前回のエントリーに「やつらだ」さんからコメントをいただいた。
いずれにしても日共は蚊帳の外で万年野党がお似合い
コメントの内容については何だかな〜というかまったく同意はできないんだけれども、以前にも話したように「やつらだ」さんについて好きか嫌いかと問われれば「嫌い」ではない。なぜだかよくわからない。そもそも怒りの矛先が違うだろうとはいつも思うところだが、その怒りの動機については「わからないでもない」感じがあるからかもしれない。何だか感覚的な話で申し訳ないんだけども。ふだん共産党をえらく持ち上げつつ、いざ批判しだすと俄然張り切ってしまうような人と比べたら、私の中ではずっとマシな存在だったりする。
で「万年野党」という指摘について。まあ仮にそれが事実だとして、一般には「無責任に批判ばかり」なんて言われるんだろうが、そのおかげできちんと筋の通った批判ができるんであれば、それはそれでまことに貴重なスタンスじゃないかと思う。
蚊帳の内に入った野党がどんな役割を果たし結果どんな末路をたどったかを思えば、共産党の態度には信頼を置きさえすれ、揶揄する気持ちには到底なれない。むしろ筋が通せなくて何のための野党かと言いたいところだ。中にはいくら野党ヅラしたところで何かと筋が通せない野党も存在するので、それが与党になって、いよいよ野党の「くびき」から解き放たれた時には、さてどんな筋を通すのだろうかと不安になったりもする。ましてや、今回の衆院選を経て自民党と公明党が野党の仲間入りである。共産党の野党としての役割がますます重要であることに疑う余地はない。まさしく最後の砦だ。
posted by PPFV at 21:38| パリ ☁|
Comment(7)
|
TrackBack(1)
|
不定期日記
|
|