新銀行東京、旧経営陣独走が経営難招く・行員の進言無視 (日本経済新聞2008/3/22)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080322AT1G2200M22032008.html
新銀行東京(東京・千代田)の経営難問題で、財務データを基に融資の可否を自動的に決める「スコアリングモデル」について、一部行員が開業直後「極端に依存するのは危険」と進言したにもかかわらず、当時の経営陣が「すでに決まったこと」と無視していたことが22日、分かった。元行員が経営を不安視するリポートを提出していたことも判明。旧経営陣の独走が経営難を招いた構図が明確になった。
こういう記事もちゃんと読んどく必要ありますね。
新銀行東京 反対の世論を踏みにじった(しんぶん赤旗主張2008/3/27)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-03-27/2008032702_01_0.html
↓ここ重要
日本共産党の曽根はじめ議員が二十五日の都議会で明らかにした内部メモによると、マスタープランに無理があることをつかんだ旧経営陣が“手抜き融資”を減らし、計画を修正しようとしていたことが分かります。ところが都側は出資者としての権威を振りかざして、マスタープラン通りに戻すよう旧経営陣に迫り、「ご指摘に従う」と屈服させました。
このときの都側の代表が現在の新銀行の津島隆一代表執行役です。津島氏ら現経営陣が知事と都側を免罪し、旧経営陣にすべての責任をなすりつける報告をまとめたのは八百長以外の何物でもありません。マスタープランに従った無謀な融資の焦げ付きと、ATMの巨額の経費が大赤字の元凶になったことは明白です。