http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/101.html
阿修羅での投稿。相も変わらずの的外れな共産党攻撃だが、阿修羅では数少ない良識派(苦笑)から以下のレスがつけられた。同感だ。
民主党は自民支持層から票を奪え。
http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/138.html
民主党の躍進を願うのであれば、また民主党はどのような政党なのか、はたまた民主党の支持層になりうる人たちはいかなる人たちか、ちょっと考えれば共産党攻撃など何の効果もないことはわかりそうなものだろう。
わかってやってるとしたら、民主党の躍進など意識の外、これはあくまで攻撃のための攻撃に過ぎず、わかってないとしたら、こんなこともわからないのに共産党の「コアな暗部」とやらは知ってるというヘンテコリン。
民主党は地域の助け合いの精神で生きてきた日本の伝統を守る保守で行って欲しいな。
コメント主は文中このように述べているが、民主党に最大限努力して希望を託すとしたらせいぜいこれくらいの期待(夢)である、私も。
もひとつ。
政権選択選挙で考えるべきこと(YamaguchiJiro.com2009/8/9)
http://www.yamaguchijiro.com/?eid=775
過去数年間の構造改革路線の誤りを総括、反省することなしに、自民党に安心社会などと叫ぶ資格はない。今の自民党の公約は、放火犯が親切ごかしに消火器を持ってきているようなものである。
なるほど、うまいこと言う。まあその通りでもある。
けど、ほんじゃ民主党は「放火犯」なのか「消火班」方なのか、どっち?
「たまたまライターの持ち合わせがなかった放火犯」というのが私の見解。
「共産党は選挙で独自の候補者を擁立するな」
「共産党の支持者は民主党の候補者に投票しろ」
という連中は論外として。
>民主党は「放火犯」なのか「消火班」
>方なのか、どっち?
>「たまたまライターの持ち合わせが
>なかった放火犯」というのが私の見解。
そうですね、あるいは、火に油を注ぐよう囃し立てていた野次馬かな。
「火勢が弱いじゃないか、燃料足してもっと激しく燃やせよ!」
http://www.dpj.or.jp/policy/rinen_seisaku/seisaku.html
↑これは10年以上変わっていない。
すなわち「構造改革路線の誤りを総括、反省することなしに」というのは、民主も同じ。
民主の今回のマニフェストでも「規制強化します」とか「大きな政府指向でいきます」とかは言っていない。もっぱら「官僚支配打破」「無駄遣い排除」を叫ぶのみ。ベクトルの向きは竹中平蔵と同じ。
http://eba-www.yokohama-cu.ac.jp/~kogiseminagamine/20030310MSDokUchihashiBassui.htm
「規制緩和推進計画は、そもそも細川連立政権の下でスタートしました。余談になりますが、この連立政権が誕生いたしましたとき、政治学者はじめ多くの知識人は、これでヨーロッパ並みの連立政権時代がいよいよ日本にもやってきた、と高く評価したのに対して、私は、これは政権をバレーボールのボールのように、疑似与党と疑似野党の間で行ったり来たりさせることを真の狙いとする、疑似連立政権の誕生にすぎない、という指摘を復数のメディアで行いました。いま、振り返ってみて、まさにその疑似野党が以後どのような迷走ぶりを呈しているか、お分かりでしょう。その意味で私は、大脇先生にはたいへんに申し訳ないけれども旧日本社会党の、当時、果たしたマイナスの役割は、残念ながらとても大きかったと思います。」
ところで「大脇先生」というのは大脇雅子なのですが。
http://www.jca.apc.org/owaki/
「平等・公正な労働ルールの確立」を目指して社民を離党して民主党・新緑風会の会派に所属、2004年6月引退、と。
2003年の労基法改正(有期雇用の上限延長、裁量の手続き簡素化)では、民主党は賛成に回ってますが(社民は反対)、それを見た上で2003年末に社民抜けて民主会派入り、と。
蓋し、なかなかの迷走ですな。
以前購入した本より社会党/社民党批判を抜粋。(だから社会党/社民党は好きじゃないんだよな。小泉ほどひどくないけど、共産党と違って規制緩和に荷担してるんだもの。)
「村山内閣でもこの方針(私注:細川内閣の規制緩和方針)は受け継がれ、7月には閣議決定で『規制緩和大綱』が、翌93年5月には『規制緩和5カ年計画』が決定した。」
「軍事大国化は細川政権下では動かなかったが、村山政権下で進行した。まず、ルワンダへの自衛隊のPKO派遣が実現した」
(渡辺治編「変貌する企業社会日本」(2004年、旬報社)157頁)
「村山首相が安保条約と自衛隊の堅持を表明した時点で社会民主主義路線の可能性は潰えた」
「1994年7月の村山首相の所信表明演説になると新たに『規制緩和と行政、財政、税制改革』という項目が立てられる。規制緩和が重視され独立の課題として追求されている」
「村山首相は1995年3月には『規制緩和推進計画について』の閣議決定を行い、規制緩和方針を明らかにした」
「(村山首相の)1995年9月の所信表明演説では『まず第一になすべきは経済活動の妨げになっている諸規制の緩和である』とされた。」
(五十嵐仁「労働政策」(2008年、日本経済評論社)178頁)
ちなみに自民党のまともな議員(例:下に引用した後藤田議員)は、民主党のアホ議員よりはましだ、と思いますよ。
「『ワーキングプアの問題は深刻だ。憲法25条の精神からしても見て見ぬふりは出来ない』(私注:あるマスコミインタビューに対する後藤田代議士(自民党)の発言)。その通り!と言いたいような発言です。民主党はどうでしょうか。これだけの認識を持ち発言する議員はいるのでしょうか」
(五十嵐仁「労働再規制」(2008年、ちくま新書)102頁)
後藤田氏は自民党なのでその発言はパフォーマンス(人気取り)かもしれんけど、逆の人気取りを財界にして恥じない人間が自民にも民主にも多いんだよなあ。(そんな人間に比べたら後藤田氏の方がましと思う)
そうなんですよね。
共産党に極端な批判を浴びせる方に限って、部外者の私なんか全くわからない過去の内部事情にまで詳しいようなことを言われるですが、なんでなんでしょう?
以前、ある有名ブログに来ていたそういうタイプの方で、同じハンドルであちこちに投稿されていたり、ご自分のブログを持っていたりする方たちがいたので見てみたら、どうも過去の一時期に共産党に入っていたらしいのだけど、周りと意見が合わなくて揉めて辞めみたいな方とか、入党の有無はともかく、相当な期待をしていたのに何かで幻滅したようなことを言っておられた方がいらっしゃいました。
それはどんな団体も人の集まりですから、中に入ればいろいろあるんだと思います。でも、そういう当時の“身内”しかわからないことを言われても…。今のところ、あくまで外部から”共産党効果”に期待している私などは戸惑ってしまうんです。(過剰な期待をするつもりはありません)
私などはおバカな恋愛脳でしかものを考えられない性質(たち)なので「そこまで憎んで酷いこばかり言うのは、もしかしてまだ愛してるからなの?」とか思ってしまうんですが。(笑
私などはまだまだ「愛の無い支持者」なのかもしれません。
http://www.asahi.com/politics/update/0815/TKY200908150328.html
まあ、無所属でも通る人なんですが・・・(あと、旦那さんも)
また、やっぱりな〜と思う記事が・・・
http://www.asahi.com/politics/update/0815/TKY200908150297.html
見過ごされそうな動きですが、「本当にこんなんで、大丈夫?」とつっこみたくなります。
しかし、自称リベラルと称して民主を推してる方たちはどうするのか疑問です(苦笑)
とっくにご存知かとは思いましたが思わず書かせて頂きました。
PS アサヒコムはすぐリンク切れするので、その際はお許し下さい。
>「官僚支配打破」「無駄遣い排除」を叫ぶのみ。ベクトルの向きは竹中平蔵と同じ。
民主党は「国民の生活第一」を一応は唱えているけど、この辺の過去の総括はしていない様に思えるのですが・・特に「官僚支配打破」は自民党はともかく昔は同じ自民党にいた民主党の幹部達も無能だったの?と突っ込まれるのではと思うのですがね。 幾らスケープゴートの方便とは言えども。(まぁ、そういう疑問も多数の有権者からは出ないのでしょうけど)
>私などはまだまだ「愛の無い支持者」なのかもしれません
下手に愛の溢れる行動はストーカーと化し「政権交代真理教」の方々の様になってしまうのなら「愛の無い支持者」のほうが良いような・・冷静にならなければ見失うものが大きいから。
あと2週間弱ですが、熱病にかからずに冷静に判断し痛みわけになって緊張感溢れる議席配分に落ち着けば本当の意味での「国民の生活第一」に近づく様な気がします。 掛け声だけの「国民の生活第一」は望んでいないのだから。
「放火犯」とは面白い喩えではありましたが、さて民主党はどうかとなると面白がってばかりもいられないわけですね。ご指摘のように一貫したスタンスからは、あるいは「消防士の格好した放火犯」などということもありうるわけで。
ご紹介の内橋克人の記事、参考になりました。
社民党に対しては私も同様の感想を持っています。主張と行動の乖離甚だしい。政策実現のための最大限の譲歩とでも言うのでしょうか。それがどんな役割を演じてきたかは過去を見れば明らかですね。
安倍氏辞任以降、自民党の良識派の台頭を期待していたところが正直あったんですが、残念ながらそんな流れにはならず、ましてや小泉政治の反省もなく、一気に民主党へ流れてしまう勢いです。こうなると、ますます民主党政権のその後が気がかりです。小泉回帰を望む声は決して少なくはないようですから。
ええ、そういう方、元党員とか多いですよね。筆坂氏なんかそういう方々のアイドルみたいですし。なんだかよくわからない「組織がどうとか」「選挙戦略がどうとか」そんな話ばかりで主張に対する真っ向からの反論というのはあまり聞かれません。なんだか「おどろおどろ」しげな話で「素人」を政治から遠ざけるのに多大な貢献をされている方々と私の中では「定義」しています。
『「戦時中に唯一反対していた』と自慢たらたら』と揶揄する人もおりますが、私としてはそれだけで支持したっていいくらいですがね。それくらいのことができる政党が現れるなら乗り換え考えてもいいですけど。
でもまあ、政党を評価するのに「愛」は必要ないでしょう(笑)
田中真紀子氏の民主党入りは何だか遅すぎるくらいに思うんですが、ここへきてようやく勝利を確信したんでしょうか(笑)
ご紹介の記事、予想されたこととはいえ次から次へと。寄り合い所帯ゆえ党内の批判を抑えるというのも理由のひとつでしょうが、なにより世論に阿り支持を増やそうと思えば結局そうならざるを得ないのでしょうね。
>下手に愛の溢れる行動はストーカーと化し「政権交代真理教」の方々の様になってしまうのなら「愛の無い支持者」のほうが良いような・・冷静にならなければ見失うものが大きいから。
まったくです。
この衆院選、民主党が大勝する公算高そうですが、失敗しても「夢」から醒める公算は低いです(苦笑)。これも過去の実績から。
やはり地道な行動あるのみですね。
かなり以前にTB頂いていたにもかかわらず、まったく気づかず(そもそもTBとはなんであるか知りませんでした)最近、ひょんなことから頂いていることに気づきました(大汗)
本当に申し訳ありませんでした。
また、スレ違いもお許し下さいませ。
今日の新聞記事紹介
『「民主大勝なら保守的に」米議会調査局が分析』(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/world/20090819-OYT1T00383.htm
分析内容は
「民主党が大勝すれば今より保守的な外交・安保政策をとるだろう」(←随分、左派の民主党支持者に厳しい見方ですな)
「辛勝した場合には、社民党の意向を尊重したリベラルな内閣ができるだろう」
「いずれにせよ、民主党政権は当面、(社民党と)意見の違いが大きい外交・防衛問題よりも、経済と政治改革に焦点を当てるだろう」
「なお、民主党内に外交・安保政策の一体性がないこと(←党内の右派と左派の言っていることが大きく違う)から、米側は民主党の対応を注視する必要がある」
(左派の?)政権交代真理教は「アメリカが民主党大勝を阻止しようとしている」「読売の誤報に違いない」と言い出しかねませんが。
(他紙(朝日、毎日など)の続報も出るといいんですが)
トラックバック(TB)ついてはブログ主さんによって色んな運用があるようですね。もらったTBにはもれなく元記事のTB返される方とか、別エントリーを立ててTB返される方とか、共感できるTBには返すけど、じゃない場合は返さないとか。
見る側にとっては関連するエントリーを色々知る事ができる、たいへんありがたい機能ですね。
読売は「アメリカはこんな心配をしている。民主党でいいのか?」とでも言いたいのかな。
「米側は民主党の対応を注視する必要がある」とのことですが、心配には及ばないと思いますけどね。「現実路線」とはそういうことかと思いますので。左派の中には民主党の「一人勝ち」を心配する向きもあるようですが、「一人勝ち」したら困るような政党を支持する感覚の方が私は心配です。