2004年10月25日

新刊情報:高橋哲哉著「教育と国家」

講談社現代新書より新刊

「教育と国家」高橋哲哉著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061497421/qid=1098632699/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-2554696-8809803
教育と国家

講談社現代新書、装丁が変わっていたんですね。本日書店で見つけて買ってきました。
戦後教育悪玉論に対する反論等々興味深い内容です。

出版社/著者からの内容紹介
「愛国心」教育のウソを衝く!
戦後教育悪玉論
教育基本法を改正すれば教育がよくなると言う論者は、学校教育の意味をまったく問い直さず、かつてうまく機能していた(と彼らが思っている)学校制度をそのまま復活させれば子どもがよくなる、と思いこんでいる。しかし、今日ではむしろ近代の学校制度そのものが新たな社会環境、メディア環境によって問い直されているのです。そこにかつてなかった学校現場の現象も生じてきているのですから、教育基本法は学校教育制度を自明の前提としているという面では問い直されるべきですが、それは現在の改正論とはまったくレベルの違う問題なのです。<本文より>
posted by PPFV at 00:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 不定期日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
PPFVさん今日は。

戦後教育勅語を廃止して、教育基本法を制定した
ことは日本の教育にとってのみならず、世界の教
育にとっても素晴らしいことであったと思います。

教育基本法の理念と諸規程は今なお北極星のよう
に輝いております。

問題は歴代の政府・与党がこの法律の執行をサボ
リ、実質的には教育勅語の復活を目指すような教
育行政を執行して来たことにあります。

言ってみれば、彼らが教育を悪くして、その責任
を教育基本法に押し付け、この素晴らしい法律を
実質的には戦前の教育勅語のようなものに引き戻
し、国家主義教育の再現を期しているところにあ
ると思います。

主権者である国民一人一人がこの事を認識し、可
愛い子ども、孫、次世代を担う子供達のためにも、
木鐸を打ち鳴らし、教育基本法の改悪を止めさせ
たいものです。
 
Posted by tai532sho6 at 2004年10月25日 11:26
tai532sho6さん、力強いコメントまことにありがとうございます。

一言一句、納得させられました。重い言葉だと思います。
またお時間があられるときに「一滴の水」さんでの新たなエントリーを期待しています。
Posted by PPFV at 2004年10月25日 22:00
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック