アシスト社のメールでもお知らせがあった、この講演にはぜひとも行きたいと思っていたのですが時間がとれず叶いませんでした。
No.716 新春の集い ビル・トッテンの講演
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/totten/column/1181220_629.html
その際の質疑応答の中に興味深い一節がありました。
No.717 「新春の集い」でいただいたご質問とトッテンの回答(1)
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/totten/column/1181269_629.html
「新春の集い」でいただいたご質問とトッテンの回答(1)
<Q1-1>いつも日本の問題を指摘していただき感謝しております。どうすればトッテンさんがいわれるような解決策を日本政府に導入させられることができるのか(税制について、地価税の導入、民間銀行ではなく政府が貨幣を印刷するなど)知りたいと思います。どのようにお考えですか。投票は確かに一つの方法ではありますが、トッテンさんの言われるような主張をしている政党はありません。
<Q1-2>日本の課題を解決するためには何が必要でしょうか?
トッテン:たしかに私が述べたような解決策(地価税をとる、民間銀行にお金を作らせない)のような具体的なことを政策として掲げている党はないかもしれません。これらが導入されることは、既得権益を得ている人々がそれを失うことにつながるために日本や世界で一般的な主流とされている経済理論の中でもほとんど無視されている考え方だからです。しかし、誰がこれらの新しい政策に反対しているか我々は知っています。そして一部の人だけが得をするような政策を、誰がとっているのかも知っています。それは与党自民党政府です。ですから国民がすべきこととして、私個人の考えを申し上げるならば、一つの解決策は日本共産党や社会民主党を強力な野党の地位に上げることです。私の知る範囲の中で自民党と正反対の政策を掲げている野党はこの二政党です。この野党を強くして与党に圧力をかけられるくらいの力を持たせることが第一歩だと思います。保守派の方々は現政権とかけ離れたこれらの政党を支持することは好まれないかもしれません。むしろ嫌っているかもしれません。しかし、まずは日本社会の格差を広げ、一部の既得権益者のみが潤うような政策をとっている現与党政党を負けさせることしか、一歩は進まないと私は思います。
身近な例でいうと、顧客対応の悪いお店や会社にそのやり方を改めさせようとしてもそれはとても難しいか、まず不可能だと思います。あなたにできることはそういう相手とは取引をしない、そういう店を利用しない、ということしかありません。多くの国民がそれに気づいて、たとえ好きでなくても共産党や社民党に投票するようになれば、現与党を落選させるか、または改心させるかのどちらかしかないと私は思っています。
まさにその通りだと思いますね。気持ちいいくらい明解です。『たとえ好きでなくても』(笑)現状を変える第一歩を踏み出す具体的提言だと思います。評論家でさえこうもはっきりとは言わないような気がしますが、驚くことに彼は経営者です。
4/27 15:30〜
福岡SRPセンタービル2階
SRPホール
参加無料
申込みはURLへ
遅レス失礼しました。
ご紹介まことにありがとうございました。
アシスト社のDMでも最近ビルトッテン氏の言論(さわり部分ですが)が紹介されていますね。
商売に影響ないものかむしろ心配したりもします。