http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-08-27/2009082701_02_1.html
韓国政府は25日、大企業と富裕層に増税し、低所得層への減税措置を拡大する税制改正案を発表しました。経済危機で悪化している庶民生活の安定と国家財政健全化が狙い。9月中に関連改正法案を国会に提出します。
これかなり重要なニュースだと思う。本質的な政策転換である。少なくとも世界はそんな転換あるいはその議論をせざるを得ない段階に来ているんだと思うけども、この日本では頑なに法人税増税(正確には法人税優遇廃止、消費税を導入当初の目的のために使うというだけのことだ)を語ろうとはせず、あくまで消費税増税にこだわる姿勢は相変わらずだ。自公はもちろんのこと、民主党も消費税増税を先送りというだけで基本その姿勢は変わらない。ネット言論見ても共産党系ブロガー以外でそのことに積極的に言及するのは私の知る限り数えるほどしかおられない。
そこに手をつけない限り根本的な生活者重視の政策などありえないし、したがって民主党がいう「生活者重視」も眉に唾して聞かざるを得ない。企業について言えば、おのれの社会的責任を放棄しておきながら国際競争力を語るなどほんと笑っちゃうのである。
しんぶん赤旗より関連記事をいくつか拾っておく。
主張/財源論議/軍事費と財界を聖域にするな(しんぶん赤旗2009/8/9)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-08-09/2009080902_01_1.html
主張/「国際競争力」論/破綻した口実にまだすがる(しんぶん赤旗2009/8/16)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-08-16/2009081602_01_1.html
データでみる総選挙の争点(1)
大企業応援から家計応援へ
大企業に応分の負担/社会保障は国の責務(しんぶん赤旗2009/8/19)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-08-19/2009081907_01_1.html
大企業は応分負担を/根拠ない「海外に逃げる」(しんぶん赤旗2009/8/22)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-08-22/2009082204_02_1.html
いよいよ、投票日も目前ですね!
しかし、ここまで極端になだれ込む事状況はある意味、恐ろしく感じます(怖)
嫌韓がある種の方々のお約束のような風潮のなかで、民度はある意味日本より高いのではと思います。
熱い人が多いのかもしれませんが、米国産牛肉の輸入問題でも民衆の抗議運動が、国の経済に影響を与える程の高まりでした。
事の是非は別として、納得いかない事には声を上げるという点で羊(羊さん、ごめんなさい)のような日本人は為政者にとって、都合のいい国民でしょうね(苦笑)
やっぱり、「共産党系ブロガー以外」の一部ということで、とりあえずは「なんとかモンジロー系」という分類にでもしといたらいいのかな。
そうですね。中身がはっきりしないまま掛け声が先行するという、まさに「郵政選挙」の二の舞ですねぇ。本日のエントリーでそう警鐘を鳴らすブログ記事を紹介させていただきましたが、期待に沿う政治が行われる可能性は限りなく低いと思っています。
latter_autumnさん、コメントありがとうございます。
おお、誰のことかと思ったら・・・・。全然見てなかったので知りませんでした。そんなことを言っておられるのですね・・・(汗)
どう考えても共産党系ブロガーにはカテゴライズできかねます。「緑旗系」とか。