http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20061026.html#no_2
放送内容について政府が命令することは、言論・報道の自由を根本から侵すものであり、絶対に承服できない。総務相は直ちにこの方針を撤回すべきである。
命令が出されると、放送内容への国家権力の介入を許すことになり、政府の都合のいいようにコントロールされる危険性がある。
報道の自由のない国がどうなるか、「大本営発表」で国民をあざむき、未曾有の惨禍をもたらした戦前の歴史が如実に示している。
放送命令・あまりに短絡的すぎる(琉球新報社説2006/10/28)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-18392-storytopic-11.html
日本の報道機関は戦前、戦中と政府の言論統制下に置かれ、国民に正確な情報を提供する使命を果たさなかった。
報道内容に政府が関与することは、国民にとって何の利益にもならない。
放送命令はNHKだけでなく、他の報道機関にも波及する恐れがある。塩崎恭久官房長官は「表現の自由、報道の自由を守る」としているが、「命令」と「自由」は相反するものである。
放送命令 毅然たる姿勢で対処を(東京新聞社説2006/10/28)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sha/20061028/col_____sha_____002.shtml