ドイツが負けたのはタコのせい
「決勝はオランダ-ドイツでオランダの優勝」を予想していた私としてはドイツの敗退は残念に思いつつ、なかなかいい線いってるし・・とひそかに悦に入っていたんだけれど、世の中にはすごいタコがいるもので、ドイツの勝敗を100%の的中率で当ててるらしい。08年欧州選手権も5戦中4戦当ててるらしいし、うむすごい。
で、前回のアルゼンチン戦では予想的中して敗れたことに怒ったアルゼンチンの人たちに殺人予告ならぬ殺タコ予告出されたりして災難なことだが、今回は母国ドイツの敗戦を予告し当ててしまったので、母国ドイツの人たちからも「おまえ(タコ)のせい」「食っちまえ」と八つ当たりされる始末。何だかね。
それにしても何で水族館の人がおわびするのか良くわからんのだけど。そもそもタコのすることだし、そもそも当たってるんだし(笑)
W杯、“神託タコ”でおわび声明 敗北ドイツの水族館(2010/7/8)
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/sports/CO2010070801001008.htmlで、この件は(言葉は悪いが)たかがサッカーのことだから笑っても済ませられるが、政治、政党、政策の見極めということに関してはそうそう笑ってもいられない。
たとえば拙ブログにも時々コメントをくれる某氏についていえば、当初より一貫して民主党に対する見立ては正しいし(これ案外重要。ブログ界でも数えるほどしかいないんだから)、各党に対する評価、事実確認も一貫して正確であって、常に「マットウ」な主張というのが私の印象なのだが、批判する人たちにはどうやら某氏の口の悪さばかり(笑)に目がいってしまうのか、事実かどうかはこの際どうでも良いらしく「ドイツが負けたのはタコのせいだ」よろしく「共産党が躍進できないのは某氏のせいだ」ということになるらしい。しかる後に出た結論が「公安」なのだそうで、何とも。
そもそも某氏にそんな批判を浴びせている人たちが共産党の躍進をほんとに願ってるかどうかは怪しいところではあるのだけれど、私のようなつまらぬ市井ブロガーならまだしも、少なくとも「超左翼」(何だんねんそれ)とかいう多少なりとも見識持たなけりゃいけない立場の人までが「公安認定もどき」なんかしてしまっては何とも浅はかなことである。
もっともその某氏に対してどういう反応をするかというのは、私がその人を見る上でいい感じのバロメータになっていることも確かで、総じて当初から民主党に対する見立ての正しい人は某氏ともまともに話できてるし、逆に「おっ、この人は」と期待した人でも某氏との議論でボロが出たりということもまま良くあること。そんな某氏のことだから、「公安」のレッテルでも貼って「ゆでダコ」にでもしたいと思う向きもあるのだろうが、その出来上がりを待つ間に、ひどい政治状況は確実に悪化しているのにその認識はあるのか無いのか、その姿はまるで「ゆでガエル」のようである。
posted by PPFV at 18:10| パリ ☀|
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