http://www.amakiblog.com/archives/2008/10/04/#001167
ん〜、氏のブログ、半分は冗談だったとは・・・。マジに読んでいた方々まことにご苦労様である。はたして今回の話は「冗談」なのか「まじめ」なのか。「冗談」だとすればタチの悪い「冗談」、「まじめ」だとすれば常軌を逸しているといわざるをえない。
天木氏自身「彼をまったく評価しない」と言いながら、「ビートたけしの国民的人気は絶大な影響力を持っている」ことを根拠に「小沢一郎はビートたけしを訪問し、三顧の礼をもって民主党からの出馬を要請すべきだ」と提言する。理由は「それに成功すれば今度の総選挙の勝利もほぼ間違いない」という一点のみだ。少なくとも「政権交代信奉者」のオピニオンリーダー的存在である人の発言としてはあまりに浅薄だ。
勝つために手段は厭わぬということだろうか。ちなみに共産党がそのようなことをすれば何十年にわたって積み上げられた信頼は一気に瓦解する。それほど重要なことなのだと思う。
まあそれでも「勝つために手段は厭わぬ」とお考えならばそれもよかろう。しかしながら次の日のエントリーはこうである。
私の判断は正しかった(天木直人のブログ2008/10/5)
http://www.amakiblog.com/archives/2008/10/05/#001168
もちろん、このエントリーの内容には共感できる。ただしこのエントリーに限って言えばの話である。先に紹介したエントリーにつながる主張であることを考えれば鼻白む思いである。何だか整合性が取れてないのである。となれば、私のような市井のしがないオッサンにとってはそのような正義感などどうでも良いのだ、ということになる。困窮すれば「お情けで与えられたその「ありがたい」オファーでも何でもありがたく頂戴」する。私にとっては、生活を守りつつ政治的信条を貫くことがはるかに重要なのだ。