http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009082402000227.html
当地では小選挙区「特徴のない自民」「靖国派の民主」「ミサイル好きの諸派」という冗談のような選択肢・・・とは昨日のコメントでも述べたとこだが、「悩む」というより選択肢を奪われたという点で「憤り」の方が大きい。
共産票が民主後押し 空白の148選挙区(東京新聞2009/8/26)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009082601000178.html
こんな世論調査結果もあるようだが、基本、いずれが政権とろうと財界主導の政治から脱却できない限り生活の改善は望み薄であるし、「自公政権続投による弊害」も「民主党政権による弊害」もほぼニアイコールと思っている私にとっては政党選択の意味は何もない。ヘタすると「民主党政権による弊害」は「大化け」する可能性すらある。悪い意味で。
したがって「ミサイル好きの諸派」は問題外としても、「特徴のない自民」「靖国派の民主」のどちらかについては許容できる範囲でよりマシな候補者を選ばざるを得ない。まことに不本意だけれども。そういう意味では「供託金没収による資金負担」という点は理解しつつも選挙区を絞り込んだ共産党の方針は残念だ。
それにしても「自民」と「民主」の選択とはね・・・いずれも許容できない「タコ」ならば「小選挙区:日本共産党」と書くしかないだろね。
人は当選の可能性の少ない候補者への投票を「死票」といい「戦略的投票を!」と言う。私にとってみればこれこそが紛れもない「死票」である。「戦略的投票」とやらの行き着く先は結果こんな有様だ。
>社民・国民新の吸収合併による保守二大政党制の強化が待っているし、比例定数削減もありうる。
私もそう思います。
自公打倒のために選挙協力あるいは連立、それもありうる選択でしょう。ただしでき得る妥協の範囲においては。政権与党に加わることによってこそ自党の政策実現が可能という「幻想」は、自党の主張を頑なに曲げないことを「硬直的」といい「何も実現できない」との揶揄を生みます。しかしそれが「幻想」だったことは自社連立で経験済みのことであり、以後、党は瓦解しまさに消えようかという有様。結局のところ何も学んでいません。
これは多くの左派政治ギャラリーの方々も同様です。
>社民党、国民新党、新党日本、共産党の比例の議席が減少する可能性が伝えられている。
しかもその場合でも、現状通り、共産の議席が一番多いとする予想が多いようですからね。
何のための選挙協力なんだか。
PPFVさん
>政権与党に加わることによってこそ自党の政策実現が可能という「幻想」
被爆者援護法の制定など、一定の評価が出来る物もあるとは思うのですが、やはりマイナスがプラスを大きく上回っているという感じですかね。
なお、共産党も地方では政権を担っているところ(狛江市など)もあるので、非現実的云々はいかがな物かと思います。
また、共産の「ムネオハウス追及」「教基法やらせPT追及」「JC靖国ビデオ追及」「自衛隊の市民団体スパイ疑惑暴露」など(他にもあるでしょうが)を見れば、与党でなくても、出来ることはあると思います。
(現在、議論されるようになっている「派遣の規制問題」「後期高齢者問題」も赤旗によれば、最初に国会で問題点を指摘したのは共産らしいですし)
「死票論」「政権交代のための票集中論」…色々語られていますね。選挙情勢見ていると「比較的大きい所」は「比較的小所帯」の所にきちんと気を使っているでしょうか疑問です。
私の環境で今色々語ると影響もあるので、あと1週間ほどしたら「〜に入れない奴は××だ」とか言う連中に対しては、ぎっちりモノ言う予定でいます。
管理人さんと同じく自民も民主も改憲タコ候補者。2票とも日本共産党と書くつもり(^^
>自党の主張を頑なに曲げないこと
うむ。私の選択肢は9条を曲げない政党だよ。
紛れもない超護憲政党は共産党だと思ってる。
東京新聞さ〜ん。
こ〜んな一般支持者も居るんですよ。
>が開いた集会。社民の福島瑞穂党首が誓い
>の言葉を読み上げたが、ほかに出席した
>国会議員は民主の那谷屋正義参院議員だけ。
「平和フォーラム」って社民党の別働隊ですよねぇ。
ところで、新社会党の別働隊の9条ネットは解散したのかな。
>仮に民主党政権になっても、社民など護憲
>を掲げる政党が重要なポジションにつき、
>政権の中の改憲派に歯止めを掛けていく
>のが現実的だと思う。
妄想、妄想。社民に歯止めかけられる力なんか、ないってば。民主から見たら、ハシモトは「お客様」で、社民は「下請け」みたいなもの、待遇が全然違うんだからして。何が「現実的」なんだか。
今日、期日前投票で『死票』を投じてきました。野党が過半数取れるかどうかという状況なら民主に入れても良かったのですが、3分の2を取るかもという状況は今よりもっと怖い。それなら自民という(戦略的)選択もあったのですが、自分の信念に基づいて投票できなきて何が民主主義だと思って「咳当者無し」(漢字は間違えた)と書いて来ました。せめて社民が立候補してたら迷うことは無かったのですが。
共産党の候補者絞り込みを歓迎してる人もいるけど、そういう人って民主主義をどう思っているんでしょうね。「該当者無し」と書かざるをえないような状況を作ることを歓迎してる人って、本当にリベラルなのかな。
議席数だけをもってその政党の存在価値を決めつめてしまうと見誤りますね。共産党が果たしている役割は地方議会に限らず計り知れないものがあると思います。今やこのような状況を受けて各党は共産党の政策の後追いをせざるを得なくなっているものも少なくありません。
伊東勉さん、コメントありがとうございます。
国民のための政治が行われなければ、私に言わせればそれこそ「死票」なわけですが、結局「死票」を投じ続けているという。エントリー期待しております。
木綿さん、コメントありがとうございます。
そちらもそうですか〜、ご愁傷様です。
いくら「自民」がいやでも「靖国派の民主」ではね〜。いくら「靖国派の民主」がいやでも「自民」ではね〜。私も同様の選択せざるを得ないようです。
latter_autumnさん、コメントありがとうございます。
社民の歯止め論についてはすでに失敗前例があるわけで、というかより状況を悪化させたという側面すらあるし、にもかかわらず同じ事を繰り返す社民党って一体何なんでしょうね。ハシモト氏の時の待遇とはたしかに雲泥の差がありますね・・。
contackさん、コメントありがとうございます。
どうもお久しぶりです。
>「該当者無し」と書かざるをえないような状況を作ることを歓迎してる人って、本当にリベラルなのかな。
まったくその通りです。「勝てる見込みもないのに何で立候補するんだ?」という揶揄は、私の小学校の頃の疑問でもあったのですが、その意味を理解するのにそんなに時間はかかりませんでした。それが民主主義の基本だと思ってきましたが、どうやらそれが常識ではない方々が意外と多いようです。
次回からは共産党も方針転換してくれることを望みます。