http://wanbalance.blog75.fc2.com/blog-entry-1270.html
先日、TBいただきそのエントリー中で拙ブログのエントリーを取り上げていただきました。ありがたいことです。多少なりとも考えるきっかけにしていただければ、それは何より嬉しいことです。エントリーのタイトルにもあるように「二大政党制」に関して少なからぬ危機感を持っておられるようでしたが、翌日、次のエントリーをTBいただきました。
09総選挙。自公落として明るい未来。!(わんばらんす2009/7/28)
http://wanbalance.blog75.fc2.com/blog-entry-1271.html
思いなおされたようです。結局、私のエントリーは単に惑わせてしまっただけのようで、まことに申し訳ないことです。二大政党制に対する疑念をいかに払拭されたのか、先のエントリーにつけられたコメントがそれを払拭するに十分だったのか、あるいはその疑念は払拭されたわけではないが、まず第一の目的は「自公を落とす」ことにある、そのために疑念には目をつぶるということなのか、私にはわかりません。いずれにしても私には理解を超えたところではあります。
とはいえ、わんばらんす氏の決意は決意、その自由は保障されております。私もそれに対する意見があれば表明するだけのことでありますが、決して「民主党は立候補するな」とか「民主党は消えてなくなれ」などという批判(と言えるのかどうか)はありえないわけで、というか自ら民主主義を否定していると同時に批判として意味を成しません。
で、本題ですが。
ところが、共産党に対してはそんなことが平気で語られるのですね。自民党支持者からそんな批判が浴びせられることはありません。そりゃそうです、名実ともに敵対する関係ですから、「オマエは引っ込め」だの「オマエは消えろ」などという批判は「オマエノカアサンデベソ」レベルの批判でしかありません。しかし、民主党との関係においては共に自公と対決するという名目で、そんな批判が平気で語られるのですね。人によってはそれが一見もっともらしく聞こえるようです。共産党と民主党、「名」はさておき「実」のところでは敵対していると思わざるをえないと考える私には、それはひどく滑稽な批判に映ります。
敵対関係では成り立たない批判も、一見仲間内と見える関係では批判らしく聞こえるという・・・これも民主党が左派政党の議席減に貢献できる役割のひとつとも思えるわけですね。
参考スレッド:http://www.asyura2.com/09/dispute29/msg/444.html
わんばらんす氏のエントリー、早速見させて頂きました。
率直に言って、残念ながら自公を落とすということが氏にとっての最優先目標のようで、その高揚感がひしひしと伝わってきます(苦笑)
多くの見識ある方からもTBいただいているにもかかわらず・・・・
とりあえず、自公を落としてから
>少しづつチェックしていけばいいのよね。
とありますが、ちょっとあまりにもナイーブ過ぎますね。
そもそも、チェックしようにもできる状況が何時まで続く(今も危ないのに)保障など全くありません。
その時には全国民の総意の一致でもない限り不可能ですし、今までの日本を見てもまず有り得ません。
本来ならここまで痛めつけられた全国民の結集が必要な状況で、分断は権力側の思う壺であり(小泉も使いました)、まことに残念ですがここで道を誤ると後戻りできない状況です。
保坂氏、とくら氏、天木氏の三点セットも結構ですが、どうかもう一度冷静に思案されることを氏に望みます。
わんばらんす氏のブログ拝見しました。
少なくとも多数の「政権交代マンセー」ブログの中では比較的ではありますが二大政党制への疑問が書かれており『何が何でも民主に集中!政権交代』とヒステリックになっていないだけでも微笑ましいかな。(ヒステリックなブログへのバナーが張っているのは気になるけど)
比較になるかどうか解かりませんが
http://yukihiro-go.at.webry.info/
このブログの管理人さん、どうやら大阪方面で活躍されている社民党系の活動家らしいのですが、こちらも民主党への不信や疑問が書かれております。
ただ『社民党が与党に入る事で民主党の暴走を防ぐ』と何か矛盾する事が書いてある事です。
典型的な社民党大好き系の「政権交代マンセー」ブログと言えばそれまでですが。
『自・公政治を終わらせたい』これは共通しています。 確かに自民党は結党以来長きに渡り(引退する河野さんが総裁だった頃を除いて)政権の座にあり疲弊しているのは明らかだし、裏返せば何だかんだ言っても長年に渡り国民の支持を他国に類を見ないほど得ていたわけですから、この機会を逃すといつ「政権交代」が行われるのかと言う焦りも判る気がします。
しかし必要としているのは疲弊した自民党的な二大政党間の「政権交代」なのでしょうか?
求めているのは「政治の質(中身)の変化」であって、その事は取り上げた二人のブログ管理人も判っているとは思います。
ただ目の前の「政権交代」に囚われては方向を見誤ってしまうし、それが自らを貶める発言(書込み)につながっているのでは無いのでしょうか。
えちごっぺさんではないけど、どうかもう一度冷静に思案されること望みたい。
焦ってしまい取り返しつかなくなるよりも。
「そもそも、チェックしようにもできる状況が何時まで続く(今も危ないのに)保障など全くありません。
その時には全国民の総意の一致でもない限り不可能ですし、今までの日本を見てもまず有り得ません。」
たしかにそのとおりではありますね。二日間の二つのエントリーには一貫性がありませんが、ま〜庶民レベルとはこんなものです。でも、「自公打倒」と「二大政党制反対」という思いには何ら変わることはありません。ただ、基本的に一つの方向へ突っ走るという思想ではないので、ブレている様にみえるかもしれませんが、実際の行動には一貫性は少しはあるんですよ、これでも。(笑)
あ、一つだけもう一度書いておきます。一応、「社民党応援団」ではありませんので、誤解のないようにお願いします。
>ある、そのために疑念には目をつぶるという
>ことなのか、私にはわかりません
目的が「護憲」であるなら、その手段の一つが「自公政権を終わらせる」というのは理解できます。
しかしそれには「目的に合致した正しい終わらせ方」がある訳で。
「目的に合致しない誤った終わらせ方」では、話にならない、「自公落として明るい未来」なんてあったもんじゃない。
別の目的、例えば「新自由主義反対」にしても然り。
すなわち看板だけ替えて中身を変えない政権交代など、意味なし。
翻って目的が「自公政権を終わらせる」なら、話は別ですけどね。
真理教徒の場合、目的が「自公政権を終わらせる」、手段は何でもOK。
http://blog.goo.ne.jp/longicorn/e/e5d4e29ffd752e65b57f7fb29c923b18
>「オマエは引っ込め」だの「オマエは消えろ」
>などという批判
真理教徒は全体主義が好きなのです。ゆえに「自由民主党から自由を取り去ったものが民主党である」という説も、まるっきりの冗談ではない訳で。
>マンセー」ブログ
派遣法関連で随分気勢を上げておられるようでありまするが。
http://sekakata.exblog.jp/6420959/
これとか
http://sekakata.exblog.jp/6498352/
これを見れば、きっと派遣法でも民主と自民で妥協しますよねぇ。
http://sekakata.exblog.jp/7179789/
そもそもやる気ないのだから。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-06-26/2009062602_04_1.html
3党合意案も反故にして、ね。茶番茶番。
>典型的な社民党大好き系の「政権交代マンセー」ブログ
まあ、お世辞でも共産に一定の評価をしているだけいいんじゃないですか?
既にご存じかもしれませんが、この記事へのトラックバックには、「反共」を堂々と売りにしているトンデモブログ(不愉快なので名前は出さない)がありますからね(PPFV氏や私のような共産支持者にけんか売ってるのか?)
記事タイトルやキャッチコピーもひどい。
『共産党に投票することはファシズムに「白地小切手」を振り出すに等しい』(PPFV氏への皮肉のつもり?。共産はファシズム政党ではないが?)
『衆院選終わるまで「反共」まっしぐら。コメントへの返事は当分しないのでそのつもりで失礼』(コメントへの返事をしないと堂々と言っている人間が共産は反民主的とか言っているのは私にはギャグとしか思えません、しかもこの人のコメント欄は承認制ですからね、批判コメントを書いたら載らんかもしれん。それと衆院選で一番やるべきことが「反共」まっしぐら、ってのは(悪い意味で)タダモノじゃない)、
ですからね。いやー、この人のトンデモに比べれば凡百の真理教徒などかわいい者。
それとも、この人のことを我々は「正直に反共主義であることを認めるなんて偉い、あっぱれ」というべきなのかな?
実はまだ仕事中でして、ちょっと休憩を利用して一言だけ。
>それとも、この人のことを我々は「正直に反共主義であることを認めるなんて偉い、あっぱれ」というべきなのかな?
やつらださんは、私の中では結構古いお付き合いのある方でして、「潔い」という点で、正直そんなに嫌いな方ではないんですね。ずっと以前に当方の失策をフォローしていただいたこともあります。もちろん考えには全く賛同できません。
好きか嫌いかで言えば「仲間のような顔をして実は敵」というのがもっとも嫌いな部類です。「考えが合う合わない」と「好きか嫌いか」は私の中ではちょっと「別腹」です(笑)
皆様、色々コメントいただきありがとうございます。後ほど、改めてコメントさせていただきます。
応援していただき感謝しております。2ちゃんねるでもそういう流れがあるんですね。とはいえブログ界も全体の空気としては似たようなものかなと。それも政治にはそれなりに詳しそうな方でさえも、平然とそうおっしゃいます。私のような素人にはそれこそ民主主義の根幹にかかわるようなことなんじゃないかと思えるわけですが。
どうぞまたお立ち寄りください。
昨日からちょっと仕事が立て込んでいまして失礼しました。
わんばらんすさんについては、私も同様の見解です。二大政党制への疑念を持たれている点、冷静に考えれば当然湧き上がってくるものと思いますが、それよりも政治の澱みを解消できるという点を優先されるのだと解釈しています。
澱みが解消されるという点に関しては、私も否定するものではありません。しかし水が入れ替えられたからといって、喜び勇んで飛びこんではいけません。その水が安全かどうかはわかりません。というか、どうも安全ではなさそうだということがだんだん見えてきています。解毒剤が必要ですね、できるだけ多くの。
ヒステリックなブログのバナーについてはずいぶん以前にこんな記事を書きました。
http://ppfvblog.seesaa.net/article/26975254.html
決してココロさんのエントリーについて揶揄する目的で書いたエントリーではありませんので、誤解なきようお願いします。エントリー後半は最後のリンクの阿修羅でのスレッドを念頭に置いたものです。自公打倒のためには社共はじゃまだとおっしゃってます。さらには「自民党批判」や「公明党批判」と同じ政党批判だと。はたまたこれは言論の自由だそうです。
ここまでひどくないにしても、政権交代を最大の目的と謳ってしまっては、結局同様のことを言うに等しいと思うのですが。バランスを大切にしておられるとのこと、バランスも一貫性も大切かもしれませんが、こと政治に関してのバランスというのが私には良くわかりません。一貫性は意識的に保つものではなくて、何を大切にするのかということを明確にしておけばおのずと一貫性は保たれるものと思います。
また、有効な記事のリンク感謝です。
「世界の片隅で・・・」早く再開してほしいなあ。
「花・髪切と思考の・・・」
ブログ界の良心とはこれらのブログを言うのであります(^^
当ブログにもリンクさせていただいております。当ブログのリンクはスペシャルなリンクばかりですのでよろしく。
遅くまでお仕事、お疲れ様でした。
スルーされたようですが、しつこくお邪魔させて頂きます(笑)
>当ブログのリンクはスペシャルなリンクばかりですのでよろしく。
う〜ん、毒多さんの上のはお粗末すぎて、珠玉のブログリンクに申し訳が立ちません(大汗)
ただ、民主主義を大事にされるブログ主様の多様性を尊重する姿勢に敬意を表すのみです。
ただ、下らない内容を一貫して書き続けているという点はブレがないつもりです(自爆)
話は変わりますが、非国民通信さんの今日のエントリー、やっぱり鳩山は危険ですhttp://blog.goo.ne.jp/rebellion_2006
私ごときが言うのもなんですが、いい内容ですね!
一人でも多くの人がこのような点に気づいてもらえたらなと思います。
とにかく、民主に単独で過半数など与えたらどうなるか分かったものではありません。
ここはなんとしても、護憲政党に議員立法権が可能な議席くらいは欲しいところですが、厳しいですね〜(泣)
民主支持者の方たちもいきなり全面的な信託をすることはみずからの為にならないと気づいて選挙区では民主候補、比例は共産、せめて社民といった投票行動を取ってもらえれば思うのですが・・・
ただ、絶対入れてはいけない民主候補もいるので頭が痛いところです。
あ〜、いやいやスルーしたわけではありません(汗)
もうひとつの車のコメントには反応したんですが(大汗)
当エントリーにいただいたコメントに関しては100%同意です。むしろそんなコメントいただいた場合、かえってコメントしづらい(笑)
非国民通信さんは話題が多岐にわたり、常々思わぬ視点を披露してくれるのでいつも楽しみにしています。リンクに関してはとにかくたくさんのリンクを、というよりも私なりに厳選しているつもりです。基本、世論(ブログ界も含む)やメディアの大波に流されない方々(笑)。
もうひと方、こちらhttp://www.hoso0907.com/blog/
も以前から愛読しているブログですが、政治的にも大変共感しています。ほれぼれするような写真がメインのブログですので、そのうちブログ主さんのお許しがいただければリンクさせていただきたいと思っています。
民主党に関しては、支持者のスタンスは、とにかく「民主党に票を集中しろ」から「一人勝ちは危険」とか「比例区は社共へ」とかいう方向へ徐々にシフトしつつありますが、私としてはそれでも甘いな〜という感じです。やっぱり民主党は危険です。