http://www.asahi.com/politics/update/0718/TKY200907180281.html
政党の「これまでの実績」と「これからの期待」では、「期待」を重視する人が76%と、「実績」の20%を圧倒した。
ある意味、予想通りの世論調査結果とでもいいましょうか。
私としては「これまでの実績」の評価なくしては「これからの期待」はありえないと思っているのですが(たとえこれからどれくらいすばらしいことをやる!と宣言しているとしてもです)、「これからの期待」というものがいかに根拠薄弱あるいはムードに流されているのかを改めて示す結果といわざるを得ません。「政権交代」による何かわからないけれども何らかの変化がありそうという期待、期待、期待。
投票した政党が政権を担当し、実績が期待外れだったとき、次の選挙では「別の政党に投票」が59%で、「同じ政党に投票」の24%を大きく上回った。
実績を評価しない人にはたして「実績が期待外れだった」と評価できるのかはなはだ疑問ですが、また政界再編などによって、また新たな党名が与えられれば、また新たな期待をもって「投票先」に加えられることになるのでしょうか。