http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070826/20070826_005.shtml
任期満了に伴う埼玉県知事選は26日投票、即日開票の結果、無所属現職の上田清司氏(59)が、無所属新人で共産党推薦の元参院議員吉川春子氏(66)と無所属新人の元高校教諭武田信弘氏(53)を破り、再選を果たした。
上田氏が1期目4年間で進めてきた行財政改革の是非が争点となった。
上田氏は県幹部の天下り規制など1期目の実績をアピールし、県職員の人数削減などで「県庁を最小、最強の地方政府にする」と訴えた。石原慎太郎東京都知事、松沢成文神奈川県知事の応援を得て、首都圏3都県の連携強化も強調した。
民主党県連を中心に自民党県連、公明党県本部が支援する“与野党相乗り”の組織選挙を展開。夏休みと猛暑の影響や、参院選の選挙疲れがみられたものの、手堅く支持票をまとめた。
吉川氏は「福祉削減の行革」と上田県政を批判、医師不足の解消などを訴えた。
武田氏は高校入試制度の改革を訴えた。
まったくふざけた話である。「民主集中制」をどうこう批判する前に、こういうことこそ批判の対象にはならないのか。これも「党内に多様な意見を包含する民主党ゆえ」か?私には「無節操」にしか見えない。もしくは「詐欺的」とか。
小難しい共産党批判(といっても政策批判といえるものはあまり聞かない)も結構だが、率直に言って私には埼玉知事選におけるこういう民主党の態度こそ批判されるべきと思うが、常々「反石原」あるいは「改憲阻止」でよりマシ選択を迫っていた人たちは何故か沈黙。不思議だ。
↓この方はよりマシ選択ではないのかね。
県民の願い実現 吉川さん/国いいなりの県政 上田知事/違いくっきり(しんぶん赤旗2007/8/15)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-08-15/2007081503_01_0.html