2011年10月19日

「反原発」その一点で一致できればアホにだってなれる

「犯罪会社東電」、東電だけでなく、ドイツのニュース風刺番組で官房長官枝野も皮肉られ(笑)
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/781.html

福島原発事故を面白おかしく取り上げ東電社員を犯罪者呼ばわりするドイツのヨタ番組の拡散に嬉々として勤しむこの有様には吐き気がする。もっともこの投稿氏のこんな態度は昔からなので既定路線である。

Heute Show 「犯罪会社東電」 /ドイツのニュース風刺番組で福島事故問題が取り上げられた
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/607.html

そしてそんな愚劣なネタを同じく取り上げてしまった投稿氏。もともと先の投稿氏とは対立する考えの持ち主だったのだが、「反原発」そのイッテンで共闘できているのだろう。なかなか象徴的な出来事である。
もはや復旧復興に取り組む人々への思いなど塵ほどもない。
この場合、ネトウヨのいう「ブサヨは売国奴」の指摘は正しい。

posted by PPFV at 21:30| パリ ☁| Comment(3) | TrackBack(1) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月13日

消される前に読む

世田谷の高線量率と福島の新米(緊急)
http://takedanet.com/2011/10/post_242c.html

↑事実が明らかになってから改めて読むとデタラメさが良くわかります。

床下の瓶から高い放射線量 原発との関連薄いと世田谷区(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011101301000799.html

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2011年10月11日

差別的な言動を容認できる政治主張などに興味はない

福島製橋桁、放射能不安の声で工事中断…大阪(読売新聞2011/10/6) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111006-OYT1T00814.htm

今度は橋げたです。相変わらずの放射能不安によるドタバタはまだまだ収まりそうにありません。放射能不安に対する自治体の過敏すぎる反応にはむしろ世論はより多くの批判も寄せるわけですが、にもかかわらず自治体というものは毅然とした対応を取ることができない・・・何を恐れているんでしょう。
たとえば京都の被災マツなどはオロオロしている間に結局こんな有様です。

五山送り火使用断念、被災マツ処分暗礁(京都新聞2011/10/1)
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20111001000023

もっとも私の経験から言えば、近所にできる橋に使われる橋げたが日本のドコで作られたモノであるか・・・などというマニアックな情報なんか未だかつて聞いたことありませんし、こんな時期だからとわざわざ橋げたの「産地」まで説明会で披瀝したのかと、ちょっと不思議に思わないでもありません。

「送り火」のこととか「花火」のこととか、そして今回の「橋げた」のこととか、さすがに反原発のブロガーからも「ええかげんにせい」という声も上がっているようですが、曰く「そこまで敏感になってるからにはその原因である原発にはもちろん反対なんでしょうね?」とか、曰く「まずは(原発依存からの脱却への)政策転換のために行動するべき。根拠なき放射能被害を煽り立てるな」とか。
まるで「原発反対」ならばそんな言動も許されるとでも言いたげ、あるいは「煽り立てるなどつまらぬこと。そんなことより政策転換を訴えよ」と「煽り立てることがつまらぬこと」はその通りなのですが、その実害の大きさについてはあまりに過小評価し片付けてしまっているところがまことに気になります。

しかし、もしこのたびの放射能過敏な人が「もともと原発問題なんかに興味もない人」だとするならば、それはたぶんにどこかの誰かに煽られたからだと思うわけですが。「誰か」とはたとえば「某首都圏地方新聞」だったり「ゴシップ週刊誌」だったり、そして「反原発ブロガー」だったり「Twitterデマ」だったり。
なのに「煽るな」といわれてもね。

巷に溢れる差別的言動(それも生活を脅かしさえする)を容認できるような政治主張などに興味はありません。

余談ながら、とあるブログでは「非国民通信」さんと拙ブログについて
「共産主義?が原発維持に結びつくタイプもあるから困ったものです。」
と評しておいでですが、私は「共産主義者」でもありませんし「原発維持派」でもありませんので困られても困ります。おそらく「非国民通信」さんについてもその指摘はちょっと違うのではないかと思っておりますが。
私はむしろ「共産主義が差別主義に結びつくタイプがあること」に落胆しております。

posted by PPFV at 20:50| パリ ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月07日

甲状腺異常なし

昨日、取り上げた「甲状腺問題」の記事ですが、それに関連して福島民友の記事画像がアップされていました。

「甲状腺異常なし」長野に避難子ども10人(福島民友2011/10/6)
http://twitpic.com/6vxnbk/full

同じ事象でも伝え方ひとつ、あるいは理解力ひとつ、あるいは思惑ひとつで、これほど真逆の報道となってしまう良い見本のようなものです。
昨日取り上げた「福島の子供10人に変化」ましてやそれが原発事故由来のものであるといえるような材料は何ひとつないわけですが、この事実から導き出されるタイトルとしては「甲状腺異常なし」は極めて順当であると思いますね。
とにかく「恐ろしい影響があるに違いない」と願ってやまない人たちにとっては皮肉にも逆のことを証明することになったようです。

posted by PPFV at 19:45| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月06日

何の判断材料もないこのような発表に一体何の意味がある?

甲状腺機能:福島の子供10人に変化 NPO検診(毎日新聞2011/10/4)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111005k0000m040045000c.html

相変わらずこのような記事の垂れ流しです。さすがに「とうとうこんなことに・・・」と慌ててエントリーを立てる方も少なくなったようで何よりですが、これも誤解を解くために地道かつ冷静な論評を行う市井の医師や研究者の方々などによるところが大きいように思います。まことにありがたいことです。
ところでこの「チェルノブイリ連帯基金」の理事長である鎌田實氏は、例の「うがい薬を飲めばいい」とか「昆布・海苔を食べるのもいい」といういわゆる「デマ」の発信源とも言われている方のようで・・・。
当の鎌田氏のブログ記事は削除されているようですが、こちらのブログでそのことを取り上げられています。ありがたいことです(苦笑)。

チェルノブイリの子ども達を支援する医師・鎌田實さんのブログ(脱原発の日のブログ2011/3/15)
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-10831091427.html

昆布やうがい薬などの安定ヨウ素の過剰摂取が甲状腺機能低下の原因になることも可能性としてはあるとの話もありますし、もしそれが原因でこのたびの記事だとすれば、それこそ悪い冗談です。
それにしても何の判断材料もない、このような発表に一体何の意味があるというのでしょうかね。検診そのものを否定するものではありませんが、少なくとも対照となるようなデータを集めるなり説得力を持つものでなければ、それはムダに不安を煽るだけです。

posted by PPFV at 00:19| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月01日

「信じる」「信じない」というよりも・・・

「信じること」も当人だけで完結しているうちはともかく、娘の命を奪ってしまっては罪にもなります。あるいは「信じること」が被災地復興の妨げになったり謂れなき差別を助長することともなればそれは私から見れば当然批難の対象ともなります。
とはいえ、この問題の場合はそもそも「信じる」「信じない」というよりも事実認識の問題であるわけですが。

posted by PPFV at 00:57| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする