発信箱:政権維持至上主義=与良正男(論説室)(毎日新聞2009/7/9)
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/
20090709k0000m070132000c.htmlふむ、何かすっきりしない話。
民主党の政権交代至上主義を「ごもっともな話だと思う」と認めつつ、「それじゃ自民党は政権維持至上主義ではないか」との事。まあそうですね、おっしゃる通り自民党は酷いもんです。でも、だからといって民主党が良いのか(あるいは良くなったのか)ということにはならない。むしろ自民の劣化が進んだだけとも言える。 あるいは、産経新聞と意見が一致したとはいえ、産経がまともになったからとは限らない。単に毎日が劣化しただけとも言える。
結局、この記事、筆者自身「政権交代至上主義です」といい続けてきたことを表明しているに過ぎない。
そして「何をするのか」を責任持って書き込むのがマニフェスト。それを参考にどの政権がよいかを選ぶのは、あくまでも私たち国民=主権者なのである。
マニフェストを参考にして選ぶ?そんな程度で良いんでしょうかね。民主党のマニフェスト、どれだけのことが責任をもって行動にうつされた(あるいはうつそうと努力された)というのか。いや簡単な話「国民の生活が第一」のスローガンは、どこにどう行動として現れているのか、ちょっとばかり確かめればよいのだ。冗談じゃない。
私にとっては、こちらの話のほうが、ずっとすっきりする。
雑誌世界2009年8月号 編集後記
http://www.iwanami.co.jp/sekai/2009/08/pscript.html
posted by PPFV at 01:28| パリ ☀|
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