2009年07月08日

政権交代しても、本質は何も変わらない(マガジン9条)

マガジン9条については以前大いに失望し苦言を呈したことがあります。

理想の結晶「9条」を守るためには理想を捨てよ?(2007/3/22)
http://ppfvblog.seesaa.net/article/36587799.html

今回、緊急企画として次の記事がアップされておりました。相変わらず山口二郎氏を使われるのは致し方ないとしても、多少なりとも軌道修正?された模様で大変喜ばしいことであります。

3人の論者に聞いた
今度の総選挙、「護憲派」はどう考える?どこに入れる?(マガジン9条)
http://www.magazine9.jp/other/sosenkyo/index.php

堤未実さんの意見について、前段「政権交代の意義」については賛同できませんが、後段「対立軸が見えない時こそ少数政党の議席は大切になる」については大いに賛同します。というか前段と後段の両立は不可能かと思うのですが、直近の問題としてとりあえずは「前段」からということなんでしょうか。

森達也さんの意見には、ほぼ賛成。うれしいことです。

”ショック療法”にはなるかもしれないが、政権交代しても、本質は何も変わらない(森達也氏)
http://www.magazine9.jp/other/sosenkyo/mori.php

マガジン9条だけでなく、ブログ界でも「政権交代」一辺倒の世論に疑問の声が上がりつつあり、ほんのちょっとですが軌道修正の兆候が見られるのはわずかな希望です。
posted by PPFV at 21:44| パリ ☁| Comment(12) | TrackBack(1) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする