http://www.jiji.com/jc/zc?k=201108/2011081200507&g=pol
時事通信が5〜8日に実施した世論調査によると、菅直人首相が訴えた「脱原発依存」社会を目指す考えについて「納得できない」が47.7%で、「納得できる」の40.2%を上回った。
「脱原発依存」に納得できない理由(複数回答)は、「電力供給に不安が残る」が48.7%で最も多く、以下「再生可能エネルギーは未知の部分が多い」33.7%、「首相の個人的見解だから」33.4%、「経済に悪影響」31.2%の順だった。
脱原発はそれこそもう国民の総意であるかのような発言には少々うんざりしていましたが、脱原発に対する国民の意識はかなり冷静なようです。孫氏の再生エネルギー花火の打ち上げや、マスコミの反原発潮流(それも世論の大勢と見誤って擦り寄った結果なのでしょうが)にも関わらずこの結果ですから、事態が落ち着くにつれ世論がさらにどのように変化するかはおよそ予想がつこうというものです。
今、原発について声を上げるべきは安全性を高めるための具体的施策を強く求めていくことではないでしょうかね。
彼に期待をかけるだけで他は取り合わない人々には、少しは現実的な面にも目を向けてほしいものです。
菅氏への信頼感もさることながら、「脱原発依存」への信頼感も時間ともに揺らいできているようです。政権交代の時の誤りはどうか避けてほしいものです。
左派の庭で遊んでいるとどうもそのあたりが見えにくくなるようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110815-00000077-jij-soci
http://kwout.com/quote/bcr76t94
同じ時事通信社世論調査ながら、こちらには「菅首相の」という枕詞は付いていない。
http://www.jnfl.co.jp/business-cycle/2_maisetsu/maisetsu_03/maisetsu_03_01.html
http://www.jnfl.co.jp/business-cycle/4_haikibutsu/haikibutsu_03/_03_01.html
http://www.numo.or.jp/q_and_a/03/03.html
昔と今がどう変わってるかどれくらい進歩しているのか、ちょっと調べたら判ると思うんですけど、調べないみたいですねぇ。
ネットという文明の利器も、猫に小判というのか、豚に真珠というのか。
高レベル放射性廃棄物の処分計画は、特にスウェーデンやフィンランドで進んでいるし。
http://www.skb.se/Templates/Standard____24109.aspx
http://www.posiva.fi/en/final_disposal
アメリカの連邦政府説明責任局が連邦議会に提出した報告書には、こんな文言があるし。
(本文の最初のページの下の方。)
social and political opposition to a permanent repository, not technical issues, is the key obstacle
http://www.gao.gov/new.items/d11229.pdf
現実に目を瞑っているのは、そういう時代錯誤なことを言ってる人。
一月程前の世論調査ですから、むしろ世論の推移を表しているともいえますね。ご指摘のように菅総理に起因する状況もあるでしょうが「電力不足への懸念」だとか「自然エネルギーへの不信」といったところはそれとは関係なく冷静な反応じゃないでしょうかね。
そうですよね。2番目のコメントは考えさせるところがあります。
反対運動がむしろ原発の安全性を損なっているという側面もある。