http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2010112202000020.html
小沢氏について、私は決して支持するものではないが、以下の指摘についてはまったく同感である。安易な期待による政権交代ゆえ、その実態があらわになった時には想像以上のリスクを伴う。政権交代リバウンドとでもいおうか。
「一兵卒」になって民主党政権の欠陥がよく見えるのか、元代表の小沢一郎氏が的確なコメントをしていました。自分の「政治とカネ」の話は別として。
今月はじめ、ネット番組に出演しての発言です。大事なところを一部分、つまみ食いします。
「(民主党政権が)失敗したらごちゃごちゃになる。民主党が駄目になっても自民党に(政権を)返そうとは国民は思っていない。(総選挙で)民主も自民も過半数を取れない。グチャグチャになって、極右極左が出てくる」
政権交代を待ちわびていた人々の深い失望が、どうしようもない政党不信、政治不信に発展しかねない。放置すれば政党政治は凋落(ちょうらく)して極端な言動がまかり通る世になる−と警告したのです。
一番多いのは「特にいない」33%だそうですが日本人って本当にデタラメだな。つい最近まで小沢氏を批判していたのは何だったのか?
極右極左が出てくる?
極右議員なら自民と民主の中にもいるけど(そもそも小沢自身が相当に右寄りだし、小沢なんかに期待する「左派」の気が知れない)。
外でも増殖するのかなぁ。たちあがれ日本とか幸福実現党とかは泡沫の域を出ないと思うけど。
ていうか極左って何よ?
次の衆院選は・・・。
自民党、民主党、公明党、みんなの党の綱引きにしかならないのでは。
権力闘争という意味ではドロドロかもしれないけれど。
所詮保守同士という意味ではグチャグチャとは言えないと思います。政策的には調和してるはず。
おっしゃる通り「極左」は論外としても、注目したのは後半部分です。
自民返り咲きにしても、各党綱引きになるにしても、所詮保守同志というのはまったくその通りなのですが、はたして「政権交代前」と比べてそのように変質するんだろうかという危惧です。あるいは第2第3の橋下、河村、東国原の出現や、みんなの党の台頭を危惧します。
さらには「国民の生活が第一」など絵空事、「沖縄の現状を変える」なんてできっこないという誤った印象を国民にしっかり植え付け、結局は左派のいうことなど絵空事というあらたな神話を作ったという点でも、ヘタに左派もどきだったこの政権交代劇は非常に罪深いものだと思っています。
政権交代真理教の教祖はどうやら小沢氏だったようです。いまだ施設(ネット)に立てこもっている模様です。