http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-05-27/2009052701_01_1.html
議員定数削減の理由として、自民党や民主党は、「増税するにはまず身を切る姿勢をみせるべきだ」(伊吹文明元自民党幹事長)「(定数削減などを解決しなければ)消費税増税の議論は国民の理解を得られない」(鳩山民主党代表)などといいます。
「身を切らなければ増税に国民の理解が得られない」というのは、二重三重にごまかしです。
第一に、「身を切られる」のは国民の側だということです。国会議員は国民と国会を結ぶパイプであり、その大幅削減は民意を削ることになり、国民の声が届かなくなることを意味します。日本の国会議員の数は、国立国会図書館の各国調査でも人口比で先進十二カ国中、少ない方から二番目で、決して多くはありません。
第二に、自民も民主も本当に「身を切る」ことになる政党助成金にはいっさい手をつけようとしていないことです。
小選挙区制の弊害をかろうじてカバーしてきた比例代表の定数削減とはね。「擬似政権交代」にうつつをぬかしてる間に保守一色の準備は着々と進んでいるわけですね。
先日、テレビのニュースでアメリカとの比較でもって議員数が多いことを報じておりましたが、ごらんの通り日本より少ないのはアメリカだけでした。チャンチャン。
これ大変な問題だと思うわけですが、「擬似政権交代」に浮かれるこちらhttp://www.asyura2.com/09/senkyo64/index.htmlではまったく無反応。擬似二大政党制のもとせいぜい頑張って消費税お納めすればよろしいとも思いますが、巻き込まれるワテらにしてみれば冗談じゃない。まあ劣化甚だしいこんなとこ覗くのも不愉快だったりするんですが、言論の日々いかに劣化していくのかを目の当たりに観察できるという点では興味深くもありますね。
まあ今までの経緯からしていずれの状況になっても共産党による地道な行動は続くんだとは思いますが。とっととやめてしまったどこぞのなんとかモンジローなんてのとは違って。
しかし、計算された発言だなぁと感じたのも事実です。 現に比例区が削減されて影響を受けるのは公・共ですし(社民もかな?)不支持率では1〜2位を争う両党だけが減るのであれば大多数の国民は(問題点はさておき)納得するでしょうから。
でも、少数(ってどう言う事?)意見が届きにくくなる弊害には目をつぶり、自・民の2大保守党の政権交代にだけ期待をかける人たちにとっては「仕方が無いこと」なんでしょうね。
わたしは「政権交代」では無く、緊張感ある国会運営(議席配分)こそ後々のことを考えれば良いのではと思うのですが・・
(いやね、このままだと民主主導なら「大連立」もありと言いそうな気がしてね。 「政権交代至上主義」の人たちは)
>わたしは「政権交代」では無く、緊張感ある国会運営(議席配分)こそ後々のことを考えれば良いのではと思うのですが・・
まったくその通りです。まさしく私の考えもそれです。そのことが最重要と考えています。ですから「政権交代」に浮かれることなぞ百害あって一理なしとさえ思っています。
>だったりするんですが
「平成海援隊」をご存知ですか。アレも劣化甚だしいですよ。
まあある意味、「共産党は自公の手先」みたいに言い切ってくれる方が話は早いですね。
明らかに手を組む余地なし、ということで。
一方「平和への結集」みたいに味方を装っているところは、しつこいし、面倒です。
なんとかモンジローはやめたそうですが、「みどりの会議」は「みどりの未来」に変わって細々と活動してるようで・・・。
その「みどり」は、何やらよくわからんです。社民党か新社会党の別働隊?
ウィキペディア「新左翼(日本)」
抜粋ですぅ。
左翼から右翼へ転向する者は古今東西に存在するが、日本の新左翼にも共産主義を放棄して、新保守派へ転向する者が存在する(マルクス主義青年同盟→民主統一同盟など)。新左翼運動から環境主義運動へ軸足を移す者も多い、いわゆる赤から緑へと言う傾向である。共産主義者同盟(ブント)の戦旗日向派は市民団体のブントへと改称し共産主義を放棄しNGOを名乗っている。
また、一部はオカルト界にも進出し、オウム真理教を台頭させる土壌作りを果たすことにもなった。
「平成海援隊」知りませんでした〜。また色々勉強させていただきます(何を・・・)。
そういえばなんとかモンジロー氏は「みどり」だったですね。ふむふむ。
あらま「みどり」つながりでそんなところに。あらら、おまけに「真理教」つながりも(苦笑)。そんな土壌があるんでしょか・・・。