[AML 12526] 「赤旗」の浅野批判の誤謬について
http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-March/012090.html
「赤旗」がそんな脇の甘いことするかなあと思いつつ、読んでみるとまあ誤りといえば誤りだろうと思ったし、そう書いたのだが、その後、ブログ「さるのつぶやき」さんにて的確な指摘があることをコメントで教えていただいた。AMLの中でも3度にわたって(3/18 0:00現在)新たな反論がなされている。
まず「赤旗(共産党)批判」については下記訂正版が改めてエントリーされている。
[AML 12574] 「赤旗」の浅野批判の誤謬について(訂正版)
http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-March/012138.html
それに対する反論3つ。
[AML 12607] 統計の "チラリズム" でトリック
http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-March/012171.html
[AML 12629] (続) 統計の "チラリズム" でトリック
http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-March/012193.html
[AML 12641] (続々) 統計の "チラリズム" でトリック
http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-March/012205.html
3月15日の時点で、ブログ「さるのつぶやき」さんにて的確に指摘の上、一蹴されている。
「浅野批判の誤謬」という誤謬(補充・追加)(さるのつぶやき2007/3/15)
http://saru.txt-nifty.com/blog/2007/03/post_d7d8.html
「赤旗批判」の改訂版エントリーに際し、
下記文章は共産党批判を意図するものではありません。「革新統一」のため、いま何をなすべきか、を共産党に問うものです。あるいはお願いするものです。
とのことだが、
東京都知事選挙の告示まであと10日を切りました。選挙が迫るにつれ、共産党の「浅野批判」が一段と激しくなっています。しかし、その共産党の「浅野批判」は、統計指標を意図的に混同して、あるいは歪曲してつくりあげた、いわばでっちあげた「事実」に基づく批判というべきであって、それはもう「批判」という名にも値しないしろものといわなければなりません。きわめてアンフェアなものです。これまで共産党が「反共主義者」等々に対して批判してきた同じ手法を今度は共産党自身が用いているのです。共産党には真摯に反省していただきたい、と私は思います。
共産党はその反省ができる「党」であるはずです。
この文章からはそんな姿勢は感じられない。最後の一文はまるで取って付けたかのように感じるのは私だけだろうか。