[CML 010724] 菅直人首相の脱原発発言を評価します
http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-July/010593.html
菅直人首相の7.13記者会見「脱原発発言」
を高く評価する必要があります。
私たちは首相発言に安堵することなく、その実現を迫っていくことです。
これからは被曝者が次々と発症していくでしょう。
民主党の「直ちに健康に影響しません」と発言した枝野官房長官らも
速やかに反省しない限り、東電の幹部、中曽根元首相らと
同様原発犯罪者となります。
原発と核兵器の廃絶は人類社会にとって緊急な課題です。
ヒロシマ・ナガサキ・フクシマを体験した日本は国民の為、
世界の人々の為になす役割は非常に大きいです。
菅首相の「脱原発宣言」を評価すべきとは、方向性においても信憑性においてもどうかと思うのですが、それよりも気になるのは『これからは被爆者が次々と発症していくでしょう』と言ってしまう感性です。「人類社会」や「世界の人々」の心配はすれど、その言葉が被災地の人たちににどのように受け取られるかを心配することはないようですから、当然「人類社会」や「世界の人々」への心配も信憑性怪しいものですよね。もっとも「福島」をヒロシマ・ナガサキとともにすでに体験済みのこととして語ってしまうところに、何を最優先に考えているのか垣間見れるような気もするのですが。
人によってはそんな意識もなく、正しいと思う「脱原発」を熱く語るうちに、これと類似したようなことを語っていないでしょうかね。どうか一度立ち止まって考えてほしいと願うばかりです。
一時の勢いに乗ったままでは、本当に一過性のブームで終わってしまうと思います。
脱原発信者連中的には「被曝者が次々と発症してくれないと都合が悪い」。予言外れたら困る。
CMLクオリティも阿修羅並ですな。
落ち着きなさいよ!って。
管理人さんの言われるように、放射線恐怖のあまりに人を傷つけていることに気づかない人多いと思う。
長崎、広島で被爆者差別に苦しんだ人のこと考えてほしいな。
言いすぎまもしれないけど、福島を見せしめにしてるようにも感じる。
左派リベラルと思われる方でこの脱原発世論に疑問を感じられている方は私の知る限り(一部の方を除いて)ほとんどおられないようです。危険性を訴えたい気持ちが強すぎるのか、もはや差別的と思われる言葉さえ平気で使っている様子に正直落胆を隠せません。
原発問題に関してはむしろ「産経」「読売」がまともに思えてしまうこともしばしばで、何ともはやといった気分です。
latter_autumnさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよね。
そんな投稿に「それはマズいでしょ」とか、諌める人さえいないのですから。左派リベラル?というものの言説にはかなり懐疑的に見つめざるを得ません。
木綿さん、コメントありがとうございます。
>長崎、広島で被爆者差別に苦しんだ人のこと考えてほしいな。
私の叔父は三菱長崎造船所で被爆しています。死の影におびえもしたが、むしろ差別に苦労したという話も聞いたことがあります。80歳で亡くなりました。
でも、私たち東北の人間が原発反対を叫んだとき(90年代当初、フランスの核廃棄物を青森に持ってきた時も含めて)、多くの人々はその声を無視したわけで…
脱原発派には、「何をいまさら」とか、「本当に脱原発を主張するなら、もっと東北の独自性を認めた上でやれよ」と思ったりします。
はぬるさんは、東北の方だったんですね。
私の自宅も原発からおよそ50km圏内のところにありますが、この脱原発論に対する違和感は何というんでしょうかね。
今まさに盛り上がっている「脱原発論」ですが、被災地福島のことなど、どれほど頭にあるのか甚だ怪しく、もはやヒステックとさえ思います。そういった主張には共感もできませんし、従来から地道に行われてきた脱原発運動の信頼性をも失う結果にならないかと心配もしています。