2007年10月16日

本質隠しの法案合戦

新テロ特措法、民主が対案提出へ…アフガン民生支援盛る(読売新聞2007/10/16)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071016i101.htm?from=navr

焦点となっているアフガニスタンで活動する国際治安支援部隊(ISAF)への自衛隊参加に関しては「陸上自衛隊(の派遣)は一つの選択肢としてあり得るが、相当、党内でも異論が出るだろう」と語った。


 民主党はインド洋での海上自衛隊の給油継続を図る新テロ特措法案に反対する構えだ。対案には、小沢氏がISAF参加を主張していることを受け、ISAF関連の活動のうち、教育・医療など、アフガンでの民生支援や復興支援を中心に盛り込む方針だ。自衛隊をISAFの治安維持活動に参加させることは見送り、自衛隊を治安維持以外の活動のために派遣するかどうかは党内で検討する。


それ「対決」だそれ「対案」だの言ったところでそれが如何ほどのものなのでしょうか。「憲法九条」から見れば「自民・民主」いずれも「対決」しなければならない主張です。本質をはずした議論のぶつかり合い(ぶつかり合いと呼べるのかどうか)とメディアの空騒ぎは物事の本質をうやむやにします。
民主党の主張にしても「民生支援」復興支援」を強調してみせますが・・・

自衛隊をISAFの治安維持活動に参加させることは見送り・・・・


どうにも隠せません。やりたくもないことましてや断固反対していることを「見送り」とは言いませんからね。やりたくてしようがないけど今回は泣くなく「見送り」ます・・・という具合に使います、普通は。

以下、参考記事。本質的な対決姿勢とはこういう姿勢を言うんだと思いますが。

アフガンISAF部隊/派遣国が指揮し武力行使
参加は国連軍でも違憲なのに(しんぶん赤旗2007/10/16)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-10-16/2007101602_04_0.html

 小沢発言について日本共産党の志位和夫委員長は、九日放映のCS放送のインタビューで、たとえ正規の国連軍がつくられても、それへの兵力提供は「日本の国家意思としておこなわれる」から「憲法違反であることは明らか」だと指摘しました。同時に、ISAFは「もとより国連軍ではなく、(国連の指揮でなく)派兵した国々の指揮で活動し、その活動は戦争行為そのもの」だから、それへの参加が「憲法違反となることは、あまりにも明瞭(めいりょう)」だと強調しました。(本紙十一日付)

posted by PPFV at 21:33| パリ ☀| Comment(1) | TrackBack(17) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月12日

「自衛隊が警察と共謀」だと

自衛隊が警察と共謀/立川ビラ弾圧事件 2カ月前から逮捕仕組む
本紙が内部文書入手/依頼・調整、現場下見も(しんぶん赤旗2007/10/12)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-10-12/2007101215_01_0.html

もともと、まこと不自然な逮捕行為。「やはりね」という意を強くするが、断じて許しがたい行為だ。明らかになったことはせめてもの救い。
posted by PPFV at 21:10| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(4) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「東京のテレビ局は政府・自公連立側の宣伝広報機関なのか」だと

平和・自立・調和の日本をつくるために(森田実の言わねばならぬ2007/10/9)
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03751.HTML

「東京のテレビ局は政府・自公連立側の宣伝広報機関なのか」


参院選前までは「民主党の宣伝広報機関」でした(笑)
放蕩三昧、自民党の有り様に共産党に躍進されては大変とでも思ったのか・・・どうかは知らないが、民主党はそれなりに宣伝広報機関の恩恵を受けておるのだ。今頃泣き言を言うのはよしなさい。共産党を見てみなさい、いつも惨憺たる扱いよ(笑)
それにしても最後の一文、
「政権交代は起こりうると私は思っている。」
参院選圧勝もさすがにトーンダウン(笑)
次期衆院選は自民勝利でしょう。福田かつぎあげはダテではありませぬ。国民の絶妙のバランス感覚もダテではありません(笑)
いずれにしてもそんなシーソーゲームにはあまり興味はありません。本来の護憲派が少しでも勢力を伸ばすことでしか進歩はないでしょう。

posted by PPFV at 01:03| パリ 🌁| Comment(3) | TrackBack(2) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[しんぶん赤旗]給油活動も治安部隊参加も憲法九条は禁止ている

給油活動も治安部隊参加も憲法九条は禁止している(しんぶん赤旗2007/10/9)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-10-09/2007100902_03_0.html
posted by PPFV at 00:41| パリ 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月06日

民主党は自民党反主流派

「民主党は自民党反主流派」小泉元首相、政策協議促す(朝日新聞2007/10/4)
http://www.asahi.com/politics/update/1004/TKY200710040301.html

小泉殿・・・民主党、必死に対決姿勢を示そうとしているのに、ネタばらししてはいけません。
posted by PPFV at 23:07| パリ | Comment(0) | TrackBack(3) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

[朝日新聞]アフガン支援「政権取れば部隊参加」小沢氏

アフガン支援「政権取れば部隊参加」 小沢氏(朝日新聞2007/10/5)
http://www.asahi.com/politics/update/1005/TKY200710050157.html
《一部ばっすい》

 インド洋での給油活動については「国連活動でもない米軍等の活動に対する後方支援」とし、「(憲法が禁じる)集団的自衛権の行使をほぼ無制限に認めない限り、日本が支援できるはずがない」と批判した。

 一方で、小沢氏は国際社会への日本の対応について「平和維持への責任をシェアする覚悟が必要」と強調。「国連の活動に積極的に参加することは、たとえ結果的に武力の行使を含むものであってもむしろ憲法の理念に合致する」とし、「私が政権を取って外交・安保政策を決定する立場になれば、ISAFへの参加を実現したい」と踏み込んだ。さらにスーダン西部のダルフール地方への国連平和維持活動にも「当然参加すべきだ」と明記した。

 ただ、現実の派遣判断に関しては「合憲なら何でもやるということではない。国連決議があっても実際に日本が参加するかしないか、どの分野にどれだけ参加するかはその時の政府が政治判断する」との考えも示した。

 論文の結論部分では、貧困と食料不足に苦しむアフガンの現状に言及。「貧困を克服し、生活を安定させることがテロとの戦いの最も有効な方法。銃剣をもって人を治めることはできない。それが歴史の教訓であり、戦争の果てにたどり着いた人類の知恵だ」と民生支援を重視する姿勢も強調している。


なんともフラフラした感じ。
真意はどちらにあるのかわからないが、ナンボなんでも

『たとえ結果的に武力の行使を含むものであってもむしろ憲法の理念に合致する』

これ、護憲派が支持できる見解とは思えぬ。
むしろ真意はこれだろうと思うのが、従来の見解からすれば自然だと思うが。
posted by PPFV at 20:34| パリ 🌁| Comment(2) | TrackBack(3) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

[東京新聞]記述修正「工夫と知恵で」 集団自決検定で町村氏

記述修正「工夫と知恵で」 集団自決検定で町村氏(東京新聞2007/10/1)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007100101000864.html

県民感情に理解を示した上で「(教科書の記述訂正・修正について)関係者の工夫と努力と知恵があり得るのかもしれない」との認識を示した。


沖縄県民の怒りの大きなうねりがもたらした歓迎すべき「変化」ではあるがこのコメントはいただけない。そもそも「事実」を「事実」として記述するのに何の工夫や知恵が必要なのだろうか。もっとも「事実」を「ウソ」と記述するには工夫や「悪」知恵が必要だろうが。
posted by PPFV at 23:35| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする