2010年11月22日

政権交代リバウンド

週のはじめに考える 閉塞感+政党不信(東京新聞社説2010/11/22)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2010112202000020.html

小沢氏について、私は決して支持するものではないが、以下の指摘についてはまったく同感である。安易な期待による政権交代ゆえ、その実態があらわになった時には想像以上のリスクを伴う。政権交代リバウンドとでもいおうか。

 「一兵卒」になって民主党政権の欠陥がよく見えるのか、元代表の小沢一郎氏が的確なコメントをしていました。自分の「政治とカネ」の話は別として。

 今月はじめ、ネット番組に出演しての発言です。大事なところを一部分、つまみ食いします。

 「(民主党政権が)失敗したらごちゃごちゃになる。民主党が駄目になっても自民党に(政権を)返そうとは国民は思っていない。(総選挙で)民主も自民も過半数を取れない。グチャグチャになって、極右極左が出てくる」

 政権交代を待ちわびていた人々の深い失望が、どうしようもない政党不信、政治不信に発展しかねない。放置すれば政党政治は凋落(ちょうらく)して極端な言動がまかり通る世になる−と警告したのです。

posted by PPFV at 18:59| パリ 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 政権交代真理教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月17日

魂を売って(たとえば)宝島社国家に成り下がるのか?

武器輸出、欧・韓・豪にも 三原則緩和、民主提言へ(東京新聞2010/11/17)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010111702000040.html

 民主党の外交・安全保障調査会(中川正春会長)がまとめた武器輸出三原則の見直し案が十六日、明らかになった。武器輸出禁止を定めた三原則の例外としている米国に加え、英国、フランス、韓国、オーストラリアなど武器輸出管理の厳格な国も例外化して禁輸を緩和する。同調査会は月内にも政府に提言。これを受け、政府は年内に策定する新たな「防衛計画の大綱」(防衛大綱)に三原則見直しを盛り込むかどうかを検討する。


平和主義の理想などどこ吹く風、ましてや民主党に寄せた護憲派の期待など軽くせせら笑うがごとき態度である。「国民の生活が第一」なわけもなく、あくまで「財界の意向が第一」ということなのか、ゆえに取っ掛かりも早いもんだね。
アメリカは軍需産業が命。宝島社は付録が命(あ、関係ないか)。日本も平和主義という魂を売り払って付録・・あ、いや武器を売るのか。宝島社みたいに(あ、関係ないか)。
それにしても時代が時代とはいえ、武器輸出三原則の厳格化に踏み切った三木首相はなかなか思い切ったことが出来たもんだなあと、今さらながらに思ったりもする。
posted by PPFV at 17:56| パリ 🌁| Comment(4) | TrackBack(1) | ニュース拾読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする