http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070424k0000e010055000c.html
経産相は「原子力政策に極めて理解のある(前)町長が敗れたのは残念だ。新町長には政策の内容を技術的にも正確にご理解いただきたい」と述べたうえで、「(町の有権者には)核のごみが持ち込まれると汚染の危険性がある、とおっしゃる方もいたようだ。そういうことはない。極めて安全な施設。安全は120%確保されている」などと安全性を強調した。
なるほど「極めて安全」との甘利氏のお墨付きである。
ここはひとつ「大局的な見地」にたって甘利氏のお膝元である神奈川には施設候補地として是非とも立候補して欲しい。
あなたたちが選んだ甘利氏が「120%安全だ」と言っている。是非。
原子力発電所も核のゴミも本音では誰も嫌なんです。自分の家の近くになんか建って欲しくないと誰だって思っている。そこをなんとか、金で釣って、札束で横っ面を叩いて貧乏なところに引き取らせてきた。そして、政府のそういう政策を横目で見ながら、私等、“核の地元”でない人間も他人事として、なるべく考えないようにすることで、卑怯な行為の共犯者になって来た。
思えばこんな、根本的に「美しくない国」では、「教育再生がどうたら」とか言ってみても、とてものこと、子供にお説教だって出来ませんわな。
「120%安全」などたわごともいい加減にして欲しいところです。であれば核燃料の消費も廃棄もその電力の大量消費地の近郊で行うのが「大局的に見て」最も効率の良い方法でしょう。
我が家も某電力会社のプルサーマル計画が推進されつつある地からさほど遠くない土地ですから、何か事があれば被害が及ぶことでしょうが、さりとて札束が落ちてくるほど近くもなく、まったくの貧乏くじです(苦笑)