主権者との契約違反を示す菅首相の深刻なぶれ (植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/116.html
非は民主党にあらず。すべては「菅くん」のせいになってる模様です。総じて「阿修羅」の中も救世主「オザワ」復活の祈りに溢れてる感じで、まさにOZAWA命。ばかばかしい限りです。
マニフェスト選挙について以下のような力説ですが・・・
マニフェスト選挙で主権者国民は、マニフェストに掲げられた政権公約を政党と主権者国民との間の約束=契約とみなして投票に臨む。主権者国民はマニフェストに基づいて政権選択を行うことによって、望ましい政策運営を確実に確保することができるようになる。
主権者は国民である。政治は主権者の意思に基づいて運営されなければならない。国政選挙に際して主権者国民がマニフェストに基づいて投票を行い、主権者国民の選択のよって政権を担う政党がマニフェストに掲げた施策を確実に実行する。
こうしたプロセスを通じて、主権者国民の意思が現実の政治に反映されることになる。これがマニフェスト選挙の持つ意義である。
このプロセスが十分に意義を発揮するには、いくつかの条件が不可欠である。
以下、云々・・・
ひとつひとつまったくその通りです。ただ小難しいけどあたりまえといえばあたりまえのことですね。
しかし、そんな小難しい話より以前に私たちが吟味しなければいけないのは、「ほんまにそんなマニフェスト実行する気があんのか」であって「『国民の生活が第一』のスローガンはほんまなのか」ですよね。それは過去の実績や態度を見ればおのずと想像がつくものですし、ふつう過去の態度が180度転換することなどは良くも悪くもほぼあり得ません。
結局、この植草氏が怒るご指摘は残念ながら民主党の既定路線と考えるが自然ではないでしょうかね。
なのに・・・
主権者国民は民主党を二つに分けて、支持・不支持を決めなければならない。参院選では主権者国民に不誠実な民主党新派に厳しい主権者国民の声を届けなければならない。
ということですから。
植草氏は文中で
公約違反を繰り返す政党は「詐欺政党」として、主権者国民からやがて相手にされなくなる。
こう述べますが、当の植草氏自身はそうではないようです。
「党のトップは間違っているが、党は正しい」というのは面白い論理ですね。
「真理教徒」の方々の思考は、見物対象としては笑えます。
過去の言動をちょっとでも検証していれば、今回の消費税増税の主張などは、
「予測通りの行動」としか言いようがないのですが・・・。
民主党マニフェストの大盤振る舞いにはまったく他人事ながら一体どないするんやろと心配してましたが、心配するまでもなくいともあっさりと(苦笑)
ある意味あっぱれです。