サンプロ 志位委員長語る(しんぶん赤旗2007/7/23)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-23/2007072302_03_0.html

22日放映「サンデープロジェクト」でのやり取り。
私も見ていたけど、何とも腹立たしいインタビューだった。コメンテーター共々、まさに日本共産党のイメージを貶めるのに必死といった風情である。
特に中盤以降は「今や共産主義が生き残っているのは北朝鮮だけだ」だの「党名を変えろ」だの「マルクス?資本論?ダハ〜」だのネット上のどっかで聞いたような議論に終始するわけである。だいたい、人を小ばかにしたような態度はジャーナリストとして許せないし、「そんなアホな〜」的な態度を見せることによって言外に「おまえの言うことは取るに足らない話」との印象を与えようという魂胆は丸見えなのだ。
それでも志位氏はにこやかに答えていくのである。
批判があるなら(できるものなら)真正面から批判してみるがいい。唯一批判らしい批判、財部氏の「法人税増税は国際競争力をなくすのでは?」という疑問(批判だろう)も「社会保険料負担とあわせて考えるべし」と一蹴された。
posted by PPFV at 15:42| パリ | Comment(0) | TrackBack(3) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月21日

愛知県知事選に関する山口二郎氏の事実誤認もしくはデマ

7月19日に取り上げた山口二郎氏の記事に「時事徒然草」さんよりコメントがついた。「愛知県知事選」への言及(デマ)についてである。
ぜひ読んでいただきたいので引用させていただく。民主党支持者の方もどうぞご確認願います。

07年7月:言いたい:’07参院選/4 共産党へ=山口二郎さん(YamaguchiJiro.com)
http://yamaguchijiro.com/?day=20070717

《時事徒然草さんのコメント引用》

 私の言いたいことはほぼ「宮城県民」氏が言われているが、共産党の愛知県知事選に対する対応に関する山口氏の発言について、異論があるので申し上げたい。

 山口氏は言う、「腹が立ったのは愛知県知事選ですね。共産党が勝てる見込みのない候補をわざわざ立てて非自民の票を散らした・・・」と。

 しかし、これは全く事実が逆だ。日本共産党愛知県委員会は、当初、市民団体からの要請を受け、「革新県政の会」(日本共産党愛知県委員会とその他の市民団体によって構成されている。)として、知事候補であった石田氏を支援することを決め、石田氏の側もこれに好意的な姿勢を示していた。

 しかし、これに横槍をさしてきたのが、山口氏の愛してやまない民主党の愛知県連と連合愛知である。民主党愛知県連は「組織として共闘するつもりはない。石田氏が革新県政の会と協議の場につくことも望ましいことではない」(近藤昭一代表 06年11月12日 読売新聞 ウェブ版)とのべ、「革新県政の会」とのいっさいの共闘を拒否し、石田氏もこれに同調した。

 共産党はそれでも「革新県政の会としては、あくまで石田氏と政策の一致があり、いっしょに戦う意思があれば支援する方針だ」(本村映一書記長)として、何とか、共闘のチャンスを探ったが、それもかなわなかった。そのため、「革新県政の会」としては、別の候補を立てざるをえなかったのである。この一連の騒動は、地元紙の中日新聞でも報じられている。

 先の山口氏の発言にはこうした事実の検証がまるでない。公の新聞でものを言うにはあまりに軽率ではないか。

 もっとも、今は、参院選前である。民主党御用学者である山口氏が、民主党のために、他党を批判する発言をする、その心情は分からないでもない。しかし、事実の検証もなんらなく、一方的に他党を貶めるのは、全く悪意あるプロパガンダにほかならない。悪意あるプロパガンダは、「永田メール問題」で懲りたと思いきや、どうやら民主党にはまだ身内に悪意あるプロパガンディスト=デマゴーグを抱えていたようである。永田氏が赤っ恥をかいたように、山口氏もまた赤っ恥をかくことになるだろう。わが親愛なる山口氏のために、そうならないことを、祈るのみだ。

posted by PPFV at 22:45| パリ ☁| Comment(2) | TrackBack(3) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月20日

なぜに今?という唐突なニュースには要注意

選挙戦も中盤、マスコミの選挙情勢報道はマユにツバして聞きつつ、リアル世界では共産党躍進の予感を肌で感じていたところである。唐突にこんなニュースが飛び込んできた。タイミングよろしいことですなあ。

中ソが日本共産党に多額の資金援助=50〜60年代、CIAが掌握(時事通信2007/7/19)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007071900798

 【ワシントン19日時事】18日に死去した日本共産党の宮本顕治元議長が「自主独立路線」を築く以前の1950〜60年代、同党が旧ソ連や中国から多い年で年間計40万ドルの資金提供を受けていたとの情報を米中央情報局(CIA)がつかんでいたことが、機密指定を最近解除されたCIA報告書で明らかになった。
 日本共産党がソ連から資金援助を受けていたことは、ソ連崩壊後に解禁されたロシアの公文書で判明しているが、CIAも中国ルートを含めた資金の流れを掌握していたことが分かった。報告書は、共産党に対する外国の年間資金援助額を30万〜40万ドルと見た場合、同党年間収入の約4分の1に達していたことになると指摘している。



知らない人が聞けば「旧ソ連や中国からお金を受け取ってたのね」と思っちゃうでしょう。というかそういう文脈である。というかそう言いきっている。というかガセである。というかみえみえのワナだ。

ほんま頼んまっせ「美しい国」ニッポン。

正しくはこちらを参照のこと↓ 

時事通信が配信した「CIA報告」なるものについて/不破前議長が談話(しんぶん赤旗2007/7/20)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-20/2007072001_02_0.html

 報道された日本共産党についての「CIA報告」なるものは、一九六四年の文書であり、「報告」そのもののなかで「情報は混乱している」とか「相矛盾する情報がある」とかの言葉が繰り返されているように、なんら客観的根拠をもたない無責任な文書である。

 日本共産党は、相手がどこであれ、外国の共産党などに資金を要請したこともないし、受け取ったこともない。

 一九九一年、ソ連共産党が崩壊した後の時期に、そこから流出した秘密の内部文書を根拠にして、一部のマスメディアからソ連資金うんぬんの攻撃をくわえられたことがあった。日本共産党は、そのとき、モスクワに調査団を派遣して、マスメディアが利用した文書を含む関連の内部文書を入手し、ソ連の秘密文書に記された記録をくまなく調査・分析した。そして、報道されたソ連資金なるものが、ソ連共産党が一九五〇年代から六〇年代にかけて日本共産党への干渉工作をおこなったさいに、干渉への協力者・内通者に送った資金であることを、ソ連自身の資料そのものによって証明し、日本共産党にこの種の疑惑が存在しないことを、全面的に明らかにした。

 そのときの調査と分析の内容は、当時党の責任者だった私自身が『日本共産党にたいする干渉と内通の記録――ソ連共産党秘密文書から』(「しんぶん赤旗」に一九九三年一月〜六月連載、同年九月上下二巻単行本として新日本出版社から刊行)で、干渉基金がどうしてつくられ、国際的にどう運用されたかの問題から、対日工作では干渉者から協力者・内通者への資金の流れまで、問題の全貌(ぜんぼう)を徹底的に解明している。私たちはこれによって、日本共産党にたいする外国資金疑惑なるものが完全に一掃されたことを確信している。

 それから十数年たったいま、国政の方向のかかった重大な参院選のさなかに、一九六〇年代のカビのはえたCIA文書がもちだされた。それも、取り扱っている情報の確度の低さを文書自体が告白している「報告」である。それを根拠にし、ソ連秘密文書で明らかにされた真相を調べることもしないで、一九五〇〜六〇年代の日本共産党の資金疑惑なるものをうんぬんする者があるとすれば、私たちは、そのうしろにCIAがらみの黒い謀略の影を強く感じざるをえない。そのような謀略は、政界においても、マスメディアにおいても、絶対に許されるべきものではない。

posted by PPFV at 21:11| パリ ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月19日

あなたほど改憲に貢献した政治学者は改憲派にもいないだろう

07年7月:言いたい:’07参院選/4 共産党へ=山口二郎さん(YamaguchiJiro.com)
http://yamaguchijiro.com/?day=20070717

 まず、あえて挑発的に言えば「たしかな野党」という共産党の自己規定が間違っていると思います。未来永劫、与党になるつもりはないのかと訊きたい。常に野党で、チェックとブレーキばかりではつまらないでしょう。

 あなた方は日本の政治を変える力を持っているんだよ、と言いたいのです。憲法・平和の問題、経済格差の是正の問題、経済界の言いなりになっている自民党政治に対する批判――具体的な政策では私もかなり一致するわけです。新自由主義と対米従属の政治を転換していくうえで共産党も重要な役割を果たすべきだと思っています。

 腹が立ったのは(今年2月、民主など推薦の新人が与党推薦の現職に僅差で敗れた)愛知県知事選ですね。共産党が勝てる見込みのない候補をわざわざ立てて非自民の票を散らしたわけで、私は当時、「政府・与党にはたしかな野党共産党が必要です」と皮肉ったんです。あくまで独自路線にこだわって与党を利するのか、野党としてまとまって安倍自民党と対決していくのか。新自由主義反対と、戦争はしないという2点でまとまれば十分です。

 私は、共産党は国会にどうしても必要だと思っています。自衛隊情報保全隊の「公安活動」も共産党だから暴露できた。問題は次の総選挙でしょうね。共産党は比例代表で大いに頑張ってください。小選挙区や知事選みたいに一つのいすを争う場合は、よりましな方を勝たす政治的な判断こそ必要です。そうすれば(公明党のように)キャスチングボートを握れる。共産党は「左翼の公明党」になるべきだと敢えて申し上げたいと思いますね。(毎日新聞7月16日)


愛知県知事選に関する事実誤認および現状認識なく、「確かな野党」を曲解の上情報収集さえしない政治学者〜山口二郎氏の記事はさて置き、その記事に対する「一宮城県民」氏の反論は必見。共産党が躍進しなければならない意味、民主党の問題点など実に鮮明だ。ぜひお読みいただきたい。「あなたほど改憲に貢献した政治学者は改憲派にもいないだろう」との指摘にはいくら頷いても頷き足りない。

2007/07/18 11:33 PM posted by: 一宮城県民
相変わらずのあなたの発言に対し、共産党の一支持者として私見を述べさせて頂く。

>未来永劫、与党になるつもりはないのかと訊きたい。

これについては、志位委員長がすでに発言している。批判対象の党首の発言くらいはチェックすべきであろう。

>常に野党で、チェックとブレーキばかりではつまらないでしょう。

つまらないかどうかは、あなたの決めることではない。
政界を揺るがせ、阿部政権にダメージを与えた事務所費問題を、最初に明るみに出したのは共産党と『しんぶん赤旗』である。
そして、案の定、この問題は民主党にも飛び火した。
確かに、民主党と共闘するには、「チェックとブレーキ」役を辞めないと難しそうではある。

それにしても、かつて社会党を破滅させた「与党にならなきゃ意味がない論」をまたぞろ持ち出すあなたの神経がわからない。
最大の護憲政党だった旧社会党に続き、今度は共産党を解体するつもりなのか。
あなたほど改憲に貢献した政治学者は改憲派にもいないだろう。

>新自由主義反対と、戦争はしないという2点でまとまれば十分です。

なぜ、「護憲」と言わないのか。『憲法の争点化は望むところ』とあなた自身言っていたではないか。
三年後には改憲発議が可能になる。今回の選挙で選ばれた参議院議員は、改憲への態度を明らかにすることが迫られる可能性が高い。
どうして、これ程重大な問題から逃げるのか。民主党が逃げれば、あなたも逃げるのか。あなたはかつてこう言ったはずだ。

>党内右派の跳ね上がりを恐れている場合ではない。安倍政権と同じような改憲派には出て行ってもらうくらいの気迫が必要である。これから2か月足らずの間、まさに正面からの論争が期待されている。

あなたが何を言っても、民主党はマニフェストにおいて「護憲」とはついに言わなかった。
それどころか次のように言っている。

「一、現行憲法の「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を大切にしながら、足らざる点があれば補い、改めるべき点があれば改める。」
「一、自由闊達(かったつ)な憲法論議を各地で行う。国民の多くが改正を求め、国会内の広範かつ円満な合意形成ができる事項があるかどうか、慎重かつ積極的に検討する。」

「改めるべき点があれば改める」。約束したことすら守らないことが日常茶飯事である政治の世界で、この表現はもう、改憲しますといっているようなものだ。

(続く)

2007/07/18 11:37 PM posted by: 一宮城県民

民主党の小沢党首は、あなたのような夢想家ではない。
選挙で民主党が議席数で自民党を逆転しての政権獲得など有り得ないことを知っている。今、民主党が目指しているのは分裂した自民の一部と合流することによる政権獲得である。

あなた自身、最近では政権交代ではなく政党再編を口にすることが多くなっている。『マガジン9条』での提言では、こんな事を言っている。

>参院選で自公過半数割れしたら、政党再編はありうることです。自民党はどうしても過半数を取るために、同じような考えをする民主党議員に手を突っ込んでくるでしょう。それはそれでいい。自民党の中からも、飛び出してくる議員がいると思います。こんな右よりの自民党はもう耐えられないと言って。その時は「憲法改正を軸とした政党再編」はありうると思う。そうなったらちゃんと、総選挙で国民に問えばいいんだと思う。

何の違和感もなく自民党で活動できる即戦力の改憲派議員を大量に取りそろえ、必要に応じて供給できる体制を整えている民主党。
民主党への投票が議員の自民党への移籍という形で、結局は自民党への投票と同じ結果となるトンネル政党としての民主党。
野党をまとめる以前に自党すらまとめられない民主党。

あなたは、「あくまで独自路線にこだわって与党を利するのか、野党としてまとまって安倍自民党と対決していくのか」と仰るが、実際に自民党を利しているのは、自民党のバックアップ要員をキープしている民主党の方ではないのか。

この民主党の「不たしかな野党」ぶりへの無批判さは、さすがは山口先生といったところである。そして、現実政治に対する理解のなさもまた、山口先生ならではである。

政治家を動かすのは理念や政策ではない。議席とポストである。議席を失うリスクを冒してまで理念に殉じる政治家はかなり稀である。
当然、民主党から自民党へ、あるいは自民党から民主党へ移籍する場合も、最も重視されるのは憲法に対する態度などではない。選挙区事情である。
現在、自民党の衆議院比例区は郵政選挙での大勝の結果、党の実力以上の議席数となっており、もはや伸びしろはない。従って、どんなバリバリの改憲派議員であっても民主党からの移籍は不可能である。
こうした、選挙区事情のため、自民党に改憲派が、民主党に護憲派が集まるといったスッキリとした図式が成立する可能性は全くない。
当然、憲法をめぐるねじれは解消されず、今後も続くと見なければならないだろう。実際に起こるのは「憲法改正を軸とした政党再編」ではなく、「憲法改正を口実にした政党再編」でしかないだろう。
従って、自民・民主の両党に相当数の改憲派が存在する事態は変わらず、「総選挙で国民に問」う、ことも不可能である。

そして、民主党が目指しているのが分裂した自民の一部と合流することによる政権獲得であるである以上、自民の議員達が違和感を抱かずにすむ程度までしか左には進めない。今でも、既に限界に近いであろう。
護憲などと言えるはずがない。民主党が護憲と言えないのは、党内の分裂を避けるためだけではない。

小沢氏が目指しているのは、政権獲得、ただそれだけである。彼が護憲という理念を持っているとはあなたも思わないだろう。

朝日新聞と東大蒲島研究室による2005年衆議院議員候補者アンケートによると、「憲法を改正すべきか」の問いに対し、自民党では「改正すべき」と答えた候補者が87.2%。「どちらかといえば改正すべき」を含めると97%にもなる。
一方、民主党はというと、「改正すべき」が46.3%。「どちらかといえば改正すべき」を含めて71.3%。そして、「改正すべきでない」「どちらかといえば改正すべきでない」は、合わせても僅か17.3%。

これは、候補者であり当選者のそれとは完全には一致しないであろうが、大筋で同様の傾向にあると考えて良いだろう。
「どちらかといえば改正すべき」を含めると実に七割が改憲賛成の民主党が、改憲の党であることは明白である。
そして、自民党の護憲派は一割にも満たない一方で、民主党内の改憲派は「改正すべき」に限定してすら五割近い。
自民党の護憲派と民主党の改憲派の交換は、民主党の大赤字が確実であり、民主党に改憲派が残ったまま、自民党護憲派が合流した場合ですら政権獲得は不可能である。
要するに、憲法を軸とした政党再編で民主党が政権を獲得することは有り得ないのだ。
(続く)

2007/07/18 11:50 PM posted by: 一宮城県民

勿論、小沢氏はこんなことなど百も承知であろうから、自民を離党してくる議員を憲法に対する態度によって篩いにかけるような余裕も、意志も、小沢民主党にはないであろう。バリバリの改憲派であっても、政権獲得のためならば躊躇うことなく受け容れるだろう。
だから民主党は護憲とは口が裂けても言えないのだ。

むしろ、政権獲得後は積極的に改憲の旗を振ることすら充分あり得るだろう。野党に転落した自民党から、改憲の旗を奪い取ることは自民党の求心力を奪う妙手である。

それに民主党は護憲票を獲得するのに、護憲を約束する必要もない。あなたのように、民主党から護憲という言質を取ることも出来ないくせに、専ら護憲政党の支持者が読むメディアで、専ら護憲政党を攻撃し、現実には有り得ない政権獲得という幻想を振りまくことで、護憲票を民主党に移し替えることに血道を上げる人たちがいるからだ。

あなたのやっていることは順番が逆だ。衆議院小選挙区や参議院一人区や二人区で護憲の共産党候補が居るからこそ、民主党に対して護憲の要求ができるのだ。
「護憲を約束しない限り、護憲票は手に入らない。票が欲しければ、護憲を約束しろ。そうでなければ我々は共産党に入れる」。そう要求することが可能になるのだ。
あなたのお望み通り共産党が一方的に立候補をやめれば、もう、言質を要求することは不可能になる。どうしてそんなこともわからないのか。

民主党より左に候補者が居なくなれば、民主党は護憲の匂いを振りまくだけで、容易く全ての護憲票を獲得できる。そして、何の言質も無いのだから、まったく何のペナルティーもなしに、改憲発議に賛成できるのだ。

政治家は明言した事ですら裏切るし、嘘をつく。まして、言質を取れなければやりたい放題だ。

>共産党は比例代表で大いに頑張ってください。

民主党は今回のマニフェストで衆議院比例区の議席を減らすと言っている。共産・社民の護憲政党は消えて無くなれということだ。本気で野党共闘をするつもりがあるのなら、こんなことはしないだろう。

>小選挙区や知事選みたいに一つのいすを争う場合は、よりましな方を勝たす政治的な判断こそ必要です。

あなたは以前、『マガジン9条』での提言でも同様な事を言っていた。そもそも、憲法が争点になっていない都知事選について、9条擁護を趣旨とする『マガジン9条』で提言を発表すること自体異常であるし、護憲派内で無用な亀裂を生じさせかねない最低最悪の行為であるが、内容もまた、問題の多いものであった。

>イギリスには「タクティカル ボーティング (戦術的投票)」という言葉が、一般の市民の間に普通にありますが、日本でもそれをやらないとだめですよ。

イギリスには議席こそ少ないが、得票率では二大政党に匹敵する強力な第三党が存在する。「戦術的投票」をしない、死に票覚悟の有権者が大量にいなければ有り得ないことである。
政党としてイラク戦争に反対したのは、この第三党だけだったことは憶えておいてもよい事実である。

あなたの偏愛して止まないイギリス政治を見てみれば、有権者に「よりまし」を強要する二大政党制が、「戦争か平和か」が問われる決定的瞬間にまったく機能しないことがわかる。

第三党が存在しないアメリカは更に酷い状態で、911後の報復戦争に反対した議員はたった一人だけだった。二大政党が連めば、国民は何も出来ない。それが二大政党制である。

目の前にこんな悲惨な実例があるのに、あなたは、なぜか日本をそんな国にしたいらしい。私には理解できないことである。
(続く)

2007/07/18 11:52 PM posted by: 一宮城県民

>そうすれば(公明党のように)キャスチングボートを握れる。共産党は「左翼の公明党」になるべきだと敢えて申し上げたいと思いますね。

公明党の実態は創価学会政治部である。公明党は学会の政治へのチャンネルの一つでしかない。自民党を通じて政治を動かせるなら、彼らはそれで満足だろう。しかし、共産党は政党である。

それにしても、この箇所には、あなたの本音がとても良く出ていると思う。要するに、共産党は民主党の下請けの集票マシーンになれ、ということだ。

いったんこうした体制が出来上がってしまえば、もう、民主党の思うがままである。民主党が、どれだけ右に行こうが、共産党が受け容れがたい政策を進めようが、踏まれても、踏まれてもついて行く下駄の雪である。

そして、野党共闘の結果、めでたく自民党が分裂し、離党者が民主党に合流。念願の政権獲得。自民から流入で以前にも増して保守系議員の増えた民主党は、用済みの共産・社民に踏み絵を踏ませ(憲法でも、党名でも、綱領でも、何でもいい)、屈従しなければ、切り捨ててお終い。
こうならないと考える理由を私は知らない。実際、旧社会党はこれと似たり寄ったりの経緯を辿って解体消滅したはずである。

カレーライスをライスカレーに変えることが、まるで革命ででもあるかのように言い立てる、あなたの提言に従えば、遠からず国会から護憲政党は姿を消すだろう。それがあなたの望みなのか。


《参考記事》
<政権交代真理教>山口二郎氏の妄言を笑う/
どこへ行く、日本。(安倍の「戦後体制からの脱却(=戦前・戦争体制への回帰)」を日本国民は許してしまうのか)
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10040356905.html

《拙ブログ参考記事》
理想の結晶「9条」を守るためには理想を捨てよ?(2007/3/22)
http://ppfvblog.seesaa.net/article/36587799.html

「民主主義」を語る資格が根本から問われる(2007/3/21)
http://ppfvblog.seesaa.net/article/36517641.html

[YamaguchiJiro.com]反石原の統一戦線を(2007/3/14)
http://ppfvblog.seesaa.net/article/35899886.html
posted by PPFV at 21:21| パリ ☀| Comment(1) | TrackBack(6) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月18日

[中国新聞]抗争耐え自主独立路線確立 忘れがたい「風圧」

抗争耐え自主独立路線確立 忘れがたい「風圧」(中国新聞2007/7/18)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707180421.html
posted by PPFV at 22:04| パリ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月17日

ネット上のタワゴトとはうらはらに、リアルな世界の変化はもう無視できない

しばらくネットから離れている間に、こんなコメントいただきました。

政権を取る可能性が零の政党が何を言っても、誰もまともに受け取らないのでは。


政治ってそんな単純なもんだったんですかね〜。そんな方のために当ブログでは『「政権交代真理教」被害者を救う会』なるカテゴリーを用意しておりまので、よろしければご笑覧ください(参考になるかどうかは保証しません)。

とある近しい人に伺った話では、超保守王国の当地においてさえ、共産党のポスター掲示をお願いした30軒中断られたのは1軒だけ、あるいは民主党のポスターを掲示したお宅でさえ共産党のポスター掲示を快諾されたとのこと(なんと)。はたまた、とかく言われがちな「共産党はねぇ」的な反応はほとんどなく「頑張ってね」的反応が圧倒的に多いらしく、唯一公明党支持者宅にて「うそつき!」といわれたのが1軒(爆)だそう。「何がうそつきなんでしょうか?」と問い返したところ答えは「敷地に入るな」だと(オマエノカアサンデベソレベル、大爆)。

これを一地方のチョー特異な現象と思われるならばそれもヨロシ、勝手に思っててください(笑)。ネット上のタワゴトとはうらはらに、リアルな世界の変化は無視できないものになりつつある。うむ、本物の変化の予感です。変化のうねり、せめて民主党がその流れを引き戻すなどという愚挙を犯さぬことを切に願っています。
posted by PPFV at 19:43| パリ ☀| Comment(7) | TrackBack(6) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月11日

自衛隊が国民監視


a0045064_19463713.gif
バナー《BLOG BLUESさん提供》

当エントリー公示日までトップに表示します。
ちなみに私は選挙区も共産党を支援してます(^^

「自衛隊による国民監視問題」関連記事が一覧できます。
自衛隊が国民監視(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/tokusyu-07/19-jieitai/

この問題に関して、やっとJANJANに。良い記事です。
「自衛隊による国民監視活動」に抗議(JANJAN 2007/6/17)
http://www.janjan.jp/living/0706/0706157368/1.php
posted by PPFV at 23:59| パリ | Comment(0) | TrackBack(8) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月09日

[毎日新聞]障害者にまつわる記事2題

字幕番組等制作促進助成金:アダルトにも助成、賛否両論
        −−障害者向け手話付き番組に(毎日新聞2007/7/9)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070709ddm041040087000c.html

CSのアダルト専門放送という限定的な番組にどれだけニーズがあるのか、把握したうえで助成を決めたのか疑問が残る。


否定的な意見にこんな指摘もあるが、いわゆるアダルトサイトの桁違いに多いアクセス数を思えばニーズはあるだろう。健常者も障害者もあるまい。
点訳のボランティアをやっている人からかつて聞いた話では、いわゆる「官能小説」の点訳要望がかなり多いとのことだった。最初は「へ〜」と思ったが、「そりゃそうだな」と思い直したことがある。
もっとも妙にものわかりのいい「総務省の外郭団体」の態度を訝る気持ちもわからないではないが。

障害者にまつわるニュースにはこんなニュースもある。これは明らかに許されないだろう。いったいいつの時代の話かと思ってしまう。

退職勧奨:「子の障害」も例示した文書を通知 都教育庁(毎日新聞2007/7/9)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070708k0000m040123000c.html
posted by PPFV at 20:10| パリ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[しんぶん赤旗]「核武装検討 始めよ」 自民、民主候補ら

自民の丸川(東京)・西田(京都)・鴻池(兵庫)氏ら
「核武装検討 始めよ」 「毎日」アンケート 民主の2氏も(しんぶん赤旗2007/7/9)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-09/2007070902_02_0.html
posted by PPFV at 18:41| パリ 🌁| Comment(2) | TrackBack(3) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月07日

[台湾よろず批評ブログ]往生際が悪い日本の右派勢力 米下院外交委「慰安婦決議」を直視すべきだ

とても説得力のあるエントリーだと思います。

往生際が悪い日本の右派勢力 米下院外交委「慰安婦決議」を直視すべきだ
(むじな@台湾よろず批評ブログ2007/6/28)
http://blog.goo.ne.jp/mujinatw/e/99178ff0f956030cb2d94c6df6a438f5

でもまだ、往生際の悪いのがいます。↓
必ず顔面に撥ね返ってくるパンチングボールを闇雲に打ってるヤンチャ坊主の風情。
こうなるとどちらが自虐的なのか・・・

「従軍慰安婦」
「河野談話は自虐的」 自民・中川政調会長が暴言(しんぶん赤旗2007/7/7)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-07/2007070701_02_0.html
posted by PPFV at 20:32| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

選挙ではどの党に投票しますか?(nifty投票)



こういったネット投票というのは、いわば玉入れ競争。アテにはならないし「百害あって一利なし」という側面もないことはないけれども見ているとちょっと面白い。
最初見たときには民主党なかなか苦戦していたようだが(キャプっとけば良かったけど)、阿修羅に投稿された1〜2時間のうちに俄然得票獲得の模様(誤解ないように言っておきますが投稿者の方はそのような意図は決してない方だと私は認識しています)。改めて「政権交代真理教信者」の多さを認識した次第で。

民主党に交代したところで変わりばえしないってば。

国民の怒りが盛り上がってきたら「はい政権交代」、国民の気持ちが納まる。けど基本何も変わらない。また怒りが盛り上がる。「はい政権交代」、気持ちは納まる(以後繰り返し)。
二大政党制ってそのための仕掛けだと思ってますが。

「小泉」がどうとか「安倍」がどうとか何をSTOPしようが何をENDしようが、次から次へとゾンビのように湧いてくる。そんな人材はいたって豊富。自民党をSTOPしても民主党ではダメ。ゾンビその2です。

多くの国民が怒り危機感を持っているらしい今回の選挙、大きな変化が期待できるチャンスでもある。なのに何で民主党やねん!と突っ込みを入れたくなるが、ある意味「民主党」の役割をしっかり果たしているとも言える(不満の受け皿)。
しっかり見ないと。まともな人間かと思ったら実はゾンビだった〜みたいなことになるよ。すでにゾンビの片鱗見せまくりだが。

ここはひとつ日本共産党が議席数を躍進させた状況を想像して欲しい。
百歩譲っていや万歩ほど譲って、天木直人氏いわく「この独断性、排他性、共産主義イデオロギー性には、さすがの私でさえもついていけない。」みたいな問題がもし仮にあるとしても(仮の話としても不愉快だな)、実績を見れば、国民に利する劇的な変化があろうことは容易に想像できる。「共産党はゾンビだ〜」などというアホな脅かしに躊躇している場合ではないのだ。
posted by PPFV at 21:21| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(10) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

[しんぶん赤旗]経済同友会終身幹事・品川正治さんに聞く

2007年6月27日のしんぶん赤旗で特集されていました。残念ながらHPにはアップされていませんでしたが、ブログ「さるのつぶやき」さんにてしっかりアップされていました。感謝しつつテキスト拝借します。
とても良い記事だと思います。財界を代表する人物のこういう発言は大きな力になると思います。また経済界にも反動化に対する危惧が広まりつつあるという指摘には勇気付けられます。

ちなみにAMLにて講演会の情報ありました。これもありがたい情報。
http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-July/014231.html

品川 正治 講演会
「地域経済と憲法について語る」
  ―― これからの日本、地域はどうあるべきか ――

7月28日(土) 午後2時 開場  2時半 開演
佐賀県職員互助会館 3階ホール、 【駐車場あり】
 佐賀市城内1丁目6番5号
 (STSサガテレビ北隣、県庁の南)
案内図 http://www.jaeic.or.jp/sk-7b-2.htm
参加費 1000円 (学生 500円)
主催 自主・平和・民主のための広範な国民連合佐賀
問合せ電話 090−3949−2103

品川 正治 (しながわ まさじ)さん 略歴
 東京大学法学部卒。日本興亜損保(旧 日本火災海上保険)の社長・会
長を歴任し、現在相談役。経済同友会 副代表幹事、専務理事を経て終身
幹事。1971年に創立された(財)国際開発センター 会長。82歳。


全国革新懇の代表世話人に就任した品川正治さん(さるのつぶやき2007/6/28)
http://saru.txt-nifty.com/blog/2007/06/post_e3a8.html#more

2007年6月27日(水)「しんぶん赤旗」

経済同友会終身幹事・品川正治さんに聞く

革新懇運動への思い

 経済同友会終身幹事の品川正治さんが、全国革新懇の代表世話人に就任しました。憲法擁護と新しい政治の実現への思いを聞きました。

しながわ まさじ 1924年神戸市生まれ。現在、経済同友会終身幹事、国際開発センター会長。日本興亜損保(旧日本火災)社長・会長、経済同友会副代表幹事などを歴任。著書に『これからの日本の座標軸』(新日本出版社)、『9条がつくる脱アメリカ型国家』(青灯社)など。

戦争起こすも防ぐも人問
改憲阻止が未来開く
無党派の志くむ党は

 私自身はこの間、問題を憲法に絞るかたちで論じてきました。昨年は、六十回の講演を各地でさせていただきました。

 新たに革新懇に参加する直接的な動機は、いま、政治の世界が反動化し、経済界も反動化している、これを見過ごしていていいのかという思いからです。

危惧もたらす

 安倍政権になって、第一次大戦後のドイツ・ワイマール共和国の時代にヒトラーが台頭してきたときを思い起こすような状況です。ヒトラーは「ワイマール体制打破」「世界に冠たるドイツ」と言って出てきました。それが当時のドイツ国民をひきつけた。いま日本では、首相が「戦後レジーム(体制)からの脱却」、「美しい国、日本」などと言い出しています。外国人は「ワイマール時代のヒトラーと一緒だ」というでしょう。

 安倍さんは「戦後レジームからの脱却」を国内向けにだけ言っているのでしょうが、「戦後レジーム」を否定すれば、サンフランシスコ条約を否定するだけではなく、戦後体制全部を否定することになります。「それは誤解だ」と安倍さんがいくら言っても、そういう危惧(きぐ)を世界に与えます。

 私は思想形成期に戦争を体験しました。"この戦争はおかしいのではないか"と感じながら、「国家の起こした戦争」の中で、国民はどう生き、どう死ぬべきかを考えつづけるしか道がなかったのです。しかし、戦争は天災や地震とは違う。人間が引き起こすものです。

 「国家が起こす戦争」という問題の出し方自体が間違っていたのです。戦争を起こすのは人間であり、戦争を防ぐ努力ができるのも人間だけなのです。これが私の戦争で得た一番大きな教訓です。

経済界に変化

 若い人たちにはただ、戦争の体験を語るだけでなく、それを普遍化して語る努力が必要だし、思想形成期に戦争を体験したものとしての義務でもあると思っています。

 今年で八十三歳です。年齢を考えたら、革新懇への参加は私の最後の仕事になるでしょう。若い人も含めて、憲法九条にもとづき「戦争しない国」というあり方を、ただ「守る」ということだけでなく、どこまでも追求していくような、そういうものとして残したい。言ってみれぱ私の戦争体験の、座標軸として一度も変わらずにきたものをなんらかの形で残るような運動を残したい。革新懇は、そういう場にしたいと思っています。

 政治の反動化が強まる一方、憲法問題は「もっと本気で考えないといけない」と国民の意識は変化しています。経済界にも変化があります。

 最近、経済同友会や大阪倶楽部、関西倶楽部など経営者の団体で憲法の話をする機会がありました。四月の東京での講演は、同友会の憲法問題懇談会が改憲の提言をまとめていることもあり、私も構えていきました。

 当日は、大きな企業や金融機関の代表者も含め大勢が参加したのですが、話の途中でだれ一人席を立つこともありませんでした。あとで寄せられた感想も「政府との間合いの取り方がおかしい」「憲法九条を変えるというが次のビジョンはどうするつもりなのか」「アメリカベったりではないか」など改憲批判のものばかりでした。

 国民はもう二度と戦争をしないと望み、支配政党はそんな決意は一度もしたことがない。日本の戦後は、そういうねじれ現象が六十年間続いてきました。ねじれの中で憲法九条二項はボロボロですが、国民は旗をおろしていません。それをもぎ取ろうというのが、今の九条改憲の問題です。

21世紀の理念

 日本の国民がこの旗をおろせば、「戦争は絶対にしない」「敵は持たない」という、二十一世紀に極めて重要な意味を持つ理念が地球上から姿を消します。世界全体にとっても理念の喪失です。

 九条を捨てて、誰と何のために戦争するのか―。安倍さんの答えは明瞭(めいりょう)で、アメリカとともにアメリカの戦争をたたかうということです。

 そのために小泉前首相は「日本とアメリカは価値観を共有している」と言いました。日米同盟強化を理由に改憲を掲げる安倍首相もこの立場を受け継いでいます。超大国アメリカに大事にしてもらうためには、「価値観が一緒だ」と言ってしまったほうが得だという判断からです。

 しかし、日本は憲法九条がある以上、世界に「敵」はいない、紛争がいくらあっても戦争はしない国です。これに対し、アメリカはこれまで常時戦争をやり、今も戦争をやっている国です。原爆を落とされた国は世界でただ一つ日本だけ、落とした国はただ一つアメリカだけです。「価値観が一緒だ」などと、沖縄や広島・長崎の人たちに向かって言えるのでしょうか。

 二十一世紀は戦争と平和の問題で「アメリカを問う」という時代に入っています。しかも世界史的に一番根本的な問いを発することができるのは、平和憲法を持っている日本なのです。その問いを捨てるほどもったいないことはありません。

 いま、国民が改憲に反対し、九条を守りきった先に安保条約の問題はどうなるでしょうか。

 かつてある外交官の集まりで講演し、私はそこに来ていた元駐米大使に「外交官は日米関係を変え、安保条約にタガをはめられますか」と尋ねたことがあります。

 これに対し元大使は次のように語りました。

 「それをできるのは国民だけです。国民が改憲に『ノー』と言えば、日米安保条約にいろいろ意図してもできないことがはっきりする。アメリカの世界戦略が変わるし、当然その"口火"を切った日米安保が変わるでしょう」

 この発言に現役の外交官からも拍手が起こりました。

 九条改憲に「ノー」と国民がはっきり言ったら、日中関係も変わり、「一緒にやりましょう」ということになる。日本は「やはり平和の国だ」と、アジアの見る目も変わるでしょう。それでもアメリカは、日米安保は必要だということでいろいろやってくるでしょうが、軍事同盟を絶対に進めないという方向で、日米安保が大きく変質することは間違いない。この意味でも九条改憲を阻止するたたかいは、新しい未来を開く大きな意味を持っています。

大企業社長も

 各地の講演で寄せられる感想文、手紙は、「こんな人が」と思うような人が「九条は絶対守る」という決意を披歴されている。また、講演のあと、一杯やったりすると、「こんな人がそこまで言うのか」という感想が出ます。大企業の社長さんです。

 そういう人たちの心の奥底には、"地方の経済界は東京の論理とは違う"という思いがあることがよくわかりました。こうして歩くうちに、いざ国民投票になれば随分話が違うぞ、という思いを深くしています。

 戦争を食い止めるために今こそ国民の出番です。特に、無党派の人たちが現状をあきらめず、現状を変える勢力になるにはどうすればいいのか―。それが「新しい日本」「もう一つの日本」に向けて考えざるを得ない問題です。

 日常的には無党派なのだが、選挙の時には"二大政党"のどちらかに入れてしまうという「あきらめの無党派」であってはなりません。新しい日本をつくる志をもち、"いつまでも無党派ではない"という勢力ができるかどうか、これは新しい日本を目指す大きな契機になります。その勇気をかきたてるにはどうすればいいのか―。世界史を変えるような仕事でいま国民の出番が来たのだと思います。参院選での私たちの大きな課題でもあります。

 革新懇には政党では日本共産党だけが参加しています。それに参加するのはどうしてかと聞かれれば、「どこが悪いのですか」と思います。

 私は、この前の都知事選挙では共産党が推薦する吉田万三さんを推しました。

人生の座標軸

 私は、ずっと無党派でやってきました。ただ、憲法九条に対する戦争体験から生まれた認識を、「人生の最後の座標軸」にという強い意識を持ってきました。だから、「憲法は嫌いだ」と平気で言う石原さんの憲法違反の言動と本気でたたかう姿勢を持つ人しか推す気はしなかった。石原さんを倒すということでは、「浅野さんを勝たせれば倒すことになるのではないか」という声もありました。しかし、最初から憲法の「け」の字も言わない人を推す気はさらさらありませんでした。

 無党派の問題が大きい中で、無党派の志を本当にくめる組織、これは民主党だとはどうしても思えません。それをはっきりと表に出してでも、"自分はこの道を歩みますよ"ということにしたのです。

聞き手 中祖寅一

全国革新懇

 「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」の略称。1980年2月、日本共産党が革新統一懇談会などをつくることを提唱し、81年5月に結成。「国民が主人公」の政府をつくるため、「三つの共同目標」(@日本の経済を国民本位に転換し、暮らしが豊かになる日本A日本国憲法を生かし、自由と人権、民主主義が発展する日本B日米安保条約をなくし、非核・非同盟・中立の平和な日本一をめざす)にもとづく国民的共同をすすめています。代表世話人には各界から23氏が就任。

posted by PPFV at 20:25| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(5) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

[天木直人のブログ]社民党よどこへ行く

社民党よどこへ行く(天木直人のブログ2007/7/4)
http://www.amakiblog.com/archives/2007/07/04/

社民党批判である。

 「たしかな野党」を標榜する日本共産党はまだ筋が通っている。私の考え方に近い政策綱領を持っている。しかし一つでも異なる意見を言ったとたん排斥されてしまった。この独断性、排他性、共産主義イデオロギー性には、さすがの私でさえもついていけない。ましてや政治から遠い一般市民の心を広く捉える事はできない。


そして、やっぱりついでに共産党批判。
刺身のつまみたいに批判(といえるのか)するのはやめてきちんと根拠示して批判してもらえまいか。
私は共産党員ではないのでその内情は知らない(実績は多少なりとも知っているつもり)。しかしこんな批判は私にしてみれば悪質な印象操作だ。彼が言うところの「政治から遠い一般市民」に偏見を植え付けるには十分だろう。

ちなみに、

しかし一つでも異なる意見を言ったとたん排斥されてしまった。


と、言われているところを見ると個人的な体験に基づくことのようだが、具体的に何のことかご存知の方おられましたらぜひご教示ください。
posted by PPFV at 19:55| パリ ☀| Comment(3) | TrackBack(2) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。