佐高信・福島みずほ 著
日本国憲法は世界に誇るべき財産である。
湾岸戦争の時、日本に対して、日本人はカネは出すけれども血は流さないという非難が昂まった。その時、高知のある高校生が、好きだったアメリカのコラムニスト、ボブ・グリーンに手紙を書く。もちろん、英語でである。日本には憲法九条があるから軍隊を出さないのだ、と。それを読んだグリーンがそのことをコラムに書き、全米で配信された。
それを読んだアメリカ人たちから、その高校生のところに多くの手紙が寄せられたという。そこには、異口同音に、「知らなかった」「アメリカにも九条がほしい」といった言葉が並んでいた。何ものにもまして、この九条をこそ世界に“輸出”すべきなのではないか。
現実と憲法の間に乖離があるのは、平和の問題だけでなく、基本的人権の問題でもそうです。法の下の平等ひとつとっても実現をしていません。
しかし、だからこそ憲法を努力目標や獲得目標として、現実をダイナミックに変えていくことが必要です。「不断の努力」が憲法によってもしっかり要請されています。
憲法は、一体私たちがどういう社会を作るべきかということについて、語り、希望を語っています。
確かに「政権与党を〈まだマシ党〉に変えること」も重要なのだけれども、やはり護憲は譲れない。悩ましいところではある。変えたつもりが一皮向いたら「同じ顔」ということもありうるのだからね。
シャミン党は護憲。確かに・・
しかしトミイチさんがソーリ大臣になった時どうだったかなぁ。
シャミン党はあの頃(認めちゃった)から求心力を失ったのではなかったでしょうか。
憲法9条の認識については共同歩調とれますがねぇ(笑い)
む〜ん。寝不足の日は続くのです。
あと二日。
>憲法は、一体私たちがどういう社会を作るべきかということについて、語り、希望を語っています。
確かにそう思う。現実と憲法の間に乖離があってそれを埋めるべく「不断の努力」が憲法によって要請されている・・・なんてそうそうと思います。
だって会社の経営理念だってそうでしょう。
ひとつ!お客様に心より感謝しどーたらこーたら・・。
なって言っても、たまには客からの電話切ったあとで「ふざけやがって〜」なんて言ってしまったりして。
だからって経営理念に「たまにはお客様に文句言うけど・・・」なんて入れるか?ほんまに。
あ、このネタ、コメントにしとくにはもったいないかな。