http://www.people.ne.jp/2005/05/12/jp20050512_49972.html
関連して注目すべき記事色々
中日関係専門家高洪氏、中日関係について(北京放送2005/4/30)
http://jp.chinabroadcast.cn/1/2005/04/30/1@39678.htm
靖国参拝“適切に判断”衆院委 小泉首相が答弁(しんぶん赤旗2005/5/17)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-05-17/02_04_0.html
中国、韓国に喧嘩を売った小泉首相(天木直人メディアを創る2005/5/17)
http://amaki.cc/bn/Fx.exe?Parm=ns0040!NSColumnT&Init=CALL&SYSKEY=0064
たまたま私はテレビでこの発言を聞いていた。16日の衆議院予算委員会で、小泉首相は「靖国参拝を、他国は干渉するな」と言い切った。これには驚いた。反日感情が高まった中心的な問題である。A級戦犯である東条英機の合祀さえも、死んでしまえば済んだことだと、自分は問題ないと思うと繰り返した。
質問する野党議員も情けない。ここまで言われて反論一つ出来ないのである。他国が干渉する問題ではないだって。中国や韓国はただの「他国」ではない。日本軍に侵略され、国民の多くが恨みを持ち続けている当事国なのだ。それを「他国」の一言で片付ける乱暴な言葉に、野党議員は返す言葉一つ発しなかったのである。本気で追及する気があったのか。そんな態度だから小泉首相がますます増長するのである。
この国会答弁を聞いて、もし中国、韓国政府が外交問題にしないのであれば、これはもう完全に小泉首相の勝ちである。首脳会談であれほど「A級戦犯が合祀されている靖国参拝だけは止めてくれ」と頼んでいるのに、「干渉される筋合いはない」と頭から否定されたのである。この報道を知って中国、韓国の若者が騒がなかったら、結局あの反日行動は何だったのかということになる。
小泉首相の強引な開き直りを日本人の誰もとめることはできずに今日まで来た。中国や韓国さえも止める事ができないのだろうか。私はこの靖国問題の今後の推移を最大の関心を持って見守るつもりである。
阿修羅政治板より
戦前の修身教科書が教える「靖国神社」(戦前の初等科修身教科書 四)
http://www.asyura2.com/0502/senkyo9/msg/603.html
三 靖国神社
東京の九段坂の上に、大きな青銅の鳥居が、高く立っています。その奥に、りっぱな社(やしろ)が見えます。それが靖国神社です。
靖国神社には、君のため国のためにつくしてなくなった、たくさんの忠義な人びとが、おまつりしてあります。
毎年春四月三〇日と、秋一〇月二三日には例大祭があって、勅使が立ちます。
また、忠義をつくしてなくなった人々を、あらたにおまつりする時には、臨時大祭がおこなはれます。その時には、天皇陛下が行幸になり、皇后陛下が行啓になります。
おまつりの日には、陸海軍人はいふまでもなく、参拝者が引きもきらず、あの廣いけいだいが、すきまのないまでになります。
君のため国のためにつくしてなくなった人々が、かうして神社にまつられ、そのおまつりがおこなはれるのは、天皇陛下のおぼしめしによるものであります。
私たちの郷土にも、護国神社があって、戦死した人々がまつられています。
私たちは、天皇陛下の御恵みのほどをありがたく思うふともに、ここにまつられてゐる人々の忠義にならって君のため国のためにつくさなければなりません。
【戦前の初等科修身教科書 四 】より
小泉の靖国参拝問題は単なる永久戦犯の合祀問題だけではないですね。靖国神社は戦前の徴兵制度の機関だったわけです。そして小泉が必死に靖国参拝をしているのは戦前の侵略戦争時の約束を守ろうとしているということですね。小泉政権は大日本帝国の系譜を継承しようとしているわけですね。