2012年05月16日

虚構新聞の現実離れなど軽く追い越す勢いの脱原発現実

ていうかそもそも『虚構新聞』と謳っているのだから「本気にしちゃったじゃないか」などと文句つけたりするのはとても正しくない。「アイツならしかねんな」という気持ちはわからないでもないが、あくまで「虚構」は「虚構」なのであって本気にしてしまったあなたがたぶん100%悪い。
むしろ「虚構新聞」なのに「ホントのこと」を書いてしまった時こそ看板に偽りありとして糾弾すべきなんじゃなかろうか・・・などとばかばかしいことを考えていたらこんな記事が。

政府、「電力監視隣組」を創設 6月にも法制化(虚構新聞2012/5/9)
http://kyoko-np.net/2012050901.html

まあ普通にウケます。「エアろくろ」とかさりげないコメントもなかなか秀逸などと感心していたらこんな記事が・・・。

電力需給:「節電」新料金で不足2.6%改善 関電提示(毎日新聞2012/5/15)
http://mainichi.jp/area/news/20120515ddf001010007000c2.html

 ◇「通報制度」など大阪府市独自策

 一方、大阪府市エネルギー戦略会議は15日、独自の節電策を提示した。照明が明るすぎるオフィスや店舗を住民が見つけて通報し、中小事業者に節電を促す「節電通報窓口」の設置や、真夏の午後に役所を閉めて節電するなど、家庭や事業者、官公庁などを対象に計約110万キロワットの節電を目指す。



先日の橋下市長の件では「今後はもっと現実離れした虚構報道を心がけます。申し訳ありませんでした」と陳謝した虚構新聞でしたが、もはや虚構新聞の想定する現実離れなど軽く凌駕しそうな勢いの脱原発現実でありますね。
いよいよ「節電密告制度」創設で、これがめざす脱原発ユートピアなんですかね。
posted by PPFV at 19:18| パリ ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする